平然とやっている人は凄い!
冬夜がそれぞれの婚約者の家族に挨拶に行っている間、俺とエンデはこれからのことについて話し合っていた。
「結界を元に戻す方法?」
「よく考えてみれば俺のモドモドの力なら結界を壊れる前に戻せるんだよな……でも時間稼ぎにしかならないし……やっぱりメルに頼んでもらうのが一番だと思うんだが……」
とフレイズ対策についてリセや焦凍、リーンも交えて話していた。
「とそれで?真司は僕に結界の場所まで連れて行って欲しいと?」
「ああ、時間稼ぎぐらいにはなるだろうしな」
「わかったよ。ただ僕のこの能力は力を溜める時間がいるんだよ……そうじゃないと結界の内側で出られなくなっちゃうし……」
「わかった。ありがとうな」
「気にしないでよ。これでも真司にはお世話になってるからね」
「ハグハグ……このチョコクレープ……フワフワして美味しい」
リセはクレープを食いながら話に参加している。
相変わらずよく食うな……
「本当に美味しいわね……このクレープ……一度でいいから貴方の世界に行ってみたいわ」
「そんなこと言わなくてもこの世界での使命を終えたら俺が連れてってやるよ」
「本当に……?」
リーンが妖しげな目でこちらを見てくる。
うっ!可愛い……!
「ふふ…冗談よ。でもいつか連れてってね」
「勿論」
そしてリーンは俺の手の上に手をスッと置く。
小さな手から温もりを感じて俺の心臓の鼓動が早まる。
「こんなとこでもイチャイチャしないでよ……」
エンデがジト目を向けてくるが気にならない。
リーンの温もりが俺に伝わってくる。ああ……幸せだ……
といつまでもイチャイチャしていると焦凍たちにも悪いので話を戻す。
「エンデ、それで冒険者稼業の方はどうだ?」
「ああ、順調だよ。赤ランクにもなったし。なんとか食っていけているよ」
そう言いながらエンデもクレープを口にする。
「そういえば……変な噂を聞いてるんだけど……聞く?」
「噂?」
「ベルファストで……美女が何人も行方不明になっているって噂。突然パッと消えるって言われてて……まるで幽霊のようだって」
「ふ〜ん……それで消えた女の人の行方は?」
「さあ……それがわからないらしいんだ……」
ふむ……なにか引っかかるな……まるでミラーモンスターに連れ去られるような……もしかして本当にそうなのか?
一応調べてみるか……
そしてベルファストの城下町の夜、菜奈さんを連れて俺は歩いている。
「すみませんね。突然こんなこと言っちゃって」
「構わないさ。私としても真司くんと一緒にいれるし……」
さてと……本当に出てくるのか?
ミラーモンスターなら鏡に注意しないと……
うん!?
「菜奈さん危ない!」
「えっ?」
咄嗟に菜奈さんを引っ張ってその場から飛び退く。
そして覇王色の覇気で威圧するとソイツは現れた。
「オイオイ……ミラーモンスターじゃなくてオルフェノクかよ……」
カメレオンのような姿をした灰色の怪人、カメレオンオルフェノクとでもしておくか
「何者だ……?なぜこんなことをする」
『貴様こそ何者だ。なぜ選ばれた我の邪魔をする……』
コイツなんだ……?選ばれた……?まあとりあえずコイツは放っておけないな!
