ユミナに叱られたのも応えたがそれより……!
「ユミナ……なんでこの世界にいるんだ……?」
「いたらマズイことでも……?」
ユミナの笑顔が怖い!違うから!
俺が必死に弁解するとなんとか機嫌を直してくれた。
「そうですね……私も真司さんが使うディメンジョンオーラに巻き込まれたのです……」
成る程……前にレムが巻き込まれたのと同じやつか……
さーてとそれより俺の分身が状況を探りに行っていたがそろそろかな……
「ユミナ、俺はこの世界を救いたい。力を貸してくれるか?」
「真司さん……はぁ……まあ真司さんですからね。放っておけない気持ちもわかります。ですが!私も付き添いますよ!」
「ハイ……」
俺はディメンジョンオーラでキリトと茅場晶彦の元へたどり着いた。
キリトによってヒースクリフ、茅場晶彦の化けの皮が剥がされた現場だ。
「む……!?君は……!」
「お前は……!?」
「俺は通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ。そして……このデスゲームを終わらせるものだ!」
「くっ……!ふふふ……はっはっは!やはり来たか!仮面ライダーよ!ショッカーの者たちからの伝言は本当だったというわけか!」
「なに!?ショッカーだと!?だからバグスターも……!」
「君はやはりバグスターの正体を知っていたわけだね。道理でものの見事に倒されたわけだ」
「さてと……このデスゲームは俺の嫌いな部類の極致だ。さっさと終わらせてやる」
「そんなことをさせるとでも?部外者には引っ込んでてもらおう」
そう言った茅場はカイデンバグスターにアセンブラバグスターを繰り出した。
「ユミナ!行くぞ!」
「ハイ!」
「「変身!」」
<カメンライド、ディケイド!>
<standing by>
<complete>
俺はアセンブラバグスターの魔法をワンフォーオールを発動させて避けまくり飛び蹴りを放つとアセンブラは一瞬で爆発四散した。
ユミナも正確な射撃でカイデンを一発必中で倒した。
「なっ!?ククク……そうでなくては面白くない!ならば来い!ゲムデウス!」
ゲムデウスだと!?
そして現れたソイツはまさしくゲムデウスだった。
マジかよ……
そしてアセンブラとは比べ物にならない魔法を放つとユミナが吹き飛ばされた。
「ユミナ!」
そしてモータスのバイクがユミナに襲いかかろうとした時、ディメンジョンオーラが突然現れた。
そこから姿を現したのは
「鳴滝……!」
「貴方は……?」
そして世界の時間が止まった。
・・・・
私はなにをやっているんだろう……真司さんの力になりたいのに……足を引っ張って……
「ユミナくんよ。君が落ち込むのはわかる。だが今はそんなことをしている場合ではないだろう?この世界の運命がかかっているのだぞ?」
「ですが……私には……」
「ならば力をやろう……これを君に……」
「これは……!?」
渡されたのは青い銃だった。
「君がこれをどう使うかは君次第だ。だが君は誰かのためになりたいのだろう?ならば今すべきことはなんだ?」
私が……すべきこと……
「私は……真司さんの……真司さんが世界を救う力になりたい!そして世界の全てを守って見せたい!」
「そうか……ならばもう大丈夫だな。頼むぞ……世界を……」
そして再び世界の時間が動いた時、私は立ち上がった。
もう迷わない!この力で、真司さんとともに戦う!
そして私は青い銃にカードを入れてスライドさせると
<カメンライド>
「変身!」
<ディ、エーンド!>
そして私は仮面ライダーディエンドとなった。
・・・・
ユミナがディエンドに!?
まあいっか!ユミナならデルタ以上にあの力を使いこなしそうだ!
そしてユミナはその正確な射撃と高速移動能力でゲムデウスを寄せ付けなかった。
「ここは!」
<カメンライド、マッハ!>
<カメンライド、ゲンム>
「お願いします!」
そしてトリガーを引くと仮面ライダーゲンムレベル0と仮面ライダーマッハが現れた。
「私こそが……神だああぁぁ!!」
「追跡!撲滅!いずれも〜!マッハ!仮面ライダー〜!マッハ!」
そしてゲンムはゲムデウスに触れるとそのレベルを奪っていき、マッハは素早い動きでゲムデウスを翻弄する。
だがゲンムはすぐにゲムデウスに吹き飛ばされた。
が
「ぶははははははは!!時間差コンティニューだ!!」
何度も蘇る不死身のゲンムに苦戦するゲムデウス。そのレベルがどんどん奪われていく。
そしてユミナは銃撃でゲムデウスを追い詰めていく。
「俺も負けてられないな!」
<フォームライド、エグゼイド!ムテキ!>
<輝け!流星の如く!黄金の最強ゲーマー!ハイパームテキ!エグゼイド!>
そしてムテキに変身すると
「ノーコンティニューで、クリアしてやるぜ!」
そしてゲムデウスがカイデンの刃を放ってきたが俺はそれを受け止めて無限ジャンプでゲムデウスの頭上まで行きワンフォーオールを発動させ、回転すると
「cyclone smash!」
回転の勢いをゲムデウスに叩きつけた。
そして
「これでフィニッシュだ!」
<ファイナルアタックライド、エ、エ、エ、エグゼイド!>
<ファイナルアタックライド、ディ、ディ、ディ、ディエーンド!>
ユミナのディメンジョンシュートがゲムデウスに当たるとゲムデウスは半身が消し飛び
「ハイパークリティカルスパーキング!」
そして俺の連続蹴りでゲムデウスは粉々になった。
「バカな……私とショッカーの最高傑作が……」
「さて……この世界も終わりだ」
<アタックライド、ブラスト!>
俺はライドブッカーの銃撃をこの世界にいる全ての階層ボスに狙いを定めて撃った。
そしてこの世界がグラグラと揺れ出し崩壊していく。
「き、貴様ぁ……!」
「じゃあな。茅場晶彦さん」
現実において存在がない俺たちはさっさとディメンジョンオーラでこの世界から現実世界へ転移した。
そしてこの世界は完全に消え去った。
・・・・
ここは……うっ!
