転生破壊者のヒーローアカデミア   作:ハッタリピエロ

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白熱!ゲームバトルと恋心!

雄英体育祭が終わった次の日

俺は近くの広場で人を待っていた。

 

祝日だというのもあり、人通りがいつもより激しい。

 

人がごちゃごちゃしたとこはあまり好きではない。

 

それに周りからの視線も感じる。

 

だが待ち合わせの場所にここを指定されてしまった以上

 

俺に逃げ道などなかった。

 

適当にスマホをいじって待っていると

 

「おーい真司く〜ん!」

 

向こうからねじれ先輩、レイ子、一佳たちがやってきた。茨は

 

用事があるとかで来なかった。

 

「真司くん。待った?」

 

「さっき来たばかりですよ」

 

本当は30分以上待っていたのだが、

 

自分から言うのはカッコ悪いし、父さん曰く、

 

女の子を待たせちゃ駄目だと。

 

うちの父さんそういうところが厳しいんだよな…

 

まあもっともなことだけどさ。

 

「ウソでしょ〜結構待ってたんでしょ〜」

 

波動先輩がそんなことを言ってくる。馬鹿な!なぜバレた!

 

「そんなに汗をかいてたらわかるよ〜」

 

ハッと気づき顔の周りの汗を拭う。

 

今日は夏に近いこともあって特に暑い。

 

そりゃこんなとこで待ってたら汗もかくか…

 

「無理して着飾らなくてもいいんだよ〜似合わないから〜」

 

相変わらず失礼なことを言ってくるねじれ先輩。

 

「ねえねえ?私たちの格好どう?教えて?教えて?」

 

ねじれ先輩が服装について聞いてくるが、そうだな…

 

一佳はオレンジ色のTシャツにショートパンツで、

 

ねじれ先輩は白の柄物ワンピースに灰色のキャップ帽に

 

レイ子は白のTシャツに青色のチュールスカートコーデだった。

 

周りの人達もそんなレイ子たちの姿に目を奪われていた。

 

「しっ、真司……?どう……?」

 

「………」

 

「しっ、真司……?」

 

ハッ!

 

「ああ!ごめんごめん!皆の姿に見惚れていてつい」

 

咄嗟にごまかしたが、似合ってるのは本当だ。いつもの姿と違うが

 

皆らしさが出ていてとっても可愛い。

 

そんなことを思ってたら皆が顔を真っ赤にして俯いていた。

 

あれ、俺何か言ったっけ?そして一部の男たちからのキツい視線を感じた。

 

しかし、皆何かブツブツ言ってるな。何言ってるんだろ?

 

ーちなみに皆の心の中は

 

「かっ、可愛いって!!しっ、真司が!外でそんな大胆!大胆な!!

 

うっ、嬉しいけど!!」

 

「しっ、真司くん!きゅ、急にそんな!そんな!見惚れているだなん

 

て!」

 

「真司が可愛い可愛い可愛い……………!!!」

 

自分がそんなことをしたとは我らが真司くんは全く気づいてなかった。

 

「あー皆、大丈夫?」

 

真司が聞くと、

 

「ひゃい!だっ、大丈夫でしゅ!」

 

「な!なんでもないから!さあ行こう!」

 

「そっ!そうですね!先輩!」

 

皆が慌ててその場から離れだす。

 

しかし皆顔赤かったけど熱でもあるのかな?

