転生破壊者のヒーローアカデミア   作:ハッタリピエロ

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騎馬戦

ミッドナイトから突然の1000万宣告をされた俺は

チームになってくれる人を探している。

普通なら1000万という獲物を担いだ俺と組んでくれる物好きは居ないと思ってたが……

 

「真司組もう!」

まあレイ子は予想できた。

だが、

「「真司さん/真司!私と組んでもらえませんか?/組もう!」」

何故拳藤と…こいつ誰だ?

「塩崎茨です。本物と会うのは初めてですね。真司さん」

え〜っと本物?

「USJの時分身飛ばしてたろ?その時に助けてもらったらしいんだ」

なんとまあ、あの時助けたうちの一人だったのか

「塩崎さんですね。初めまして。空野真司です」

「はい、あの時助けてもらえなければ私は今頃どうなっていたでしょう……運命の出会いに感謝しなければなりません」

……運命の出会い?

何言ってるんだろうか。この子は?

よく見ると頰が赤らめてモジモジしてて俺に見られると恥ずかしそうに俯いた。はっ……まさかとは思うが…ウンウン考え過ぎだろ。

その様子をジト目を向けるレイ子たち。

周りにいた男子陣は

(((((爆発しろ!)))))

「ああ〜ッ、青いわ!」

 

 

とっ、とりあえずこの四人で騎馬をすることにした。

 

 

・・・・

 

一年B組物間寧人はこの状況が気に入らなかった。

理由はこの体育祭というビッグイベントで同じく敵の襲撃を耐え抜いたはずなのに観客の殆どがA組に注目しているからだ。その原因となる人物は同じクラスである拳藤と塩崎まで仲間にした。

そこまで目立ちたいのかと。

物間の心はA組への敵意で溢れていた

「障害物競走で僕らB組が下位に甘んじたのか。調子に乗ってるA組の連中にB組の力を思い知らせてやる」

 

 

 

『15分のチーム決めと作戦タイムを経て十二組の騎馬がフィールドに揃ったああ!!さあ行くぜ残虐バトルロイヤル』

『3』

「狙いは」

爆豪チーム 爆豪、芦戸、瀬呂、切島

『2』

「一つ」

轟チーム 轟、八百万、上鳴、飯田

『1』

「レイ子」

「うん」

右翼のレイ子

「拳藤」

「ああ!」

左翼の拳藤

「塩崎」

「ええ……」

先頭の塩崎

「行くぞ!!」

「「「うん!!/おう!!/はい!!」」」

『START!!』

第二種目のゴングが今鳴った

 

 

