転生破壊者のヒーローアカデミア   作:ハッタリピエロ

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ブラクロの世界

9時ぐらいに起きるというのは遅いほうなのか、それとも早いのか。そんなことを考えながら特に予定もなくブラブラと歩いていたら

 

「真司……」

 

後ろから声をかけられたので振り返ると

 

「ファルネじゃないか。お母さんの方はいいのか?」

 

「うん…今日は真司と一緒にいる……」

 

そう言ってファルネは腕を絡ませてくる。

 

ううむ……嬉しいが少し照れくさいな……

 

言ってなかったがファルネのお母さん、フィアナさんは原作よりも早くこの国にある学校の先生をしてもらっている。

 

そのままファルネと国を散歩していると辺りをディメンジョンオーラが包み込んだ。これは!?

 

「ファルネ!」

 

「っ…!」

 

そしてそのまま俺たちはディメンジョンオーラに巻き込まれた。

 

・・・・

 

???side

 

「はぁ……はぁ……」

 

ヤベェな……サードアイっつう化け物三人組が出てきたがこいつらがマジで強え……

 

おまけにフィンラルたちを巻き込まねえようにしねえといけねえってのがキチイぜ……

 

「ヤミ団長ぉぉー!!!」

 

「そこ動くんじゃねー!!!まさか俺の心配してんのか……早えよ……そこで見てな。俺が今ここで……限界を超えるのを……」

 

「無駄だよ……彼等は一人一人が魔法騎士団長よりも強い……!」

 

そしてサードアイの三人が向かってくるのに迎撃しようとした時

 

ヴヴゥゥゥゥン!!!

 

突如、銀色のオーロラが現れた。

 

ありゃなんだあ?新手の敵か!?

 

いや違えな……向こうも驚いてやがる。

 

なにが起こるってんだ?

 

そしてその中から黒髪の男と桃色髪の女が出てきやがった。

 

「……何者だい?君たちは……」

 

白夜の親玉ヤローがそいつらに質問したが

 

「まーた違う世界か……だが大体わかった」

 

違う世界だと!?どういうことだ!?

 

「んじゃあさっさと終わらせますか」

 

終わらせるだと?コイツ敵なのか味方なのかわからねえ……!

 

「ああ、大丈夫ですよ。ヤミ団長。俺は味方です」

 

コイツ……!俺の心を読んだのか!?

 

「さーてと……ねえねえエルフの諸君、無駄な復讐はよさないか?」

 

「っ……!!?貴様ぁ!!!なぜそれを知っている!!?」

 

「俺はね。人の心を読めるんだよ。君たちの目的も俺の前では全て筒抜けさ」

 

「コイツ……!!!やれ!!!消せ!!!」

 

そしてその男に標的を変えたサードアイだったが

 

時間停止(クロノ・ストップ)

 

そして次の瞬間にはサードアイ全員が吹き飛ばされた。

 

・・・・

 

……ディメンジョンオーラに巻き込まれて来た世界…ここは…ブラクロ、ブラッククローバーの世界だな。

 

んでコイツらは白夜の魔眼。大昔に滅ぼされたエルフの転生した奴らが率いるテロリスト集団。

 

この世界ではエルフはある一人の人間が裏切って滅ぼされたと言われているが実際は悪魔の手によるものである。まあ人間によって滅んだ事実は変えられないがな……

 

さて……このまま帰ってもいいが……

 

「なあ、無意味な復讐なんてよさないか?」

 

「黙れ!!お前になにがわかる……!!!」

 

「リヒトはそんなこと望んでないよ」

 

「ふざけるな!!!お前にリヒトさんの気持ちがわかるものか!!」

 

「はぁ……ライアだっけ?お前はルミエルが裏切ってなんかないって気づいているだろ?」

 

「……」

 

「ライアさん……本当ですか……?」

 

「……なんで……ああ、心が読めるんだったよな……皆の復讐心を削ぐのが嫌だったから言わなかったが……そうだよ」

 