 

こうして真司くんは全く気づくことなくその場から歩きだした。

 

そのまま広場からすぐそこの人通りの中を歩いていると、

 

「わっ!あの子!体育祭で優勝した子じゃない!?」

 

「隣の子も三位だったよね!?」

 

「そういえば付き合ってるんだった!」

 

「お似合いよね〜」

 

興味本位の声が聞こえてきたり、

 

「ちっ、強個性持ちが…」

 

「いいよな…恵まれたやつは…」

 

「リア充め…」

 

「いい気になって…」

 

嫉妬の声など様々な感情の声が俺に向かってくる。

 

まあいちいち気にしてたら仕方がないし、

 

俺たちはそのまま目的地まで向かう。

 

その目的地とは

 

「久しぶりだね〜ゲームセンターって!」

 

そうゲームセンターだ。

 

折角の休みなので普段できないことをしようかと思い、

 

まず思いついたのがオーロラカーテンで世界各地や

 

日本の有名所を周ろうかと考えたのだが、明らかに不法入国に

 

なりかねないし、個性の不正使用だとか言われそうなので却下した。

 

そして次に思いついたのか近場で遊ぶことだ。

 

近くに新しくできたゲームセンターがあるので普段インターンで忙しい

 

ねじれ先輩を案内しようかと思いレイ子や一佳たちを連れてきたのだ。

 

茨も連れてこようかと思ったのだが用事があるようだったので

 

また今度に買い物に付き合うことになった。

 

ゲームセンターの中は広く、結構賑わっていた。

 

「ねえねえ〜どれから遊ぶ?」

 

ねじれ先輩が聞いてきた。そんな中目に止まったのが

 

「あっ!あれ可愛い!あれやろ!」

 

そう言って走る姿は子供みたいだった。良くも悪くも無邪気なひとなんだなあ…

 

「ねえねえ!早くやろ!早くやろ!」

 

ねじれ先輩がそう言ってくるが

 

UFOキャッチャーとはその台を見極めなければ

 

損をしてしまうのだ。

 

UFOキャッチャーではあらかじめ難しさをチェックする方法がある。

 

その一つがアームの先だ。

 

アームの力は先の隙間が狭ければ狭いほど強く、

 

逆に広いほどその力は弱いのだ。

 

俺がそのUFOキャッチャーをチェックすると不味いことがわかった。

 

 

そのUFOキャッチャーの景品は動物のぬいぐるみで

 

ねじれ先輩はウサギが欲しいと言ってるが、

 

このUFOキャッチャーの難易度が高かった。

 

アームの爪を見極めるのも方法の一つであり、

 

爪の角度が直角だと引っ掛けやすかったり、持ち上げやすく、

 

取りやすいのだ。

 

だがこのUFOキャッチャーのアームは幅が広く、

 

爪が直角ではなく下を向いているので、別段取りにくくかった。

 

だがねじれ先輩のお願いに断れる筈もなく、結局やることになり、最初はねじれ先輩がしていたが、途中からお願いされ、俺がやることになった。やっとの思いで取れた時には俺の小遣いは四分の三にまで減っていた。俺の一万円…これなら普通に買った方が良かったんじゃ…

でも喜ぶねじれ先輩を見てるとそんな考えは吹っ飛んだし、何よりねじれ先輩にハグしてもらったから全然良いんですけどね!

 

次に俺たちはテニス場まで向かった。

 

そこでは攻撃的なものでなければ個性を使用することが出来る

 

テニス場だった。

 

組み合わせはグットッパーで決めて、

 

その結果俺とねじれ先輩。レイ子と一佳に決まった。

 

俺たちがコートに立つと、周りにギャラリーが集まってきた。

 

俺がサーブをすることになり、俺が打ち、そのボールをレイ子がレシーブで返した。やるな!

 

俺はレシーブで返された球をフォアで打ち返した。

 

そして暫くの間、ラリーが続き痺れを切らした俺は

 

<アタックライド、イリュージョン!>

 

六人に分身した。そしてボールの前に立ち、誰が打つかわからないようにしたところで打った。

 

レイ子たちはそれに反応できずに俺たちに一点が入った。

 

「真司〜ずるい〜!」

 

「ははは!勝てばいいのだ!」

 

と大人げなく笑ってしまった。

 

ねじれ先輩もジト目で見るし、やめて!

