テイルズオブチェイン   作:シュウ名刀醜血桜

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やっと書けた~と言うわけでテイルズオブチェインベルセリア編の始まりです。


ベルセリア編
ベルベット達との出会い… そして始まる長い旅


(何?ここ?)

 

私が、扉を潜るとそこは、薄暗い牢獄の

ような所に立っていた。

まず、私は、周囲を確認しながら、(まず出口を探さなくちゃ!)

そう考えて、出口を探して歩いていると、近くを巡回していたと思う、一人の衛兵?に見つかってしまった。

 

「!?なんだ貴様は!脱獄者か!?捕らえろ!!」

「ま、待って下さい!!私はただ出口を聞きたいんです。争う気はないんです!!」

そう言うと、その衛兵は私の話など聞かずに      

「嘘つけ!!お前もあの囚人を捕まえていた牢を開けた女の仲間だろッ!?」

そう言って衛兵?は槍で刺してきたので、私は、槍を後転で回避しながら、起き上がった直後にガンブレードを出して、槍を弾いて、体制が崩れた衛兵?の首に、ガンブレードを突きつけた。

 

「ハァ、ハァ、もう降参して下さい!」

「何だ!?殺さないのか?」

「だから言ったじゃないですか?私はただ出口の場所を聞きたいんです。」

そう言うと衛兵?は笑いながら

「出口を教えた所で出られねぇよ!!」

「な、何故ですか!?」

「ここは監獄島タイタニアってなミッドガンド聖導王国の領内に存在する、四方を全てが海と断崖絶壁で囲まれてる、全体が監獄になってる島なんだよ!だから、船でも手に入れないと出れねぇんだよ!!」

 

所々、聞いたことも無い、場所や地名が出てきて、私は改めてこの場所が私の死ぬ前までいた、世界ではないことが分かった。

(よしこの衛兵見たいな人に色々な事を質問したりしてこれからどうするか決めよう。)

 

そう考えている私は、考える事に夢中で、衛兵?が体制を整えて、持ち直した槍を構えて、私に振り下ろされるのに反応できなかった。

「死ねェェ!!」

「!?」

 

 

ドシャ!!

という音がした瞬間、衛兵?の後ろからナイフ?のような小型の剣で背中を貫かれていた。

 

「ギャアァァ!!!」

「い、一体何が起きたの?」

状況を理解できないでいると、倒れた衛兵?の方に何人かの人達がいた。

その内の髪が膝で髪を三つ編みにしている服がボロボロで露出度が高い女性が話しかけてきた。

「大丈夫?」

「だ、大丈夫です。ありがとうございます!あ、あの~貴方のお名前は伺って良いですか?」

何故かこの人が怖く感じた私は見た感じ年が近そうな彼女に敬語を使ってしまった。

すると彼女は、顎に片手を当てて考え始めてしまった。

「あ、あの……どうかしたんですか?」

 

そう聞くと同じく、後ろにいた魔女?っぽい帽子と服装をした女性と、背中に太刀を背負った服装から見ていかにも武士と思うような人達に近寄られて、

話しかけられた。

 

「何気にすることはなかろうてそれより、儂はお主に興味が湧いてきたぞ~♪」

「応!お前のさっき持ってた剣見たことも聞いたこともないなちょっと持たしてくれないか?」

 

そう言われたので仕方なくガンブレードを出して剣士の方に見せた。

するとマジマジと見ながら

 

「俺の知らない剣だ。なあ!今度俺と斬り合ってくれよ!!」

「何でですか!?戦う理由がないでしょ!!」

そう言うと剣士は、首をかしげながら

「剣士なら剣を持つ人間と戦ってみたいだろ?」

そんな返答に呆れながら

「分かりましたよ!!今度やりましょう。」

「応!約束だ!」

そんなやり取りをしてると、魔女?から

「そういえば、お主、名前はなんて言うんじゃ?」

「ああ私は、きr(し、しまった!名前考えてなかった。)」

そこまで言った私は気づいてしまった。そう私はこの世界での名前は考えていたかったのだ。

(ど、どうする!?どうする!?流石に生前の名前はまずいし!!うーん何にしよう。)

 

そう思い、名前を考えていると頭の中に何故かラナという名前が浮かんできた。

(ライナも違うしうーん~そうだ!ラナ!

ラナなら怪しまれない!)

「私はラナです。宜しく。」

そう言いながら頭を下げて私は

(あ、怪しまれてないよね。)

と考えていたが二人からは

「儂こそは八紘四海を股にかけ、ドラゴンも笑う大魔法使いマギルゥと言うんじゃ

まあ本名は長いから略称で呼んどくれ♪」

と魔女?もといマギルゥが名乗ると剣士の方が

「応!じゃあ次は俺だな!俺はロクロウ・ランゲツまあ、気安くロクロウって呼んでくれ!」

剣士ことロクロウにも名前を教えてもらった時に、考えていた女性が、私に対して顔を向けてこう言った。

 

 

 

「あたしはベルベット・クラウ貴方はあたし達の囮としてあたしの復讐の旅に、付いてきなさい。」

 

 

それが私と、この女性…ベルベット・クラウとの出会いだった。

 




次からは本格的に物語が始まりますので見て下さった方
初めて見て下さった方も次回も宜しくお願いします。

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