テイルズオブチェイン   作:シュウ名刀醜血桜

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相変わらずの誤字や脱字があるかもしれません


監獄塔からの脱出中編

どうにか崖から降りる方法を考えていると、シアリーズさんが口を開いて状況を説明し始めた。

 

 

 

「道が崩れてしまっている。これではロープも役には……」

 

 

 

(確かにシアリーズさんの言うとおり降りれそうには………!?)

 

 

 

そう考えているとベルベットの包帯をしている手からまるで人ではない異形の爪のようなモノが現れた。

 

 

 

「…………」

 

 

 

少しベルベットが自分の腕(?)を見た後に一歩前に踏み出した所を、シアリーズさんが驚きながら

 

 

 

「まさか……!?いくらあなたでも――」

 

 

 

無理だと言おうとしたときにベルベットが思い出すように口を開いた。

 

 

 

「あの子が落とされた祠ほどじゃない。」

 

となにかを吐き出すかのように言った。その言葉に私は、

 

 

 

(あの子?もしかしてベルベットはその子の為に何かしようとしている?)

 

 

 

そう考えているとベルベットが下に向けて飛んだ。

 

「私も一緒に行きます!!」

 

シアリーズさんにそう言うと後に続くように私も下に飛び降りた。

 

 

 

「「はぁぁっ!」」

 

 

 

私とベルベットが二人同時に叫ぶとベルベットは腕で、私はガンブレードを崖に突き刺し衝撃を殺してながら降りた。

 

私は上手く受け身を取れたのだが、ベルベットは、途中で吹き飛ばされてしまった。

 

「ベルベット?大丈夫?」

 

私は肩に怪我を負って立ち上がりにくそうなベルベットに、手を貸して、引き起こそうとするとベルベットはゆっくりと私を睨みながら立ち上がり、吐き捨てるように

 

「あんたに心配される必要はない」

 

冷徹で冷静に言われた。

 

(やっぱり私の扱いは仲間ではないんだ。)

 

そう思っていると、何時の間にか降りてきていたシアリーズさんが何時の間にか手を怪我していた私とベルベットの傷ついた肩に両手で触れると白色の光が出て強くなっていくたび痛みが引いていくのを感じていた。

 

そして完全に回復するとベルベットに話をし始め

 

た。

 

「……強いのですね。まるで;誓約;のよう」

 

 

 

(誓約?なんだそれ?)

 

そう私が思っていると、シアリーズさんが私の方を見て誓約について教えてくれた。

 

 

 

(なるほど言動に枷をかけて特別力を得ることをそういうのか……)

 

それを聞いていたベルベットがシアリーズさんに対して強めな口調で、

 

「呪いね」

 

と言うと足を動かして進み出したので私とシアリーズさんは後ろから付いていく形で追いかけた。

 

 

 

 

 

それから扉を開けて真っ直ぐ進みつづけていると、私にむかってシアリーズさんが真剣な表情で、

 

「ラナ、貴女にどうしても頼みたい事があるのですが聞いて貰えますか?」

 

 

 

「私に出来る範囲でしたら聞きますよ。」

 

 

 

そう返答するとシアリーズさんがベルベットの復讐の相手アルトリウスという男について、そして祠に落とされた弟(名前は私がアルトリウスについて考えていたから聞き逃してしまった)について色々と教えてくれた。

 

(確かに復讐したい気持ちは分かるでもその旅が終わったらどうするつもりなの……ベルベット?)

 

それを聞いた私は、思わずそう考えてしまった。

 

 

 

「それと頼み事というのは、もしも私に何かがあったらベルベットの事を気にかけて助けて貰ってよろしいでしょうか?」

 

 

 

「良いですけど…何故赤の他人の私に?」

 

そう私が言うと私を見ながら何処か懐かしそうに

 

 

 

「貴女に何処か普通の村娘だったベルベットに似ている所を感じるのです。もしかしたら今のベルベットを変える事が出来るかもしれない…私はそんな気がして仕方がないのです。…頼めますか?ベルベットの事を?」

 

そう聞かれたので私は笑顔で、

 

 

 

「分かりました!何があっても最後までベルベットの味方でいます。それに友達にもなりたいですから」

 

そう返すとシアリーズさんは笑いながら、

 

 

 

「ありがとうございます。………妹の事は任せましたよラナ。」

 

(?)「ねぇシアリーズさん今なんて「ボサッとしないで行くわよ」!?はい!」

 

最後の言葉が聞き取れなかったので聞こうとするとベルベットに声をかけられシアリーズさんと急いでベルベットの元へ向かった。

 

 

 

「このまま進むと表の港に出てしまいますが……?」

 

進んでいる方向を確認していたシアリーズさんがベルベットに聞くと私たちの方に振り向きながら

 

 

 

「侵入を察知された以上、あんたの船は見つかったと考えるべきよ。ここは裏をかいて表を抜く!」

 

 

 

そう言うと走って進み出したので、私達は黙って走って付いていく。

 

階段を降りて、扉を開けて道なりに進んでいると広間に出た。

 

 

 

