これは真司たちがインフィニットストラトスの世界に旅立つ少し前ー
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雪菜side
朝6時半、私は少し早起きしてしまったしてしまったと思ったが眠たい目をこすって洗面台で顔を洗う。
私は布団をクローゼットに戻して、面倒だと思いながらも身支度を整える。
いつもの服装に着替えて髪の毛を整えると何をして暇を潰すかと考える。
そこで彼女の元を訪れることにした。
広大な広さを誇るブリュンヒルドの城。東館の3階に向かうことにした私。
ドアの前まで来て二回ノックをする。
コンコンっと音が鳴り響いた10秒後ガチャとドアが開いた。
「あ……おはようございます……雪菜さん……」
「おはようリンゼ。今作業中?」
「ふぇ……?ええ、まあはい……」
「じゃあ私も参加させてもらえない?」
「いいですよ……ちょっと待ってくださいね……」
この子はリンゼ・シルエスカ。真司と同じ地位にたつ望月冬夜の婚約者の一人だ。
そして私と共通してる趣味というのが
「はい……散らかっているかもしれませんが……」
中に案内されて部屋を見る。
中はぬいぐるみやリンゼが編んだ衣服類が散らかっていた。
「ふふっ……夢中になるのはいいけどちゃんと睡眠とらないと冬夜に心配されるわよ?」
「ううう……」
リンゼは夢中になったことにはとにかく取り組むよく言えば努力家だ。
しかしそのせいで身体を壊したら婚約者からすれば心配だろう。
「それでなんだけどもうすぐ冬なんだしマフラー編まない?プレゼントしたいの。焦凍に♪あなたも冬夜にプレゼントしたら?冬だからクリスマスみたいだし。喜ばれるわよ?」
「わ、私が……冬夜さんにプレゼント……!」
あらら……真っ赤にしちゃって……でも私も人のこと言えないや♪
そして赤い糸を二本取りしてマフラーを編む。
ふふふ……焦凍喜んでくれるかな……
通常のマフラーよりより長く編んだ。
このマフラーで二人一緒に……!
そして焦凍が……!
『俺と一つになろうよ』
って……!キャー!
でもこうして糸を編んでいるとなぜか落ち着くわ……まるで彼との糸を紡ぐように……ふふふ……
そして赤のマフラーを編み終わると同時にリンゼも白のマフラーを編み終わった。
「すごいじゃないリンゼ!これで……」
「はい!冬夜さんにプレゼントできます!」
二人でハイタッチをして明日のために気合を入れる。
・・・・
俺は今ねじれちゃんと諸刃さんと一緒にワンピース世界に来ている。
久しぶりに顔を合わせるのと偶にはこっちの世界で歓迎してくれるという心遣いのものだった。新海軍本部まで来ていると
「キーシシシシシ!久しぶりだな真司!」
「おう久しぶりだなモリア。スリラバーグは順調か?」
「おう!住民も段々増えていってるぜ!」
モリアのスリラバーグは島一体といいいほどの面積を持つ船なので七武海が守る安全な島として移籍する住民が後を絶たない。
「ハーハハハ!マ~マママッ!久しぶりだねえ真司!彼女とは上手くやっているかい!」
「ああ、あと新しく増えた諸刃さん」
「ハーハハハ!相変わらずだねえ!」
「アンタには言われたくありませんよ……旦那さんとは上手くいってますか?」
「ああ!今となっちゃあいつらに迷惑をかけたと思ってるよ……」
ビッグマムはあの後元夫とも交流を取り戻してやり直していくことを決めたようだ。
「カタクリさんは元気ですか?」
「オマエんとこの焦凍に負けたのが相当応えていてね……兄弟姉妹巻き込んで修行に明け暮れてるよ……修行ついでにお前が相手してくれないか?」
「ここにいる諸刃さんのほうが現段階では俺より強いですよ?」
「何ぃ?ホントかい!」
でトットランド
「「「はぁ……はぁ……」」」
あの後諸刃さんとビッグマム海賊団の腕利きの何十名かが勝負をしたのだが残ったのはスイート三将星の三人だけであった。オーブンやダイフク、ペロスペロー、アマンドなども既にKOされている。
だが、残った三人も既に息が乱れているのに対して諸刃さんは汗すらもかいていなかった。
「ぐっ……これ程強いとは……!」
「ああ……正直勝てる気がしねえ……」
弱気なクラッカーとスムージーだったがカタクリが
「……確かに勝てる可能性は万に一つにないかもしれねえ……だが諦めるな!俺たちの誇りをみせてやるんだ!」
カタクリの鼓舞で再びやる気を取り戻す。
「はっ!」
