俺たちが食事を楽しんでいた時に周りにいた者たちがざわめくのを見て
「なにかあったのでしょうか?」
ユミナが首を傾げている姿に俺は
(可愛い…………!)
とこんな状況なのに思ってしまった。
まあいざとなったら俺がアイツらを潰すつもりだが。
そしてついに
「クリーク海賊団だああぁ!!!」
誰かが声をあげた。
その後は原作通り。
クリーク海賊団がバラティエに攻めた来た時にガレオン船がミホークに一刀両断されて現在ー
「終わりだ……」
クリーク海賊団の誰かが呟いた。
そしてー
「テメェ!なんで俺たちを襲うんだ!!」
クリークがミホークに問いかけると
「暇つぶし」
皆開いた口が塞がらなかった。
だが
「ふざけるなぁー!」
誰かがミホークに向かって発砲したが
(無駄だ)
ミホークは黒刀の切っ先で銃弾の軌道をそっと晒させた。
「え!?外れた」
「外したのさ。切っ先で銃弾の軌道をそっと変えたんだ」
ゾロが疑問に答える。
「柔なき剣に強さなどない」
「その剣でこの船を斬ったのか?」
「いかにも」
「成る程……最強だ。暇なんだろ?勝負しようぜ」
「コイツ!三刀流のロロノアゾロだ!」
「なに!?」
そしてゾロをミホークが見据えると
「ゾロさんは勝てるのでしょうか?」
ユミナが俺に聞いてきたので
「無理だな」
即答した。
「アイツはまだ覇気も覚えていない。力の差は歴然だ。ミホークの剣に刃こぼれすら与えられないだろう」
俺がそう答えると
「「何言ってんだ!アニキが負けるはずねえだろ!」」
ヨサクとジョニーが反論してきた。
そうしてるうちに戦いは始まりゾロが鬼斬りでミホークを斬ろうとするも、
ガキィン!
ミホークは手にした小刀でゾロの鬼斬りを正面から完璧に受け止めた。
「ゾロ……?」
「アニキの鬼斬りが止まったあぁ!!?」
「出せば100%敵が吹き飛ぶ大技なのに!!!」
その後もゾロが何度もがむしゃらに攻撃を仕掛けるもミホークは軽くいなす。
そして虎狩りを仕掛けようとしたゾロの腹をミホークが小刀で突き刺す。
そして原作通りゾロを認めたミホークは
「剣士たる礼儀をもって……世界最強のこの黒刀で沈めてやる」
ミホークがゾロに攻撃を仕掛ける。
それをゾロは
「三刀流奥義!三・千・世・界!」
ゾロは必殺の一撃を放つが虚しく剣は一本を除いて折られてしまった。
そしてゾロが残った一本の剣を鞘にしまうとミホークの方を向き
「なにを……」
「背中の傷は剣士の恥だ」
「見事!」
そしてゾロはミホークに斬られる。
「ゾロぉー!」
ルフィが飛び出してゾロに近寄るとゾロは剣を天に掲げて
「俺は!もう!二度と!誰にも負けねえ!」
その様子を見ていユミナは
「友情ですね……」
成長期の胸に手を置いて感動していた。
「真司さん。失礼なこと考えませんでしたか?」
ギクッ!!
俺は必死で誤魔化していると
「ほぅ……」
ミホークがこちらをじっと見ていた。
え!?なに!?
「まさか貴様がこんなところにいるとは……懸賞金25億の男、オオゾラの海賊団船長空野真司」
ミホークの言葉に周りの視線は俺に集まった。
「……へー……なぜ俺のこと知ってるのかなぁ〜?」
「…………知らんほうが可笑しかろう。貴様の噂は俺の耳にまで届いているからな」
マジか〜!
「オオゾラの海賊団って……あの!?」
「なんでこんなところにいるんだ!?」
「ウソだろ!?勝てるわけがねぇ!」
クリーク海賊団が慌てはためく中で俺は
「暇なんだろ?ミホーク。俺と勝負しようぜ」
「ほぅ……いいだろう。貴様も一端の剣士というのなら……」
俺とミホークが対峙するのをクリーク海賊団やバラティエのコック、ルフィたちは真剣な目で見ていた。
「全力で来い」
「勿論そのつもりだ」
<カメンライド、鎧武!>
俺の頭上に巨大なオレンジが現れ一瞬で俺に装着されるとミホークに緊張が走る。
そしてオレンジは鎧となって俺は鎧武に変身した。
<そいやあっ!オレンジアームズ、花道、オンステージ>
「……それがお前の能力か?」
「まあそんなところだ」
俺は無双セイバーを手にして構える。
ミホークも黒刀を手にすると周りの者たちが息を呑む。
俺はワンフォーオールを発動させて無双セイバーでミホークを上段から斬ろうとするがミホークは剣を横にして俺の初撃を受け止めた。
「ちぃっ!」
「ほぅ……」
そのまま押し込もうとするもミホークは
「ふんっ!」
俺の剣を弾き返そうとするががそれは
(予測済みだ!)
