あの後俺がいなくなったことは少々の混乱を招いたが織斑千冬が説明してくれたので、事なきを得た。
IS学園について簡単に説明すると操縦者、及び開発者、整備士などIS関係の仕事に就く者の育成を目的とした学園だ。
新たな制服を身に着けて、入学式に行こうとしたら
「空野、ちょっとついてきてくれるか?」
織斑千冬、いや織斑先生に呼び出された。なんだ?
ユミナたちもついてきていいか?と聞くとあっさりと了承された。
案内されるがままに俺は廊下を歩く。
しっかし広いなあ……廊下の奥が見えない。長すぎるだろ。
例えが悪いとおもうが8両電車3台分は長さがあるのだ。
そして途中で曲がって着いた先はこの学園のアリーナだった。だが俺が目に付いたのはアリーナの大きさではないそこにいた人物だ。
水色髪と綺麗な赤い目が特徴的なスタイル抜群な美少女がこちらを見ていた。
「やっと来てくれたわね。でも……お姉さんを待たせるなんて……メッ!」
そして扇を広げるとそこには『遅刻厳禁』と書かれていた。なにその狙いすましたように書かれているのは。超能力者かアンタは。ユミナたちも目を丸くしていた。
「えっと……この人誰ですか?」
「彼女は更識楯無。この学園の生徒会長で強さは学園一だ」
「そんな人がどうして俺の相手に?」
「先日のおまえの戦いを監視カメラで見ていたが正直、普通の試験官じゃ一方的にヤラれるのがオチだ。なので」
「私が相手というわけよ?仮面ライダーくん?」
悪戯っ子のように微笑む彼女を見て
「……彼女に話したんですか?」
「そう言うな。彼女の実家はこの国でも相当な権力者で彼女自身も相当強い。我々としても世界がかかっているとなると協力を要請したくてな」
「はあ……分かりました。ていうか俺にそんなこと話しても大丈夫ですか?」
「政府に話したところおまえに対しては特別措置がとられていることになった。お前が情報を流そうとしなければ問題ない」
「そうですか。それで?俺のISは?」
「いや。今回はおまえの全力を見るためにもISはない」
「えっ?……まあいいけど」
「あら?随分余裕ね?」
「負けるのは嫌だし……しゃーない!やるか」
「ふふっ!元気な後輩は嫌いじゃないわよ?」
「……言っとくけど俺19歳だからな……?」
「えっ!?嘘っ!?マジで!?」
はあ……やっぱり神気のせいか成長が止まってるのかな……
そしてお互いに距離をとると
「行くわよ!ミステリアスレディ!」
更識さんはISを展開させた。
メインカラーが水色のISで彼女と色がベストマッチしてると思った。
「じゃあ……変身!」
<カメンライド、ディケイド!>
20もの影が重なって俺は変身した。
「へえ……それが仮面ライダー……」
「そう。仮面ライダーディケイドだ。じゃあ……行くぞ!」
俺はワンフォーオールを発動させて剃で一気に距離をつめて蹴り飛ばそうとしたが咄嗟に反応した更識さんは横に避けた。
「ふ~ん……これを避けるんだ……流石に最強を名乗るだけはあるな」
一方楯無は
(何今の!?あと一瞬でも反応が遅れてたらヤラレてた……!それに当たってもないのにシールドエネルギーが4割も減っているなんて……!)
と俺が体勢を変える隙に更識さんは距離をとると
水を螺旋状に纏った槍についているガトリング砲を撃ってきたが見聞色で全て予知して躱す。
そして次の狙いも分かっていたので俺は地面目掛けて足を振り下ろす。
「PEGASUS SMASH!」
「きゃあああ……!」
そう。俺は辺りに浮かんでいたナノマシンの水を全て吹き飛ばしたのだ。
そして衝撃波で更識さんに隙ができたのを見ると
<ファイナルアタックライド、ディ、ディ、ディ、ディケイド!>
ディメンジョンキックで蹴り飛ばした。勿論加減したが。
そして壁まで吹き飛ばされた更識さんのISが強制解除された。
「あ~……痛タタ……私が負けちゃうなんて……空野君、君すごいね!」
う~ん……加減したなんて言わないでおこう……面倒なことになりそうだ。
「それに君手加減してたでしょ?」
「気づいてたんですか……」
「私を誰だと思ってるの?謎の美少女楯無さんだぞ?」
得意げに微笑む彼女に俺は苦笑いするしかなかった。
とそこに
「試験は終了だ。文句なしの合格だ。おめでとう」
「……ていうかなぜ入学式に試験なんですか?」
「予定が重なっててな。その点についてはすまなかった」
と俺も変身を解除するとユミナとアインがこっちにきた。それをみた楯無さんが
「さってと!空野君!困ったことがあったら私に言ってね?お姉さん協力しちゃうぞ?」
そういって俺に近づいてくる更識さん。と後ろからユミナとアインが腕を絡ませて楯無さんをジト目でみていた。
怖いな……
ともあれ俺たちはIS学園に入学した。
活躍させてほしいメインヒロイン
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柳レイ子
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ユミナ・エルネア・ベルファスト
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ボア・ハンコック
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他のヒロイン