「……だとしても!人間のせいで……!リヒトさんも……!」

 

「真実が知りたいか?」

 

「どういうことだ……」

 

時間掌握(クロノ・スクロール)

 

世界の時間を戻して500年前に飛ぶ。

 

勿論干渉できないようにしてある。

 

映し出されるのは人間と悪魔の罠によってエルフが滅ぼされる瞬間

 

「これは……!!?」

 

「酷え……!!」

 

「こんなのを見せたいのか!!?お前は!!」

 

「まだだ……」

 

そしてルミエルがリヒトの元に駆けつけると

 

「リヒトさん!?」

 

『やはり……君ではなかったんだね……すまない……一瞬だけ疑ってしまったのを許してほしい……』

 

その後もルミエルとリヒトが生み出した魔神との戦い。悪魔がエルフを転生させた事実。

 

そして元の世界へ戻る。

 

「そんな……」

 

「わかっただろ?リヒトは復讐なんか望んでないよ。それに君たちを復活させたのは悪魔の野望の一部に過ぎないんだ」

 

俺の言葉にパトリは

 

「リヒトさん……」

 

「リヒトくん……ルミエル……」

 

「そんな……」

 

「リヒト……」

 

サードアイの連中も肩を落としている。

 

まあ無理もないか。自分たちの信じていたものが悪魔の野望の踏み台に過ぎないと気づいたのだから。

 

「だとしても!!!人間のせいで結局僕らは!!」

 

「そうじゃないだろ…アイツは裏切ってなんかいない……それを信じれないのか?」

 

「黙れ!僕らは全てを失った!こうするしか道は「全てをやり直せる……と言ったらお前は信じるか?」え……?」

 

「だから過去に行ってあの出来事を変えてやるってんだよ」

 

「そんなことができるのか……?」

 

「ああ……」

 

「皆も……救えるのか?」

 

「ああ」

 

「…………」

 

「「「パトリ……」」」

 

「……本当に……そうなら……頼む!!!皆を……救ってくれ!!!」

 

「ただし条件が一つ」

 

「なんだ!?」

 

「今後人間を恨むな。今を生きている人間はなんも関係ないんだ。ソイツらに対して理不尽な怒りを向けるな。約束できるか?」

 

「「「「……約束する」」」」

 

「んじゃあ……ファルネも付いてきてくれ」

 

「わかった」

 

ディメンジョンオーラを過去に繋いで俺はその中に飛び込む。

 

そして王宮へ飛んだ。

 

スコープでルミエルを探すとテレポートで転移した。

 

・・・・

 

ルミエルside

 

「ルミエルだよな?」

 

「……君は何者だい?」

 

突然目の前に現れたのは一人の男。

 

何者だ……コイツは……?

 

「そう警戒するな。俺はお前に大切なことを告げにきたんだ」

 

「……後にしてくれないかな?」

 

「……わかった」

 

僕はそのまま父上に言われた玉座に向かうと

 

「なっ!?」

 

黒い物体が僕を縛った。

 

大臣!?いや違う!コイツは……悪魔だ!

 

「あーあ、結局俺が助ける羽目になるのか……時間逆行(クロノ・リバース)

 

その声が聞こえたと同時に僕はさっきいた場所に戻った

 

なっ!?

 

そこにはさっきの男もいた。

 

・・・・

 

「さてと……大体わかってもらえたよな?」

 

「……あの悪魔のことか……君が言いたかったことは」

 

「そうだ。あの悪魔が君の家族を唆してエルフを滅ぼそうとしている」

 

「なんだって!!?」

 

「俺はそれを止めに未来からやってきた。チカラを貸してほしい」

 

「…………わかった!!!」

 

・・・・

 

???side

 

なぜだ!?どうなっているのです!?

 

なぜルミエルは言われた場所に来ない!?

 

それに王族が攻め入るのはまだか!?

