転生破壊者のヒーローアカデミア   作:ハッタリピエロ

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決着と救済

『これが!マキシマムゲーマーだ!」

 

俺はマキシマムゲーマーに変身し、そう言い放つ。

 

「やっと本気出しやがったか!」

 

爆豪はもう疲労困憊のはず、それなのにそう言えるとは…

 

ある意味凄いな…やり方が正しいとは言えないがコイツは自分を常に追い込んで、自分を高めているんだ。俺にはとても真似できないな…

 

さてとおしゃべりはここまでだ。

 

「行くぞ!爆豪!」

 

俺は爆豪に向かって走りると、巨体から想像できないほどのスピードなのか爆豪と観客が驚いた。

 

俺は右腕の拳を振り下ろし、咄嗟に爆豪は股下を潜り抜け、難を逃れた。

 

爆豪は振り向きざまに爆破を放つがそのボディに一切のダメージがなかった。

 

今までの経験か、爆豪はすぐさま爆破で後ろに回避していた。

 

『爆豪!防戦イッポー!!空野相手に手が出せねー!!』

 

『下手な攻撃はピンチを作るからな。爆豪もそれがわかっているのだろう』

 

「巨体なのに素早いな」

 

「空野のやつ手加減してね?」

 

「流石の爆豪も敵わないか」

 

クラスメイト達は驚愕し、

 

「もうそこらのプロより強くね…?」

 

「あれで全力じゃないんでしょ?」

 

「爆豪も強いが…空野はその上をいってるな」

 

プロヒーロー達もその強さを評価し、

 

「確かに強い…判断力、技術力、純然たる戦闘力どれをとってもトップレベルなのは間違いない……しかし、その強さのせいで動きに少々粗さが見えるな」

 

エンデヴァーは冷静に分析していた。

 

俺はプロ達がそんなことをしてるのにも気づくことなく爆豪に攻撃を仕掛けるが守りに徹している爆豪に中々攻撃を当てることができない。勿論本気を出せば当たるがそれでは力を加減することができない。

 

攻勢に出ようと思った俺は足を伸ばして跳躍し、伸縮自在な伸ばした腕を叩きつけて、爆豪を捕まえた。

 

そのまま爆豪に乗り、連続でパンチを放った。

 

だが爆豪は最大火力級の爆破を放ち俺から逃れた。

 

「はあ…はあ…はあ…」

 

爆豪は息が上がっていた。あれほどの爆破を繰り返し動き回ったんだ。いくら動けば動くほど強くなる個性でも限界というものがある。

 

「なあ…変身野郎…」

 

「うん…?」

 

「そろそろ終わりにしねえか?」

 

「ああ…」

 

<クウガ、アギト、龍騎、ファイズ、ブレイド、響鬼、カブト、電王、キバ!ファイナルカメンライド、ディケーイド!>

 

俺はコンプリートフォームになり、

 

<ファイズ、カメンライド、ブラスター>

 

爆豪は茨の時同様上空へ飛び回り始め、

 

<ファイナルアタックライド、ファ、ファ、ファ、ファイズ!>

 

呼び出されたファイズはファイズブラスターを、俺はライドブッカーを構え、

 

爆豪は最大火力を放つ。

 

「ハウザーインパクト!!」

 

「フォトンバスター!!」

 

両者の攻撃が相殺され凄まじい爆発を生んだ。

 

爆発で煙が舞い上がり、近くにいたミッドナイトは飛ばされた。

 

煙が晴れるとそこには真司がいたが、爆豪は倒れていた。

 

ミッドナイトはなんとか立ち上がり

 

「爆豪くん戦闘不能!!よって優勝は、空野真司くん!!」

 

「よっしゃああああ!!」

 

俺は腕を上にあげ、ガッツポーズをした。

 

この達成感は気持ちのいいものだった。

 

ただ勝っただけではなく正々堂々戦ったものだからだろうか。

 

俺は変身を解除して、ジャンプして観客席まで戻り皆の手荒い歓迎を受ける。

 

「やったな!空野!」

 

「おまえなら出来るって信じてたぜ!」

 

「お前は漢だ!」

 

「さすが才能マン!」

 

「あれ…?飯田は?」

 

飯田がいないことに疑問を持ってると、

 

「飯田くんなら…お兄さんが敵にやられて…早退したよ…」

 

緑谷が応えてくれた。

 

「えっ!?」

 

お兄さんってインゲニウムだろ?嘘だろ?

 

「そうか…」

 

とりあえず俺に出来ることといえばお兄さんの無事を祈るぐらいしか……うん、ちょっと待てよ……?

 

もしかしたら出来るんじゃね!?

 

「緑谷、飯田のお兄さんの病院ってどこだ?」

 

「えっと、それを聞いてどうするの?」

 

「いいから早く!」

 

「えっと、うん!」

 

緑谷に病院を教えてもらうと、

 

俺は人気のないところでオーロラカーテンを出して

 

行こうとした時、

 

「飯田くんのところへ行くの?」

 

レイ子が聞いてきた。

 

「うん。もしかしたらお兄さんを助けられるかもしれない」

 

「……信じてる」

 

「じゃあ行ってくる」

 

俺はオーラを潜り病院へと転移する。

 

俺がオーラを潜ると、突然現れた俺に飯田はビックリしていた。

 

「そっ、空野くん!?どうして君がここに?」

 

「まあ、ちょっとな」

 

その後俺の考えたことを話すと、

 

「そっ、それは本当なのか!?」

 

飯田が迫って聞いてきた。

 

「まあ、成功するかどうかはやってみなきゃわからない。あと、個性使用の許可ももらわなきゃならないしな」

 

「お、お願いします!天晴を助けてください!」

 

お母さんが懇願してきた。その後病院に個性使用許可をもらい

 

<アタックライド、リカバー!>

 

すると飯田のお兄さんの傷がみるみるうちに治り、

 

「あれ…?天哉?母さん?」

 

どうやら成功したようだ。

 

「「兄さん!/天晴!」」

 

お母さんと飯田がお兄さんに縋り付いた。

 

よかったよかった。

 

しかし、カリスのリカバーはチートだな……1日に一回しか使えないのが難点だが、

 

家族の感動の場を邪魔する前にお邪魔虫は退散しますか。

 

俺はオーロラカーテンを出して、スタジアムに戻った。

 

 

 

 

 

 




これまで登場したライダー

クウガ、ファイズ、ダブル、オーズ、フォーゼ、ウィザード、ガイム、ゴースト、エグゼイド、ビルド

活躍させてほしいメインヒロイン

  • 柳レイ子
  • ユミナ・エルネア・ベルファスト
  • ボア・ハンコック
  • 他のヒロイン
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