鷹の目が自分の折れた剣を拾ったので俺は
「その剣元に戻そっか?俺ならできるけど」
「……有難い話だが断っておこう。この剣は俺の傷としてそのままにしておく」
「でも……」
「心配するな。城に帰れば剣はある。それに例え剣がなくとも俺は負けん。貴様でもなければな?」
少し笑いながらのミホークの言葉に俺は苦笑する。
「どうやら俺はまだ最強ではなかった……己を鍛えなおさねばならぬようだ。真司よ!今回は俺の完敗だ。だが次は!次こそは負けん!」
そう言った鷹の目は帰っていった。
そして鷹の目を見送った俺が振り向くと周りの者たちは俺を伺うような目で見ていた。
あ〜れ〜?
「真司さんがどうでるのか皆気になっているのですよ」
ユミナの言葉に俺はああなるほどと相槌を打った。
そうか。そういうことか……
自分たちを追い詰めた鷹の目をも破った俺の出方を見ているのか……
とクリークが俺に向かって
「てめえは!俺たちと戦うのか!?」
震えながらも怒鳴り散らすその心意気は賞賛ものだった。
う〜ん……?どうしよっ?
まあヒーローを目指す者としてはここは見逃せないな。
「ああそうだね。お前らに引くつもりがねえなら……」
「ね、ねえなら?」
クリーク海賊団の誰かが呟く。
「殲滅させてもらう」
覇気のこもった殺気を放つとクリークとギンを除いた全員が気絶した。
弱わっ……!?
その状況にクリークは目を疑っていた。
「な……!な…………!!?」
俺だってビックリだよ。
ここまで弱かったとは……これじゃあミホークじゃなくても殲滅させられていたな、可哀想だけど。
「あ…………!あ…………!!?」
「さて、最後にチャンスをやろう」
「あ…………!」
「二度とこの店に手を出すな」
俺がそう言うとクリークはその場に崩れ落ちた。
俺が戻ろうとしたら
「…………余計なことしやがって」
「そうでした?まあすみません。この店の問題なのに」
俺が謝ると納得しないもゼフさんは引き下がってくれた。
そのあとゾロとルフィたちのもとへ向かうと
「……大丈夫か?」
「ああ……なんとかな」
「おめえすげえな!ゾロに勝ったやつに勝つなんて!」
「ああ……確かに俺も驚いた……あの鷹の目に勝つとは……」
ゼフさんが口を挟んでくる。
「なあ……」
「なんだ?」
「覇気ってのは……なんなんだ?」
「あ?」
「お前言ってたよな……覇気も覚えていない俺はアイツに勝てないって……ってことは覇気を覚えれば俺も強くなれるのか?」
「そうだな……覇気を覚えるのは強くなる手段の一つだが強くなれるかは己次第だ」
「……そりゃそうだな」
「なあなあ!覇気ってのは俺にも覚えられるのか!教えてくれ!」
ルフィが俺に詰め寄ってくる
「ま、まあそれは自分次第だ!」
「おいルフィ……おまえがしつこいと真司も教えてくれないぞ」
「え!そうか!?すまん!」
「ま、まあいいけどよ」
そのあと俺は覇気についてある程度教えた。まあマルコ隊長の受け売りなんですが。
「そうか……武装色の覇気……それがあれば俺の剣も黒刀になりうるのか……」
「まあそうだな。能力者との戦いや覇気使い同士との戦いではこの武装色の覇気が一番重要だ」
「そっか〜……じいちゃんの拳骨が痛かったのはそうゆうことか……」
「疑わないこと……か」
「まあ習得については長い時間の中で鍛えていくのが一番だ」
俺だって2年かかったんだ。
「俺が教えられるのはここまでだな」
「そうか!ありがとう!真司!」
「じゃあ俺たちは帰るわ」
俺たちが帰ろうとしてたら
「レイジュ……」
「サンジ、貴方が進みたい道を進みなさい。後悔しない生き方を選ぶのよ」
レイジュの言葉にサンジは
「レイジュ……!」
レイジュの胸で泣いていた。
「貴方のことを……小さい時から助けてあげられなかった……貴方はこんなにも優しいのに……私は見てるだけしかできなかった……それでも……貴方は強く生きてくれた……それだけで私は……
嬉しかった」
「ううう………………!!」
「だから泣かないで。例えどこにいようと……私たちは姉弟なんだから……」
「俺ぁ……!ずっと苦しかった……!父に愛されてもらえず……!愛というものを父からもらえなかった……!アンタだけだった!母さん以外で……!俺を……!こんな出来損ないを愛してくれたのは……!」
「貴方は出来損ないなんかじゃない。苦しくても生きてくれた。今じゃこんな立派なレストランでコックをしてるんだもの……私は兄弟たちには無理よ。それだけでとすごいことなのよ」
「サンジ……」
「ありがとうございます。弟を……サンジを救ってくれて」
「ふん……ただのクソガキを助けただけで気にするな」
「ふふっ……」
この様子を見ていたバラティエのコックたちにヨサクとジョニー、レイ子たちはこれほどまでかと言うぐらいに感動して泣いていた。茨に至っては天に祈りまで捧げているし。俺も感動していないわけじゃない。
そしてサンジは
「オーナーゼフ!!!長い間!クソお世話になりましたぁ!!」
あのワンピースの名言だった。
こうしてサンジはルフィたちの仲間になった。
そして俺たちは一旦元の世界へ帰ると
「お兄ちゃーん!」
「ぐほわっ!」
「お帰り!お兄ちゃん!」
「ただいま。
「あらお帰りない。真司くん」
「ただいま。オルビアさん」
俺は久しぶり(といってもイセスマの世界じゃ一週間ぐらいだが)に考古学者たちのもとに来た。
彼らには時々畑の仕事も手伝ってもらっている。皆この国のために働きたいそうだ。
あ、ちなみにロビンはあの後助けといたよ。この小説では書いていないかっただけで。うん?なんの話をしてるかって?そういうのは言わないお約束さ
そして俺たちがくつろいでいると
「オルビアさん!あれ!?真司さんもいるのか。よかった」
研究員の一人が入ってきた。
「どうしたの?」
「遂にロードポーネグリフの解読が終わった!真司さんアンタに来て欲しいんだ!」
マジか……!
俺たちは急いで向かった。言ってなかったが俺はスコープとポーズなどを使って残りのロードポーネグリフを全部集めておいていたのだ。
その場にはラフテルへの行き方が示されていたのだ。
これで俺もラフテルに行ける……!と思っていたら
「なんで俺に伝えたんです?」
とふと思った疑問を聞いてみるとクローバー博士が
「お主への恩返しじゃ……それにお主は例えこれを知っても悪用しなさそうじゃしの……」
そうだったのか……
まあなんにせよこれでラフテルへの行き方がわかった。
一応モリアを誘ってみると
「本当か……!?」
「ああ本当だ。今からラフテルに行くつもりだがどうだ?」
「ああ…………!!!勿論行くぜ!連れて行ってくれ!」
こうして俺とモリアたちはラフテルに行き
活躍させてほしいメインヒロイン
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柳レイ子
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ユミナ・エルネア・ベルファスト
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ボア・ハンコック
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他のヒロイン