「変身!」
<カメンライド、ディケイド!>
『なっ!なんだ貴様は……!』
「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ」
そしてカメレオンオルフェノクに向かって走る。
『ぐっ!?』
カメレオンオルフェノクは伸ばした舌で攻撃してきたが俺はそれを躱して回し蹴り放ってカメレオンオルフェノクを蹴り飛ばす。
カメレオンオルフェノクはふらつきながらも体勢を立て直して俺にパンチを放ってくるが鋭さが全くない。コイツ戦闘経験がないオルフェノクだな?俺はそのパンチを受け止めてモロに右ストレートのパンチを放ちカメレオンオルフェノクを吹き飛ばす。
「ぐおっ!」
「さっさと終わらせるか」
<カメンライド、ファイズ!>
俺の身体に赤い光が走り俺はファイズに変身する。
<ファイナルアタックライド、ファ、ファ、ファ、ファイズ!>
俺の足から出たエネルギーがカメレオンオルフェノクを拘束して展開される。
「ぜあああああっ!!!」
そしてそのエネルギーの中に飛び込もうと飛び上がった時
「なっ!?ぐほわっ!」
どこからかの攻撃を受けて俺は吹き飛ばされた。
「真司くん!」
そして現れたソイツは悪魔のようなオルフェノクだった。
デビルオルフェノクってか?
ドラゴンオルフェノクみないな面倒そうなやつだな……
『危なかったな……我が同胞よ』
『すまない……助かった……』
「お前ら……一体何が目的だ?」
『オルフェノクが、人類を、支配するのさ……!』
そしてその場から消え去ったオルフェノクたち。
させるか!
俺はモドモドの実の力で世界の時間を戻してオルフェノクたちをさっきいた場所に戻す。
『なっ!?』
『これは……!?』
そしてオルフェノクに一気に接近するとデビルオルフェノクをアッパーで上に吹き飛ばしてカメレオンオルフェノクに左ストレートを打ち込む。
『グホッ!』
そしてワンフォーオールを発動して上に飛ばしたデビルオルフェノクのところまでジャンプして
「TITAN SMASH!」
フォトンエネルギーのこもったパンチを当てようとすると
『ちっ!』
突如目の前にカメレオンオルフェノクが現れた。
なっ!?
そしてそのままカメレオンオルフェノクは吹き飛ばされて消滅した。
「おまえ……」
『ふん、アイツは使い物にならぬからな。消してやったまでよ』
「へぇ〜……俺の嫌いな部類だな。おまえ」
とその時王都から轟音が鳴り響いた。
「なっ!?」
「はっはっは!我が同胞は既に王都に潜んでいたのよ!このまま王都を制圧して!オルフェノクの国にするのだ!」
クソッ!と言いたいところだが全く問題にならないな。
「なあ?よく見てみたらどうだ?」
『む?な、なんなんだ!なぜ我が同胞たちが!?』
俺は菜奈さんと城下町を歩いてる時に王都から人間とは思えない気配を見聞色で感じたので念のために焦凍やレイ子たちに連絡しておいたのだ。案の定オルフェノクたちが現れたからな。
「さておまえもここで終わりだ」
<アタックライド、ポーズ!>
時間を止めて
<ファイナルアタックライド、ファ、ファ、ファ、ファイズ!>
クリムゾンスマッシュを喰らったデビルオルフェノクは消滅した。
そして王都にディメンジョンオーラで向かうと既にオルフェノクたちは殲滅されていた。
「大丈夫だったか?」
「ああ……問題ねぇ」
「うん、こっちも終わったよ」
「真司さんの連絡のおかげです!」
焦凍にゴーストに変身したレイ子、デルタに変身したユミナによってオルフェノクたちは一人残らず消されていた。
こうしてオルフェノクたちによる王都制圧作戦はあっけなく失敗した。
ちなみに後でわかった話だがアイツらは拐った人たちをオルフェノクにしようとしていたらしい。そしてあのカメレオンオルフェノクの正体はベルファストの有力貴族らしく、オルフェノクにされてから自分の好みの美女を連れさらっていたらしい。
まあ無事に救出できたから良しかな。
「ということがあったんだけど」
「そりゃ大変だったな」
「まあね。でもオルフェノクも全員消したし、これで万事解決かな」
それにしてもオルフェノクか……この世界にも出始めたな……早くフレームギアを手に入れなければ……
そう思いながら俺は紅茶を飲む。
活躍させてほしいメインヒロイン
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柳レイ子
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ユミナ・エルネア・ベルファスト
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ボア・ハンコック
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