「ということになったから三日間は、国の政務はよろしく」
「真司って毎回面倒ごとに巻き込まれるよね……」
「あのな?本当ならおまえが巻き込まれるところだったんだぞ?感謝しろとはいわないがもうちょっと気遣ってくれよ」
「ははは……」
「んじゃあ、そういうわけだから。よろしくね」
電話を切って俺はため息を吐いて
そして『ミラージュ』で幻影を纏って女性に変化する。
シノビにカメンライドしてもよかったのだが……あれ身体も変化するから嫌なんだよ……
そして変化した俺をみたレイ子たちの反応は
『わ~!!!』
と興味津々といった感じで見てくる。
「じゃ、じゃあいこっか」
さっさとオーロラカーテンを開いて
大樹海に向かう。
・・・・
「ふああああ……デッかいなあ……」
大樹海には来たことはあるが大神樹とやらを見るのは初めてだ。
直径で何十メートルあることやら。高さはちっさいビルより高いんじゃないだろうか。それでも幹の太さに比べると大分低いらしい。その大きさや幹のガッシリとした様からまさに母なる木といわれてもおかしくない。
根元に様々な切り株のステージがあり、そこで予選が行われるそうだ。
皆も一時的とはいえラウリ族ということになっているので、部族の衣装をしている。
胸覆いと下帯姿だ。露出が高くて正直直視できない。でも眼副だったということは言っておこう。
ステージでは命を奪うような攻撃は軽減され、魔法も使えないらしい。魔法ではないのだが仮面ライダーの変身は鎧となるので禁止らしい。
覇気は使えるらしいから不安要素が全くない。
出場メンバーはこうだ。
レイ子、諸刃さん、ハンコック、アイン、ユウキ、ということになっている。
部族代表としてパムが出たがっていたが、勝負してみたところあっさりと負けたので仕方なく認めたらしい。
まあラウリ族の人たちも反対したがパムの一言で引きさがった。
そして審判の部族の人に声をかけられると皆ステージに向かった。
「皆頑張ってね。応援してるから」
「任せて真司!」
「全力を尽くすよ」
「はい、あなた!」
「勝つ……」
「頑張るよ!僕!」
上からレイ子、諸刃さん、ハンコック、アイン、ユウキの順番で返してくれた。
そして皆が行くのを見届けると俺たちも観客席に戻った。
おやつのドーナツを取り出して皆に手渡す。
遂に全部族が揃うと、精霊の導きとでもいうのだろうか。大神樹の葉っぱが動いて頭上から降り注ぐ光を調節して、対戦相手を決める。
こうして試合が始まっていき、いよいよラウリ族の番となった。
順番はこうだ。
1ユウキ
2ハンコック
3諸刃さん
4レイ子
5アイン
だ。
この五人の強さを表すなら
諸刃さん>>>レイ子(ゴースト)>ハンコック=ユウキ=アイン(レーザー)>レイ子(生身)=アイン(生身)
諸刃さんがずば抜けて強いので、できるなら隠しておきたいが、それで出ずに負けたら元も子もないからな。
でもこの五人が負けることなんて考えられない。
一番手のユウキがステージに立つ。相手は槍の使い手だった。
「始め!」
審判の合図とともにユウキが神速の速さで突っ込み、相手に攻撃の隙すら与えずにモロに峰打ちを当てると
「そこまで!」
審判の男の声と同時にラウリ族から歓声が巻き起こった。
その後もハンコックと諸刃さんによるストレート勝ちで一日目は終了した。
活躍させてほしいメインヒロイン
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柳レイ子
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ユミナ・エルネア・ベルファスト
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ボア・ハンコック
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他のヒロイン