そうか……戻ってきたんだ……
まだボンヤリとした意識の中で僕は目を開ける。
と病室の扉が開くと
誰かが入ってきた。
そして僕の前に来た。
<アタックライド、リカバー!>
そんな音声が聞こえると僕の周りを暖かい光が包んだ。
そしてその人は病室から出て行った。
もしかして……真司かな……?
と思った時、先生が入ってくると
「ユウキくん。診察の時間だ」
「うん……」
そして診察を受けると
「こ、これは!?」
「どうしました?」
「な、治っている!奇跡だ!」
「え……!?嘘……!?」
まさか……本当に……僕も……皆と一緒に……!
「ユウキくん!退院しても大丈夫だ!君のHIVは完全に治っている!」
「嘘でしょ……!真司……!」
真司が治してくれたんだ……!
僕は病院を出るとすぐさまある場所に向かった。
・・・・
「良い眺めだな、ユミナ?」
「ええ……そうですね♪」
俺たちはあの後ニュースをスマホで見るとナーブギアをつけていた人の意識が急に戻るという知らせを聞いた。
よかった……と思った。
だってもし意識が戻らなかったらと思うと……
そしてユミナとお互いの手を置きながら俺たちはこの町の夜景を見渡す。
「綺麗ですね……」
「そうだね……」
「真司さんの世界もこんな風なのですか?」
「そうだよ。もっと凄い景色を見せてあげる」
「ふふふ……楽しみにしてますよ」
そしてユミナと二人の時間を楽しんでいると
「真司!」
後ろから聞こえた声に俺とユミナは驚く。
誰であろう。紺野木綿季だ。
「ユウキ!?どうしてここが!?」
「はあっ……はあっ……久しぶりに走ったから……疲れるね……なにって……ここは有名なスポットだから……多分……来るかなって……」
いやこの山結構な高さなんですが。それで疲れただけって……すごいなユウキの体力。
「真司でしょ?僕の病気治してくれたの。ありがとう!」
「……どういたしまして」
そしてユウキは俺の左隣に座る。
ユミナはちょっとムッとしたが今回はすぐに機嫌が戻った。
「ねぇ……真司……真司はあの世界をどう思った……デスゲームのためだけに作られたあの世界を……」
「そうだな……一言で言えば最低だ。だがあの世界はよく出来ていて美しいとも思った。茅場晶彦はやり方さえ間違わなければきっと人々から褒め称えられ、あの世界も素晴らしいものになってただろうな」
「そっか……でも……失った命は戻ってこないんだね……」
「どうかな?やってみよっか?」
「え……?まさか……?ハハハ……いくら真司だって……」
「本当はやっちゃいけないことなんだけどなぁ……まあいっか
そして世界の時間を、正確にはナーブギアによって死んだ人の時間だけを死ぬ前に戻した。
「ユウキ、テレビのニュースを見てみたら?」
「え……うん」
そしてユウキがスマホのニュースを見てみると
『なんということでしょうか!ナーブギアで死んだはずの人たちの意識が戻りました!どういうことでしょうか!これは奇跡です!』
「嘘……!?本当に……!?真司……どうやって……!?」
「なあに世界の時間を巻き戻しただけだ。本当はやっちゃいけないことだけどな。死者を冒涜する行為だから。でも今回はこんな惨劇を無くしたいと思ったからな」
「真司さん……やっぱり真司さんは凄いです!」
「真司……」
「今の話は本当なのか!?」
後ろから聞こえた声。
振り向くとそこにはキリトがいた。
「お前は……」
「そうか……お前があの時の……ありがとうな!俺たちだけじゃくて皆も助けてくれて!」
「そりゃどうも」
そしてキリトがベンチに座った。
すると
「ねぇ……真司……」
「なんだ?ユウキ」
「あのね……僕は……「ユウキさんは真司さんが好きなんですよ」ちょっ!?」
は……!?
おいおいちょっと待て……またぁ!?
「ユウキさん。正直に言ってください。貴方は真司さんが好きなのですか?」
「僕は……好き!真司が好き!」
いや待て……そりゃあユウキは嫌いじゃないけどさ……
「私は真司さんが良ければユウキさんもお嫁さんにしても構わないですが……」
「いや、俺は……」
「真司は……僕のこと嫌い……?」
涙目で見ないでほしい。
あー!!!正直に言うしかないか!
「いや、嫌いじゃないです…俺もユウキが好きです!」
「なら問題ありませんね!」
こうしてユミナの決定によりユウキも俺の嫁候補に加わった。
まあユウキは嫌いじゃないし……いいのか?
そして旅立つ日
キリトやクラインたちが見送りに来てくれた。
「ありがとうな」
「ユウキを幸せにしろよ!」
「じゃあ……またな」
こうして俺はソードアートオンラインの世界を後にした。
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