 

今度は一佳がサーブしたボールを俺がボレーで返して、

 

レイ子がスマッシュしたボールに俺が追いつくと

 

そのボールが急に曲がった。

 

間違いなくレイ子のポルターガイストだ。

 

「レイ子!ずるい!」

 

「ふふっ。お返し♪」

 

そう言ってレイ子は笑う。

 

その後もレイ子のポルターガイストに翻弄されつつも

 

遂にお互いにリーチとなった。

 

ねじれ先輩がサーブした球を一佳が返して俺が追いつくと、またボールが曲がった。だが!負けるわけにはいかねえんだよ!

 

<アタックライド、クロックアップ!>

 

クロックアップでボールに追いつき、

 

そのまま打ち返すとレイ子たちは反応できず俺が勝った。

 

「やったー!!俺たちが勝った!!」

 

とねじれ先輩とハイタッチをしようと後ろを振り向くと

 

ねじれ先輩は苦笑いだった。

 

よく見ると周りのギャラリーも俺を白い目で見てた。

 

まてまて、俺が何したっていうんだよ!

 

そんなことわかる筈もなく、

 

気まずい雰囲気のまま俺たちはその場を後にした。

 

その後なんとかレイ子たちの機嫌をスイーツで直し、

 

他のゲームを楽しみ、帰る時間が近づくと、

 

「ねじれ先輩。最後にプリクラしません?」

 

「プリクラ?」

 

レイ子たちがプリクラまでねじれ先輩を案内して

 

ねじれ先輩に軽く説明すると、

 

「わっ!目が大きくなった〜不思議!」

 

「すごいでしょ!先輩!」

 

その後皆で写真をとることになった。皆が撮る以上俺に逃げるという選択肢は残ってない。つまり皆に近づかなくてはならないわけで、つまりどういうことかというと……皆と密着してるのだ!皆年相応に胸が大っきいわけでドキドキしてしまう!

 

「ムッ、真司くん。いやらしいこと考えたでしょ〜」

 

ねじれ先輩は天然な割にこういうことには鋭い。

 

ドキドキしながらもなんとか撮り終わり、皆でデコってるのに対して俺は疲れて座っている。

 

色々あったが楽しかったな。と感慨に浸ってると

 

「真司くん!真司くん!デコり終わったよ〜」

 

とねじれ先輩がデコった写真を渡してくれた。

 

「今日は楽しかったね!ありがとう!」

 

そう言って笑うねじれ先輩は花のように美しかった。

 

俺はその笑顔を見ると胸がドキドキしてしまう。

 

ああ…そうか。そうなんだ。俺は…

 

その後ねじれ先輩と一佳と別れて

 

レイ子と二人で手を繋いで帰ってると

 

「レイ子」

 

「何?」

 

「もし俺がレイ子以外に好きな人が出来たって言ったら……レイ子はその子のことを受け入れてくれる?」

 

「……」

 

「あっ、ごめんごめん!変なこと言っちゃって」

 

「…いいよ」

 

「え?」

 

「真司が私を愛してくれてるなら…私は構わないよ…」

 

帰ってきた返答は意外なものだった。

 

「いいの?レイ子は?」

 

「うん…独占欲がないわけじゃないけど真司が皆を愛してくれるならそれもいいかなあって」

 

そうか…

 

その後俺がねじれ先輩を好きなことを伝えると

 

「…やっぱり」

 

「わかっていたのか?」

 

「気づかないわけないよ。真司のことを何年見てきたと思ってんの♪」

 

レイ子はねじれ先輩を受け入れてくれるようだ。

 

いや、そもそもねじれ先輩は俺の気持ちを受け取ってくれるのだろうか…

 

こうして1日は過ぎていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




UFOキャッチャーについては作者がネットでちょっと見た程度なのであまり参考にしない方がいいと思います。

あとテニスもネットでちょっと見た程度なので勘弁してください…

活躍させてほしいメインヒロイン

  • 柳レイ子
  • ユミナ・エルネア・ベルファスト
  • ボア・ハンコック
  • 他のヒロイン
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