 

クソっ!こうなったら私自らが……

 

「そんなことさせると思ってるのか?」

 

なっ!?

 

そしてなにやら不思議な威圧によって私の意識は刈り取られた

 

・・・・

 

ふ〜……どうにかなったな……エルフを滅ぼそうと目論んだ王族たちは捕らえて魔道具はぶっ壊したし、悪魔も覇王色の覇気で気絶させて神気でできた俺のプリズンに捕らえたしこれで一件落着だな。

 

そしてルミエルだが

 

「ごめん!!!」

 

エルフの皆に土下座していた。

 

「僕の家族が……愚かなことをしでかそうとしていて……僕は……それを知りもしなかった……本当にごめん!!!」

 

皆が微妙な顔色をする中でリヒトは

 

「……顔を上げてくれ。ルミエル」

 

「リヒト………」

 

「君は裏切ってなんかいない……それに……ありがとう。私たちを助けてくれて……」

 

「それに……真司くんだっけ?君にも礼を言わなきゃね。君のおかげで……私たちは救われた。本当にありがとう」

 

リヒトの言葉で皆は

 

「……まあルミエルは悪くねえな……」

 

「そうだな……ありがとう」

 

「ああ……」

 

ああ……良かった……エルフたちはルミエルを許したそうだった。

 

さて……

 

「それで……真司くん……あの悪魔はどうする?」

 

ルミエルが聞いてきた。

 

まあ……

 

「お前の時間を巻き戻して……消すのは簡単だが……それは勿体ない」

 

「な、なにをするつもりだ!?」

 

「お前の魔力……貰うぞ」

 

俺は神気で悪魔の内部にある魔力を抜き取って自分に吸収させた。

 

「ば、バカなぁ!!!わ、私の魔力がああああ!!!」

 

「さて……消えろ」

 

そして悪魔の時間を巻き戻して存在を消した。

 

これで……言霊魔法は俺のものだ……

 

エルフを滅ぼそうとした王族たちは地下牢へと入れられると

 

「真司くん」

 

「うん?」

 

「テティアの結婚式に…真司くんたちも出てくれないかな?」

 

「いいのか?」

 

「うん。君のおかげで……テティアも……リヒトも救われた。ありがとう」

 

「じゃあ一つお願いがあるんだけどさ」

 

「なに?」

 

「友達になってくれないか?」

 

「……いいよ!」

 

「じゃあ私とも友達だね」

 

「リヒト……ああ、友達になってくれるか?」

 

「勿論」

 

そして二日後、テティアの結婚式は盛大に行われた。

 

ああ、あとファルネがグリモワールを貰った。正直驚いたよ。まあ強くなれるからいいんだけどさ。

 

魔法名は歌唱魔法らしい。原作通り支援型になるそうだ。

 

ユミナやレイ子たちも呼ぶと歓迎された。

 

エルフも今回の一件で人間を敵視することはなかったそうだ。よかったよかった。

 

「じゃあこの子たちも君の婚約者なの!?や

 

「はい、10人以上」

 

「マジかよ〜羨ましいね〜こんな美人たちと」

 

「あっ、そうだ」

 

「なんだい?真司くん」

 

俺はディメンジョンオーラを開いて未来からパトリたちを連れてくると

 

「んじゃあお前は……未来のウチ?」

 

「んまあ……そういうことになるな」

 

「本当に……皆を助けたのか……真司!」

 

「なに?」

 

「……ありがとう!」

 

「気にするな」

 

そしてこの世界から去ろうとすると

 

「真司くん。また遊びに来てね」

 

「真司くん。世界を救う時は私たちを呼んでくれ。力になろう!」

 

「そうだね……ウチとしてもお前は気に入ったし」

 

「んじゃあな……平和に暮らせよ」

 

こうして俺はブラクロの世界を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

活躍させてほしいメインヒロイン

  • 柳レイ子
  • ユミナ・エルネア・ベルファスト
  • ボア・ハンコック
  • 他のヒロイン
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