先に飛び出したのはスムージーだった巨大化して斬撃を放つが大きさを気にすることなどないように諸刃さんは武装硬化した剣で受け止めると弾き返した。
がその時
「ロールプレッツエルっ!」
回り込んだクラッカーが高速回転された突きを放ったが
「はあっ!」
素早く返した諸刃さんの横薙ぎに押し返されて懐までの接近を許した結果、
「ぐほっ……」
鎧を簡単に突き破る突きを食らってクラッカーは戦闘不能になったが
「流れモチ!」
勝利の油断した瞬間を狙って拘束しようと考えたのかカタクリが能力の覚醒を使ったが捕まるより前に諸刃さんは空に飛んで武装色を込めたとぶ飛ぶ斬撃を放った。
カタクリは能力の使用を止めて土竜で斬撃を受け止めたがその隙に
スムージーへ接近した諸刃さんが峰打ちを打ちスムージーも戦闘不能。残りはカタクリだけとなった。
カタクリも得意の未来予知で攻撃を読んでいるのだがそれを上回るほどのスピードと手数の多さに内心勝ち目がないと思ってしまった。
「アンタ……強いな……」
「君も強いよ?それにまだ伸びしろもある。だけど君は無駄な動きがない分覇気を使わなくても読まれやすい。無駄がない分スピードも相当なものになるが……弱点を押し付ける方がいいと思うよ?」
「……」
そしてカタクリも倒されてしまったが最後の最後でリーチを活かした戦い方で抵抗したのが大分凄かった。
「ハーハハハ!凄いじゃないか!お前の嫁は!お前も負けないようにしねえとな!」
「ハハハ……そうだな……」
とビッグマムからトットランドを回ったらどうかいと言われて遠慮なくそうさせてもらうことにした。
とその時
「真司さん!」
「あっ、コアラ」
元革命軍で今や新政府の幹部であるコアラと再会した。
ビッグマムは七武海であるのでコアラがここにいてもおかしくはない。
「あっ!真司さんたちもお買い物ですか!?だったら……」
「うん?」
「わ……私とも一緒に回って……くれませんか……?」
「ああいいよ」
「えっ!?いいんですか!?」
「ああ」
コアラが突然後ろを向いた。
そのコアラは顔を赤らめて真司との買い物に心を躍らせていた
・・・・
コアラside
突然だが私は真司さんが好きだ。
あの人に助けられた……からともいうのもあるが、頂上戦争の際、ドラゴンさんをも巻き込むほどの大騒動を起こし、世界を変えてみせた。そんな彼の姿に惹かれた。でもこの時は気づいてなかった。
そして真司さんが元の世界に戻る際、多数の彼女がいるのを見て嫉妬する自分に気づいてわかってしまった。
ー私は真司さんが好きなんだと
でも私はそんな気持ちを伝えることもなく真司さんを見送ってしまった。
そしてこの気持ちが実ることはないのだと思うと涙が出てきた。
だけどまたこの世界に来るって彼は言ってくれた。
その言葉通り彼はやってきた。
なら今回こそ……彼に伝えなきゃ……!
・・・・
俺とコアラたちでメインストリートを回っている。
服屋に化粧品店などといろいろ回った。
町にある壁チョコなどを食べて待っている。
とその時なにか争う音が聞こえてきたので向かってみると
「魚人が生意気なんだよ!」
「ここでぶっ殺してやる!」
どうやら海賊たちが魚人が気に入らないらしくイチャモンをつけているようだった。
「やれやれ……しょうがないな……「待って真司さん」コアラ?」
「あの人たちは……私に任せてくれませんか……?」
「え……俺としては心配なんだけど……」
「え……?」
「当たり前だろ。コアラのことが心配だ」
「し、真司さん……はっ!でもやらせてください!」
うーん……まあ危なくなったら割り込むか……
それに心なしかコアラの顔が赤いからホントに心配だ。
「……わかった」
「ッ!ハイ!」
そして海賊たちの前に立つコアラ
「やめなさい!」
「はっ!人間なのに魚人の味方すんのか!?」
「ぶっ殺してやる!」
海賊たちは得物を持って向かってくるがコアラは反射神経で躱して鳩尾に一発ずつ入れていった。
「ねえねえ?真司君」
「なに?ねじれちゃん」
「真司君は……コアラちゃんのことが好き?」
「好きか嫌いか?」
そう言っているうちに最後の一人を回し蹴りで蹴り飛ばして倒した
と同時に周りから歓声が沸きおこる。
「う~ん……コアラのこと……好きっちゃ好きだな」
と俺が呟いたのを聞いていたのかコアラが
「し、真司さん!?なっ、いきなりなにを!?」
ものすっごい盛大に顔を赤くしてワタワタする。
あれぇ……これってもしかして……
俺が何かを言おうとする前に
「コアラちゃんは真司君のことが好きなんだよ!」
ちょおっ!?ねじれちゃん!?