「港はこの先ね。」

 

ベルベットが走りながらそう言うと

 

 

 

「そこまでだ!」

 

二人の聖隷の真ん中に、明らかに上の対魔士と思える金髪目が緑色で身なりが整っており

 

少し幼さそうな顔つきの少年?がいた。

 

その少年?の顔を見たシアリーズさんは、驚きながら、

 

「オスカー……一等対魔士が、この島に派遣されていたなんて」

「驚いた、シアリーズ。君が賊に協力していたとはまさかアルトリウス様の命なのか?」

 

そう少年?ことオスカーはシアリーズさんに向けて言った。

シアリーズさんは真っ直ぐに

「……いいえ、私の意思です。」

そう言うとオスカーはあり得ないという顔をしながら

「聖隷が意思とはねどうやら君を操っている者がいるようだ。そこの業魔かそれともそこの少女かまあどっちも倒させて貰う!」

そう言い終わるとベルベットが構え始めた。

それを見たシアリーズさんはベルベットを向きながら戦闘は一等対魔士は格がちがうので止すように言ったのだが真っ直ぐにオスカーを見ながら

「もう小細工はきかない第一、こいつに勝てないのなら、先に進んでも意味がないわ。」

と言った。

それを聞いたオスカーはベルベットを同じように真っ直ぐに見ながら腰に構えた剣に手を当てながら私達を見ながら困ったように

「業魔とはいえ女性。そして隣にいる甘栗色の髪の女性貴女は恐らく人間だろうが業魔に加担しているのならば仕方がない……礼は尽くさせてもらうよ」

そう言うと腰にある剣を抜き構えながら名乗った。

「我が名は、ミッドガンド聖導王国聖寮一等対魔士オスカードラゴニア…そちらは?」

そう聞かれた私の方は、

(……えーとどう答えようか?)

そう悩んで助けを求めるようにベルベットの方を見ると

「………」

(ただひたすらに黙ってる~ああもう)

助けは期待できないと分かった私はオスカーに向き合いながらガンブレードを出して構えながら

「私の名は志……!?じゃなくてラナまあ宜しく」そう名乗り終わるとオスカーは名前を直した私を不思議そうに見ながら

「?まあ良いラナ……それと無礼な業魔と覚えておこう」そう言うと剣を私達に向け戦闘が始まった。

戦闘が始まるとベルベットが、

「まとめて戦って隙を見せて襲われるのはまずいわまず一体一で撃破していくのが賢明よ!」

 

というベルベットの指示があり一体一で戦い始めた。

私はオスカーと距離をとり、隙を見つけてそこをガンブレードでつく形で斬り合っていると、

 

ガキン

 

「あ…!?しまった!?」

オスカーの剣に弾かれる形でガンブレードが弾かれ体制を崩してしまった。

「隙あり!タイガーファング!」

オスカーが飛びながら体制を崩した私に斬りかかれ(もう駄目だ!私はまた死ぬんだろうな…)

そう死を悟り目を閉じている

(あれ……!?)

何時までたっても痛みをこないそう思い恐る恐る目を開けるとそこにはオスカーの攻撃を受け止めているベルベットが見えた。

 

「何してるの?隙を見せないようにと言ったでしょ!?」

「ごめんベルベット…ありがとう」

そう言うと何時の間にかオスカーが二人の聖隷の元にいて呟くようにこちらを見ながら

「……流石に手強いな。聖隷の1、2体は潰す覚悟が要るか」

と言うと右の聖隷の方を見るとオスカーの右に居た聖隷が杖で魔法を唱えこちらに攻撃を仕掛けてきた。

「「ッッッ!?」」

私達は間一髪横に回転して回避した、だが、

左側に居た聖隷が避けるのを見越していたかのようにベルベットの手を掴んで抑えて付けてた。

 

「!!」

再び右側に居た聖隷が今度は仲間の聖隷ごと攻撃を仕掛けるがベルベットは聖隷の押さえつけを振りほどき頭を踏んで上に上がった。

「ギャーッ!!」

魔法をモロに喰らった聖隷は消えてしまった。

それを見たシアリーズさんが聖隷の意思を無視した非常な扱いをしたオスカーに向かって声を荒げ

た。

「なんということを!」

「非常の戦いは非常をもって制すべし」

と誰かの教え?を口にしながらベルベットの方へ、走り、斬りかかる。

 

ベルベットはまるでその言葉を何度も聞いた事があるような感じで、

「それがあんた達の理よね」

そう言うとオスカーと斬り合い始める。

すると魔法を唱えていた聖隷が頭を抱え苦しみ始めた。

「いけない!」

その状態を知っているシアリーズさんが慌てて止めようとするが聖隷に黒い闇が包まれて姿が人からドラゴンに変わっていた。

 

その姿を見たベルベットは驚いきながら

「聖隷が業魔病に!?」

またその姿を見たオスカーはなんとか制御しようもするも

「くっ!制御が出来ない!」

そう言ってるとドラゴンの業魔はオスカー達を見ると風を起こして聖隷ごと壁に叩きつけてしまった。

 