それと同時に一斉に襲いかかってくる騎馬

「実質1000万の争奪戦だ!!」

「鉄哲の騎馬…!」

<フォームライド、オーズ!ラトラーター!>

<ラタ・ラタ・ラトラァータァー♪!>

俺はオーズに変身すると

「全員目を瞑れ!」

皆が言われた通りに目を瞑ると

ライオンヘッドで光を放ち他の騎馬の動きを止める

「なんだ!眩しいっ!!」

「目があ!!目がああ!!」

「レイ子!塩崎!」

「はい!」

俺の指示でレイ子が相手チームのハチマキを奪い取り塩崎がそれを回収する。

「結構いいんじゃない!このチーム」

「とりあえずこの場から離れるぞ!」

<フォームライド、オーズ!シャウタ!>

<♪シャ・シャ・シャウタ!シャ・シャ・シャウタ!!>

敵の騎馬と距離をとろうと別の場所に移動しようとしたのだが

シャチヘッドが足元の物体に反応した。

「足元気をつけろ!!それ踏むと取れなくなるぞ!!」

足元に峰田のモギモギがあった投げられてる方向を見ると

そこには騎馬なのに一人で走っている障子がいた。その隙間から峰田がこちらを覗いてた。

成る程、体格差を利用してハチマキに手を出しにくくする戦法か。

上手いな…

「空野のやつ……!女と組みやがって…!しかも全員上玉じゃねーか!!この裏切り者!!呪ってやる!!」

障子の複製腕の隙間から出てきた峰田の目は血走って充血していて

真司を呪い殺せそうな勢いで睨めつけていた。

「酷いな……」

「最低……」

「近寄りがたいものですね…」

レイ子に拳藤、塩崎も引いていた。

当然だ。俺ですら気持ち悪いと思ったしまった。

と峰田のことを白い目で見てると

俺のハチマキ目掛けて舌がとんできた。

「流石ね…真司ちゃん……とりあえず峰田ちゃんは無視しておきましょう。」

再び舌がとんでくるがそれを躱しウナギアームで障子達を痺れさせ、

ハチマキを奪う。

再び距離をとろうとすると爆豪が

「調子乗ってんじゃねえぞ!変身野郎!」

俺はシャウタの能力液状化で爆豪を躱し、ハチマキを奪い取る。落ちそうになった爆豪は瀬呂のテープで回収された。

 

「荒れた心の持ち主ですのね……未熟な私では癒せないかもしれません」

いやいや、誰だって無理だと思うぞ。

とその時、氷が俺たちを襲ってきた。

「そろそろ、奪るぞ…1000万…!」

飯田が前進し始めると八百万は棒を作り始め上鳴は放電の準備をしていた。

「無差別放電!130万ボルト!!」

「塩崎!」

「はい!」

塩崎の茨をアーチ状の盾を組み立てて、上鳴の放電を防いだ。

そして轟が他のチームを凍らせたその隙に、

「今だ!レイ子!」

「わかった!」

レイ子が個性で轟のハチマキを奪い取る。

これで全部のハチマキを奪った!

<フォームライド、オーズ!タジャドル!>

<タ〜ジャ〜ドルゥ〜〜!!>

タジャドルコンボに変身して、

「皆!掴まれ!」

そう言うと皆が事前の打ち合わせ通りに俺の足に掴まり

クジャクアームの翼を広げ、空へ飛び立つ。

一気に大空まで飛び立ちその光景に皆心を奪われていた。

「……すごい…!」

「なんと美しいのでしょうか……!」

「本当に飛べるなんて…!」

 

空中にいては手を出せない。

誰もが諦めていたその時この三人だけは違った。

「常闇くん!僕をぶん投げて!」

「調子乗ってんじゃねえぞ!!」

「負けられねえ……!」

残り時間が少ない中この三人は賭けにでた。

緑谷は常闇のダークシャドウに上空まで投げてもらうというなんとも命知らずとも言える作戦を提案した。麗日のゼログラビティを駆使して上空までたどり着かせるようだ。

爆豪は自らの個性爆破で飛んでいき、

轟は左の炎をジェット噴射のようにして上昇していった。

それぞれが執念で1000万に近づいていくが

ブアアァァ!!!

「ぐっ…!」

「クソが!」

「近づけない…!」

タジャドルの炎に阻まれ近づけなかった。

そのままタイムアップまでやり切り

『終了〜!!』

プレゼントマイクの試合終了の合図。それを聞くと殆どが悔しさで涙を流している中、真司たちは騎馬を解除する。

 

 

真司たちはレイ子の方を見て、

「真司!やったね!」

「流石じゃん!真司!」

「真司さん…!私はあなたと組めたお陰で勝利を手にすることができました。」

と次の瞬間に四人はハイタッチをしていた。

「あっ、あと真司さん…もしよければ私のことを名前で呼んでいただけませんか……?」

「えっ、と茨?」

「ッ!ハイ!」

「じゃあ、じゃあ!私のことも一佳って呼んで!」

「一佳?」

「そうそう!」

と楽しそうに話す真司たちを見てレイ子は

「真司のバカ……」

と呟いたが誰にも聞こえなかった。

 

 

 

 

 

 

 




すいません物間の小者っぷりを描写できませんでした
本当に申し訳ありません…
あと物間のハチマキは爆豪が奪い、
出久のハチマキは梅雨ちゃんが奪ったのを取ったことに変更しました。

活躍させてほしいメインヒロイン

  • 柳レイ子
  • ユミナ・エルネア・ベルファスト
  • ボア・ハンコック
  • 他のヒロイン
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