弾き返される前に後ろにしゃがんで下段から上に振り上げるように剣を振るうが
「なっ!?くっ!」
ミホークはとてつもない反応速度で横に振り抜いた剣を逆さ持ちに変えて俺の剣を防いだ。
そして俺は防がれたのを見て後ろに下がってミホークの追撃を躱す。
ミホークは面白そうな顔で俺を見てくる。
さあ!ここからは俺のステージだ!
・・・・
ユミナside
次々と繰り出される斬撃、そのどれもが凄すぎて私たちとは次元が違うと思い知らされた。
彼らの一撃は時に海を割り、時に風を切り裂く斬撃を放った。
しかし相手は流石世界最強の剣士というべきか中々攻撃が決まらない。
でも私は真司さんが必ず勝つと断言できる。
贔屓目なのかもしれない。だが私は彼の勝利を確信している。
今までだって常識外れのことをなんどもやってのけた彼だからこそ……
そしてこんな状況なのに真司さんは楽しんでいるように見えた。
きっと自分と張り合える相手が嬉しいのだろう。
だからこそ私も嬉しいのだろう……彼の喜びは私にとっての至上の喜びなのだから……
ああ……私は彼に心酔してしまっている。でも後悔など微塵の欠片もない。
だって……彼が大好きなのだから……
だから頑張ってくださいね!私の王子様♪
・・・・
俺の攻撃をミホークは的確に受け止めて反撃の際に急所を狙ってくる。
覇気はこちらの方が上だが剣の技術は完全にあちらが上だ。
そして俺の剣とミホークの剣が打ち合うと俺は
「なぁ……」
「なんだ」
「そろそろ終わりにしねえか?このままだとこの辺りがめちゃくちゃになっちまう」
「……成る程。いいだろう」
俺は大橙丸と無双セイバーを構えて
<ファイナルアタックライド、ガ、ガ、ガ、鎧武!>
大橙丸と無双セイバーを合体させ、構える。
「ナギナタ無双スライサー!」
ミホークの斬撃が飛んでくるがナギナタを回してその斬撃を弾くと
「なっ!?」
俺はクロスした斬撃を放つがミホークも斬撃を弾き俺に向かってくる。が俺はその隙を見て一気に距離を詰め斬りかかった。
しかしミホークは弾いた剣をとてつもないスピードで返して俺を迎え撃った。
そしてお互いの剣がぶつかり合った。
・・・・
ミホークside
ふっ……この俺とここまで渡り合うとは……
だが俺は負けん!
<ファイナルアタックライド、ガ、ガ、ガ、鎧武!>
奴のベルトから音声が聞こえると奴に力が溜まっていくのがわかる。
させん!最初の斬撃を囮に使ってお前を倒す!
俺は斬撃を放つが奴はなんなくナギナタを回転させて防いだ。
そして迫ってくる俺に二つの斬撃を放ってきたが……舐めるな!
俺も斬撃を弾いた時に奴はとてつもないスピードで俺に近づいた。
ぐっ!
俺はありったけの覇気を込めた斬撃を横に奴目掛けて振るった。
そしてそのまま横を通り過ぎた。
勝ったか!?
柄にもなく喜んでしまった。
そした剣先を見た途端俺は
なっ!!!?
俺の剣が途中から斬られていた。
まさか……
そしてそのまま俺はその場に崩れ落ちた。
・・・・
危っぶね〜!ギリギリ勝てた……!
俺の振るった斬撃はミホークの剣を折ってそのまま俺の横を通り過ぎた。
そしてミホークがその場に崩れ落ちると
「まさか……この俺が……」
周りの者たちは
「鷹の目が……負けた……!?」
「ありえねえ……!」
「ウソだろ……」
その声のあとに
『やったー!!真司(さん)が勝ったー!』
レイ子たちの歓声が辺りに響く。
俺がレイ子たちへピースサインをしていると鷹の目が
「まさか……この俺が負けるとは…はっはっは!こんな奴がいるとは!いいだろう!真司!今日からお前が世界最強の剣士だ!」
『はーーーーーー!!!!!?』
「いやいやいいよ!俺が勝てたのはギリギリだったんだし……」
「なにを言うんだ!勝ちは勝ちだ!存分に誇るが良い!」
こうして俺は鷹の目から世界最強剣士の称号を無理矢理授与されてしまった……
活躍させてほしいメインヒロイン
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柳レイ子
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ユミナ・エルネア・ベルファスト
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ボア・ハンコック
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