「グァァァ!!」

 

「大丈夫ですか!?」

私はそう言いながら駆け寄りオスカーの胸に耳を当てて心臓の音を確認した。

(心臓は動いている大丈夫だ!)「!?ベルベット!」

安心したもつかの間ベルベットに今にもドラゴンが襲いかかろうとしていた。

ベルベットは構えて応戦しようとするが……

 

「ベルベット!!!あああーっ!!」

割って入ったシアリーズさんが爪で斬られてしまった。

「ギャーッッッ!」

が倒れながら火の魔法をドラゴンに放ちドラゴンは倒れた。

それを見たベルベットの顔は驚いていたがすぐに倒れたシアリーズさんを支えた。

 

「シアリーズ!!」

と声をかけるもシアリーズさんは変わらないまたは少しかすれた声でベルベットに自分を喰べるように言った。

「何を言って……?」

「私の体には命をささげることを枷にした契約がかかっています私を喰らって力を手に入れてください。;前に進むための力;を」

「どうして……?」

ベルベットがそう聞くとシアリーズさんは少し口から血を流しながら答えた。

「私にの心にもあるのです。貴女と同じ、消したくても消えない炎が」

そう言うと茶色い櫛を出して持ちながらあるような感じで、

 

「だから許せない……凍てついた世界も……人も……」

そう言うと少しベルベットにもつれかかりながら

「結構、面倒な女なのですよ」

そう言うと時間がないのか急かすように

「早く……!私の命が尽きないうちに……!」

ベルベットは覚悟を決めて異形の手を出して、シアリーズさんの顔を手で掴みながら

「礼も謝罪も言わないから」

と言うとシアリーズさんは覚悟を決めた真剣な眼差しで

「必要ありません。私の望みも――」

そこまで言うと付けていた仮面が割れ何処かベルベットと似た目が見えた。

「同じ……ですから」

「!!?」

何かに気付いたベルベットの手を掴み最後に

「大好きだった。貴女たちとアーサーと過ごしたあの日々が」

涙が一粒ベルベットを写しながらこぼれた。

 

 

「うぁぁああ~~~っっ!!!」

 

 

《ゴキャ》

 

 

と潰れる音がしたのを最後に力をなくした手がゆっくりとベルベット手を離れた。

 

瞬間それは火となりベルベットの異形の手と私の腕輪に吸収された。

 

そして私の手にはシアリーズさんが持っていた櫛のような札があり目を閉じるとシアリーズさんの力を感じられた。

 

《頼みましたよラナ……短い間でしたがありがとう》

 

 

シアリーズさんの声が確かに聞こえたような気がした。

 

 

そして後ろ見るとドラゴンが羽ばたいていた。

 

「……どけ。さもないとお前も喰らうっ!!」

 

そう言うとベルベットはドラゴンに向かい走り出した。

「私も一緒に戦う!!」

そう言いながら私も後に続くように戦闘に加わった。

「そこだ!喰いつくす!」

と言いベルベットは異形の手でドラゴンの皮膚を食べさせてドラゴンの力を吸収した。

「紅火刃!!」

そして吸収した力を手の刀で打ち返した。

それを何時の間にか起きて見ていたオスカーは驚きながら、

「喰らった力を打ち返した!」こんな業魔がいるのか」

 

 

と驚愕していたのを尻目に私もシアリーズさんから貰い受けた力で戦っていた。

(えーっと確かこうやって手に火を出すイメージで)「くらえ竜神楽!!」「!?」

と櫛のような札にイメージを加えて力を溜めて、ドラゴンに向けて放出した。それを見たベルベットは驚きこちらを一瞬見たがすぐに戦闘に戻った。「トドメ!ファランクス・レイド!!」

そして怒涛の攻撃の後弱った隙を見逃さずに必殺の一撃を食らわせた。

 

「グガォォ!!」

流石にそれを食らったドラゴンは《ドガン》という音と共に倒れた。

 

ヒューン

 

「ガハァ……ウゥ!!」

と同時にオスカーの聖隷が風をベルベットに放ち吹き飛ばした。

 

「悪く思うなお前のような強力な業魔を世に放つわけにはいかない!」

 

「……ベルベットよ、あたしの名前。アルトリウスに告げなさい」

と言うと倒したドラゴンを異形の手で喰らいながらその光景に驚くオスカーを見ながら

「あたしはベルベット・クラウ。業魔も、聖隷

も、対魔士も喰らい尽くす―」

そう宣言したそして自らを喰魔と言いオスカーに火炎を浴びせた。

「うぁぁああ!!」

(少しだけでも回復を!)「オスカーさん!」

食らったオスカーはたまらず顔を抑えて苦しんでいるのを私は見ていられなくなり櫛のような札で、シアリーズさんのように顔に触れて回復をしてあげた。

そして聖隷が駆け寄ると魔法で消えていった。

 

 




後編は明日か明後日にはあげたいと思うので宜しくお願いします。



6/25ご指摘により同じ文章が続いていた部分を削除いたしました。
ご指摘ありがとうございます。
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