あの後バルム族が原作通り絡んできたがハンコックたちによってあっさりと追い返された。
そして俺は『ミラージュ』を解除して見聞色と神気が感じた気配の主の方へ向かう。
その場所に着くと
「俺の声が聞こえるか?」
俺の声に応えるかのように月光が辺りを照らし出す。
「貴方は誰ですか?」
声とともに緑色の光が現れて少女の形となった。
「精霊か……」
「はい。私は大樹海を統べる大樹の精霊でございます。
やっぱりか。原作でも大神樹には精霊が見守っていた。
「それよりも貴方は誰ですか?失礼ですがただの人間には見えません……」
「じゃあ教えよっか」
俺は神気を少しだけ解放させると大樹の精霊はその場で跪いた。
精霊にとって神の力とは絶対の存在だからな。
「俺はまだ一応人間だけど死神の眷属かな」
「あの死神様のですか!?信じられません……死神様が認めた人間がいるなど……」
大樹の精霊は口に手を当てて驚く。
「しかしそんな方が何故……」
「身内の応援にね。それよりも……」
俺は原作で知っている限りのことを話す。
「そういうわけだから気を付けてね。万が一があったら俺たちも手を貸すから」
「わかりました」
こうして精霊との会談を済ませた俺はさっさと帰っていく。
・・・・
二日目も特に問題はなかった。
初戦は先鋒のアイン、次鋒のレイ子、中堅のハンコックのストレート勝ちで終わりその後もその三人の独壇場だった。
少し警戒すべき相手はやはりソニアさんや連月さんのルルシュ族かな。その証拠に勝ち上がってきてるし。
んで三日目、
連月さんと戦うのは先鋒のアインで、ソニアさんと戦うのは次鋒のハンコックらしい。
「始め!」
開始と同時に剃でアインが一瞬で懐に潜り込むと手にした双剣を振るうが連月さんは後ろに跳んで躱すも、右手の双剣による二撃目を食らってしまい、吹き飛ばされるがギリギリで踏みとどまる。
そして追撃しようとしたアインに対して発勁を放つが武装色で防ぐと同時に駆け出して飛び蹴りを放ち連月さんを場外に吹き飛ばした。
「勝者アイン!」
勝ったアインは満更でもない笑顔を浮かべる。
続いてハンコックとソニアさんの試合だ。
「始め!」
今度は開始と同時にソニアさんが攻撃を仕掛けてくるがハンコックは当たる寸前で横に移動して躱した。
その後もソニアさんは次々と攻撃を仕掛けるがハンコックはまるで華麗なる舞踏を演じるかのように攻撃をかわし続ける。
その美しい舞いに他の部族やラウリ族ですら見とれていた。
攻撃を仕掛け続けたソニアさんは疲労困憊だったがハンコックは呼吸が乱れていなかった。
そしてソニアさんの動きが鈍ったのを見逃さずに一瞬で間合いを詰めて、下からの蹴り上げでソニアさんはダウンした。
次の試合だったがユウキが開始五秒で電光石火の如く勝負を決めた。
これで……残す懸念はあとひとつだけだな……
活躍させてほしいメインヒロイン
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柳レイ子
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ユミナ・エルネア・ベルファスト
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ボア・ハンコック
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他のヒロイン