転生破壊者のヒーローアカデミア   作:ハッタリピエロ

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目覚めた力

ライドブッカーを盗られた俺だが別段焦っているわけではない。

 

不味いと思ったが勝つだけなら造作もないと気づいた。

 

はっきりいっておくが仮面ライダーのスペックがそもそもが桁外れであり、ネオディケイドはパンチ力なら31.6tもある。

 

だが重傷を負わせずに勝つとなると厳しい。

 

相手はレイ子だ。手加減はできないが本気で戦うのも無理だ。

 

アタックライドを封じられた今、本気を出さずに勝つのは難しい。

 

レイ子はライドブッカーをソードモードに変形させて俺に襲いかかってきた。

 

ライドブッカーの攻撃をくらえばいくらディケイドでもタダではすまない。

 

右、左にひたすら避けるが徐々に追い詰められていき、ラインの手前まで下がってしまっていた。

 

レイ子は俺ほどではないが剣技も使える。

 

それは個性で相手から奪った時に使えたほうがいいと思ったからだ。

 

「マジかよ……!」

 

「あの空野が追い詰められてるぞ…!」

 

クラスメイトも戦いの流れがレイ子に向いているとわかり驚いている。

 

 

俺はさっきより焦っていた。

 

ライドブッカーを取られたのもそうだが、

人というのは相対して初めて相手の力が分かるのかもしれない。

 

ー強い

 

俺の頭によぎるのはその言葉だった。

 

「真司。降参してくれない?」

 

「悪いな。俺はどんな不利な状況でも諦めるというのとを知らねえんだよ。それが真のヒーローってやつだろ?」

 

「そうだね。真司ならそう言うって思ってた」

 

だが打つ手がないのも事実だ。

 

と思っていたらふと妙なことに気づいた。

 

本当に自分の個性はカードだけなのか。

 

確かにディケイドはカードで能力を発動するが本当にそれだけなのか?

 

例えばオーロラカーテンとか。

 

そう思って俺はレイ子が迫るその間に壁を作るようなイメージをすると、銀色のオーロラが現れた。

 

向かってきたレイ子は弾き飛ばされた。

 

突然現れたオーロラに観客は驚き、教師陣は警戒した。

 

オーロラの中にスマホみたいなのが浮かんでいるのが見えた。

 

俺はオーロラに手を突っ込み、それを手にすると

 

それに俺は驚いた。

 

だが俺が驚いたのはそれじゃなくて

 

一緒にあった二枚のカードの方。

 

一つは見たことあるがもう一つは見たことないからだ。

 

だがこれで逆転できる!

 

<ダブル、オーズ、フォーゼ、ウィザード、ガイム、ドライブ、ゴースト、エグゼイド、ビルド、ファイナルカメンライド、ディケイド!>

 

俺はベルトにケータッチを差し込みコンプリートフォームに変身する。

 

だがそこに映っていたのは平成一期ライダーではなく平成二期のライダー達であった。

 

「な?何?」

 

その異様な姿にレイ子も観客も驚いている。

 

「これが!コンプリートフォームだ!」

 

俺がそう叫ぶとレイ子は急に

 

「ふっふふふっ」

 

急に笑いだし、

 

「ねえ真司貴方はどこまで強くなるの?」

 

そんなことを聞いてきた。それは焦りではなく俺への期待だ。

レイ子は俺が強くなるのを喜んでくれている。自分が負けるかもしれないのに。全くレイ子には頭があがらないな。

 

「行くぞ!レイ子!」

「っ!」

 

<ガイム、カメンライド、キワミ>

 

音声と同時に飾られているカードが全てガイムに変わっていき、

俺の隣にガイム極アームズが現れる。

 

<ファイナルアタックライド、ガ、ガ、ガ、ガイム!>

 

 

 

「ダブルライダーキック!」

 

俺はレイ子に飛び蹴り、衝撃でレイ子は吹っ飛ばされた。

 

「きゃっ!」

 

その結果

 

「柳さん!場外!空野くん決勝戦進出!」

 

俺が勝った。

 

次に勝てば優勝だ。

 

「レイ子大丈夫か?」

 

「うん。何とか」

 

そう言うが大丈夫じゃなさそうなので。

 

俺はレイ子の膝裏と背中…お姫様抱っこで持ち上げると可愛い声をあげた。

 

「ひゃっ!真司!?」

 

「大丈夫じゃないんだろ。だったら大人しくしてろ」

 

そう言ってレイ子を保健室に連れて行こうとする俺にヒューヒューとか聞こえてきたが無視する。

 

「真司のバカ……」

 

そのまま俺たちは競技場を後にする。

 

 

 

 

 

 

 

 

活躍させてほしいメインヒロイン

  • 柳レイ子
  • ユミナ・エルネア・ベルファスト
  • ボア・ハンコック
  • 他のヒロイン
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