転生破壊者のヒーローアカデミア   作:ハッタリピエロ

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会談

死神がいたのには驚いたが、それよりも

 

「あっ!まさかこの転移が邪魔されてるのって……!」

 

「そうだ。俺の仕業だ」

 

やっぱりかよ……!

 

と思ってたらアインが裾を掴んで

 

「真司……この人誰……?」

 

と可愛らしい目つきで質問してきたのを無視するわけにもいかず

 

「この人は死神。俺を転生させた張本人」

 

「この人が!?」

 

アインが驚きの眼差しで死神の顔を見る。

 

といっても死神はフードを被った姿なので素顔はわからないが

 

「しっかし……なんの用なんですか?わざわざ俺の転移能力を阻害してまで……この世界になにかあるんですか?」

 

「まあ……そうだな。っとその前にだ」

 

死神は指を鳴らすとテーブルと豪華な椅子が現れた。

 

「座れ。立ったままじゃ疲れるだろ?」

 

「ありがとう……」

 

アインが礼を言って座る。

 

俺が座るのを見た死神も座る。

 

「おまえも気づいていると思うがこの世界は「インフィニットストラトスの世界でしょ?」ああ、そうだ」

 

やっぱりか。最初の時点で気づくべきだったと言われそうだが俺ってインフィニットストラトスをあんまり見てないんだよね……ISと名前は知っていたが。

 

「それでだ。おまえに頼みがあるんだが」

 

「なんでだ?」

 

「おまえにこの世界を救ってほしいんだ」

 

「……理由を聞いてもいいか?」

 

「まあそうだよな。知っての通り世界は無数にある。おまえが元居た世界の知的生命体が物語を作ったからだ。そして物語が完結しようが途中で打ち切られようが続く。ただしどうなるかは想定できないがな。そして本来なら違う世界の住人が干渉するのは原則禁止されてるんだ」

 

「あれっ?ちょっと待ってくれ。じゃあ俺もルール違反をしてるってことか?」

 

「原則っていっただろ?悪意あるものや世界崩壊の危険がない干渉なら普通は問題なくスルーされるんだ。その点についてはおまえは問題ない」

 

「そっか……」

 

「だがちと厄介なことになってな……ライダーの世界でショッカーがライダー世界を渡る技術を進化させやがったんだ……要は他世界への干渉ができるようになっちまったわけだ」

 

「おいっ!じゃあヒロアカやイセスマの世界にオルフェノクが現れたのって……!」

 

「ああ、ショッカーが暗躍していたんだ」

 

ソードアートオンラインの世界でショッカーの存在があったからなにかはあるとは思っていたが……神ですら見逃せない問題になっているのか……!?

 

「そしてこの世界では3年前からスマッシュが出現し始めてる。ここまで話せばわかるよな?」

 

「俺にショッカーを退治しろってこと?」

 

「ピンポーン!ピンポーン!そうだ。頼む」

 

「あの……アンタはなにかできないのか?例えば消滅させるとかさ?」

 

「神は基本地上への干渉ができないんだよ。特に俺の座にもなるとな」

 

「地上の誰かに力を与えるってのは?」

 

「その方法もあるんだが……この世界は魔法という概念が存在しないから自然に強大な力を渡せないんだ。ISってのも考えたがそれは技術の混乱を招くって思ってな。それに適正者もいなしな」

 

「適正者?」

 

アインが首を傾げる。

 

「力を渡すってのは要は人に神に匹敵させるってことだ。どこのかしこに渡して問題ないと思うか?」

 

「あー……思わないです」

 

「その点ではこの世界に適正者がいないんだよ。優しいだけでもダメなんだ。要は力の正しい使い方を知ってないな。不味いと思った矢先にお前が異世界に転移に巻き込まれたのを見てな。それで」

 

「俺に頼もうと」

 

「そう!その通りだ!」

 

「あの……一つ聞いてもいいか?」

 

「うん?」

 

「じゃあなんであの時俺にディケイドの力を渡してくれたんだよ。あれだって神に匹敵する力だろ?」

 

「何を今更……それはお前が適正者だからだよ」

 

「は……!?」

 

「あの時おまえを調べてみたが見事に適正者だった。はっきりいって部下のミスだがおまえが死んだのは……気に障るかもしれない言い方だが嬉しい誤算だったんだよ」

 

「そっか」

 

「……怒らないのか?」

 

「何を今更。怒ったってしょうがないだろ?」

 

「ふっ……ありがとよ。それでだ。協力してくれるか?無理強いはしないが……」

 

「いいけどさ。転移能力の阻害は解除してくれよ?レイ子たちに報告しないと」

 

「ああ。わかった。あくまでもおまえを引き留めるための手段だったからな」

 

「で?どうすればいい?」

 

「IS学園に通ってくれ」

 

「なぜだ?」

 

「あそこなら代表候補生など強力な奴らの協力を結べるだろ?」

 

「代表候補生?なんだそれは」

 

「あー……それはだな」

 

その後この世界の一般常識的なことを死神は教えてくれた。

 

「成程ね……大体はわかった。でもどうやって接触する?」

 

「とりあえずおまえにもIS適性を持たせる」

 

「わかった」

 

「じゃあな。頼んだぞ」

 

そして再び時間が動き出した。

 

「……真司どうする?」

 

「……とりあえずレイ子やユミナたちに連絡する。一旦戻るぞ」

 

そして俺たちはイセスマの世界に戻り、レイ子たちに事情を説明すると

 

「成程……わかりました。行ってください。真司さん」

 

「ユミナ……ありがとう」

 

「ただし!アインさんに私も同行させてください!聞けばIS学園は一人を除いて女性しかいないそうじゃないですか。そんなとこに真司さん一人で行かせるわけにはいきません!」

 

「わかった。死神に相談してみるよ」

 

そして三日後、二人目の男性操縦者が見つかったことで世間は大盛り上がりとなった。

活躍させてほしいメインヒロイン

  • 柳レイ子
  • ユミナ・エルネア・ベルファスト
  • ボア・ハンコック
  • 他のヒロイン
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