「現在の国益から無理のない程度で考えますと100名ほどがよろしいかと……まず元・武田の者達が30名それと椿率いる忍びの隠密部隊が10名……それに……」
といった感じで騎士団を創設する会議は進んでいく。
ちなみにこの場には焦凍たちもいる。何故かって?焦凍たちは正式な騎士団ではないがこういう話し合いには力を貸してもらいたいからだ。
「では募集条件ですが……」
「そうですね……まず当然ながら犯罪者等は却下。男女問わず。種族も問わず。身分も年齢も問わない」
「そんな募集かけたらわんさか来るんじゃないか?」
「冬夜の意見に俺も賛成かな。どこに優秀な人材がいるかわからないし」
「団長はどうするんだ?」
焦凍の一言で話題が切り替わった。
確かにな……原作ではレインさんが団長を務めていたよな?
その後団長はレインさんに決まって一ヶ月後に選考会をすることにして話は収束した。
・・・・
で一ヶ月後
「え?」
「ですから定員60名のところに千人以上の希望者が集まっています」
「まあ俺たち色々やり過ぎたからな。色んな意味で話題になってるんじゃないか?」
未だ呆然とする冬夜に俺はそう言う。
そして受付が始まり希望者にバッジを渡していき、冬夜の使い魔たちに希望者全員を監視してもらい悪い印象を残したやつにはそのバッジの番号が書かれ、内容まで事細かに書かれる。
まあいわば相応しくない者を見つけるための隠れた第一審査である。
こうして最低ラインは落とせたと思う。
選考会当日。報告のあった者たちは選考会には参加できないことになっている。当然食い下がっている者もいた。がこの国でした事を事細かに教えてやるとスゴスゴと帰っていった。
で冬夜の説明が始まった。
ぶっちゃけて言うとウチの騎士団の給金はんな言うほど高くないことや雑用があることや種族による贔屓がないなどと説明するとまたもや帰っていくやつがいた。
まあ想定内だ。んで次の試験は冬夜がグラビティの魔法を全員にかけて重力を倍にして城の堀の周りを回らせるといった審査。これでみるのは体力ではない。根性だ。アッサリと諦めるような奴は騎士団としてはダメだからな。
んでそれも終わって450ほどまで減った受験者の前に俺はいる。
「次は実技試験となります。武器は好きなものを使って構わない。三十分間で皆さんの腕を見ますので基準値を超えていれば合格とします。俺はこの木刀で相手するので。皆でかかってきてください。では始め」
俺の言葉で皆が一斉に得物をもってかかってくるがワンフォーオールを発動させて避けまくる。
遅い遅いわ!
よほどの隙がなければこちらからは攻撃しない。
たまに鋭い一撃がくるが躱すのは造作もない。
そして試験終了の合図が聞こえた時には半数以上が倒れていた。
その言葉に立っていた皆が座り込む。
途中で知り合いがいたからちょっと驚いた。
レベッカさんにローガンさんだ。
俺がラビ砂漠で助けた冒険者。
原作だとこのまま騎士団に入るんだよな?
とりあえずそのことは後回しにして冬夜が倒れている奴らに回復魔法をかけて試験は終了した。
あとは面接だがユミナの魔眼とラミッシュの教皇の魔眼で嘘や人柄などを見極めて騎士団に相応しい人物であれば合格にした。
そして合格者は64名。基準より少しオーバーしているがまあ許容範囲だ。
女性の比率や亜人や魔族の人数も多かった。
まああんな募集にしたらそうなるか。
しかしこれから面白くなりそうだ。フレイズのことを考えると呑気なことは言ってられないがこの騎士団ならこの世界も救えるかもしれない。
俺はそう思う。
活躍させてほしいメインヒロイン
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柳レイ子
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ユミナ・エルネア・ベルファスト
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ボア・ハンコック
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他のヒロイン