「流石に真司君も気づいてたでしょ?」
「う、うん……」
「それで?真司君はコアラちゃんのことが好き?」
「え……それは……」
「女として!好きかってこと!」
「え……それは……」
「真司さん……?」
泣きそうな顔で見ないでほしい。
でもそんな顔にドキッとしてしまった。こりゃ認めるしかないか
「俺は……好きだ!コアラ!君のことが好きなんだ!女として!」
「真司さん……!ハイ!私も好きです!」
俺とコアラが抱き着くとともに盛大な拍手が起こった。こうしてコアラも俺の婚約者の一人となった。
・・・・
イセスマの世界に戻ってきてコアラのことを説明したら、皆に受け入れてもらえた。
そして子の世界じゃもうすぐ冬の真ん中になるだろう。
ちょうどコアラのために買ったプレゼントもあるしな。
俺とコアラは二人でデートしていた。
「寒いか?コアラ」
「ううん……真司くんが暖めてくれるんだもの……全然……」
俺は青のジャンバーを着てコアラはいつもの格好の上に赤のジャンバーを着ている。
そして目的の場所に行くために
「キャあっ!ちょっ真司!?」
コアラをお姫様抱っこしたが
「嫌か?」
「いえ……でも急にしないでよ!」
「ハハハ……ごめん」
<アタックライド、フロート!>
魔法障壁を張って空中飛行で目的の洞窟までたどり着く。
そこはブリュンヒルドで有名なデートスポットとして後に知られる場所であった。
中は暗闇でスマホの光だけで進んでいたが
「どこまで行くの?」
「もう少し……あっ!」
光のする方に行ってみるとそこは
「うわああああ……!すごい……!」
そこは洞窟の様々な入口から氷に乱反射されて光が屈折して鮮やかな幻想郷を生み出していた。
「来てよかっただろ?」
「うん!ありがと!」
そういってコアラが抱き着いてくる」
そして二人で座っていると
「真司くん……」
コアラが目を瞑って口を出してきた。俺はそれにこたえるように口を重ね合わせた。
そして10秒ほどの行為は終わってコアラが抱き着いてきた。
「あ、あとさ……プレゼントがあるんだけど……」
「え!?なにですか!?」
そして二つの雪の結晶のイヤリングを出すと
「なんか……ごめんね。こんなもんで……」
「ううん……そんなことない……とっても嬉しい……」
そしてイヤリングをつけたコアラが
「ありがとう真司君……」
雪の結晶の間で笑う彼女はまさしく雪の妖精のようだった。
この後ユミナやレイ子たちにもプレゼントを渡すと同時に彼女たちからのプレゼントの山が部屋を埋め尽くした。
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一方その頃、雪菜は
「焦凍」
「雪菜か」
焦凍の部屋に雪菜がやってくると
「雪……ふってるね……」
「ああ……」
お互いにぎこちない会話だったが
「外……出ない?」
「ああ……」
そして二人とも腕を翼に変えて気晴らしにベルファストの海岸まで飛んで行った。
「なんでここに来たかったんだろ?」
「それは……どこまでも見渡せるからじゃない?」
「…………」
「今は……まだちょっと先しか見えないけど……これからこの海が広いように……いろんなことが私たちを待っているわ。でも私たちならきっと乗り越えられると思う……」
「そうだな……」
そして二人が目を合わせると雪菜の方が早く
「焦凍!クリスマスプレゼントだよ!」
そこにあったのは今朝雪菜が編んだマフラーだった。
「もう離れないように……ずーっと一緒にいれるように……」
そして二人でマフラーを巻いていると
「……俺からもプレゼント……」
そして二つの箱から取り出したのは
「え……シルフの羽の枕にウンディーネの雫で作った化粧水?なんで二つも……」
「……」
「えっ?どっちが喜ばれるかわからなかったから両方?もう!どっちでも……嬉しかったよ?でもありがたくもらっておくね♪あっ……すごい……ベルファストじゃ雪がふるのなんて珍しいのに……きっと私たちを祝福してくれているんだね♪」
「……」
そして二人はお互いに手を重ねあい家に帰ると
「えっ?焦凍……一つになろうって……!いや、嫌じゃないけど……!うん……初めてだから……痛く……しないでね?」
こうして二人を祝福する雪をバックに二人は一つとなった。
アンケートを行います!理由はこの作品のRー18版を書こうかなーって思ったからです!
活躍させてほしいメインヒロイン
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柳レイ子
-
ユミナ・エルネア・ベルファスト
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ボア・ハンコック
-
他のヒロイン