転生破壊者のヒーローアカデミア   作:ハッタリピエロ

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コードネーム

保須市のとある街中の路地裏

 

一人の男がヒーローを殺していた。

 

そのヒーローとは彼曰く偽物だから殺したそうだ。

 

その男は包帯状のマスクを身につけ、赤いマフラーとバンダナ、プロテクターを着用していた。

 

その男の正体は巷で有名なヒーロー殺しだ。

 

独自の倫理観、思想に基づいてこれまでに17人のヒーローを殺し、

23人のヒーローを再起不能にまで陥れた。

 

その思想とは「英雄回帰」"ヒーローとは見返りを求めてはならない。自己犠牲の果てに得うる称号であると"その思想の元にこれまで幾多のヒーローを殺してきた。

 

飯田の兄インゲニウムもその一人だった。

 

 

ヒーロー殺しはその場から立ち去ろうとすると、

 

「ねえ?君何やってるの?面白そうだなあ。僕も入れてよ」

 

「なんだ貴様は……ガキの遊びじゃない。殺すぞ…」

 

「へえ。僕を殺すって?やれるもんならやってみろよ」

 

ヒーロー殺しに話しかけた男は灰色の怪物へと姿を変えた。

 

 

・・・・

 

 

梅雨も近い中、俺はいつものようにねじれ先輩とレイ子と一緒に登校していた。

 

道中沢山の人に話しかけられたが適当に応対した。

 

「ねえねえ〜真司くん優勝したから、いっぱい話しかけられてるんだよね〜やっぱりすごいよね〜真司くんは!」

 

「そっ!そうですね!」

 

俺はあれ以来ねじれ先輩のことを上手く見れない。

 

レイ子もフォローしてくれるらしいが、俺は不安だ。

 

結局上手く話せないまま俺たちはねじれ先輩と別れた。

 

教室に向かう途中で

 

「何呑気に歩いてるんだ!」

 

後ろからTHE真面目マン飯田がやってきた。

 

「遅刻だぞ!おはよう空野くん!柳くん!」

 

カッパに長靴という格好で飯田が走ってきた。

 

「遅刻って…まだ五分前だよ?」

 

「雄英生たるもの10分前行動が基本だろう!!」

 

そう言って気張る飯田。いつも通りだなー

 

「飯田、お兄さんは?」

 

「ああ!君のお陰で助かった!暫くしたらヒーロー活動に復帰するみたいだ!君には感謝しても仕切れない!ありがとう!!」

 

そう言って走る飯田の背中はどこか嬉しそうだった。

 

 

教室に入ると皆盛り上がっていて、

 

「来る途中、すごい声かけられたよー」

 

「やっぱ雄英はすごいな…」

 

「俺なんか小学生にドンマイコールされたぜ…」

 

ハハハ…ドーンマイ…

 

そうしてるうちに相澤先生が入ってきて、HRが始まった。

 

「今日のヒーロー基礎学。ちょっと特別だぞ」

 

そう言われて皆喉をならす。

 

「『コードネーム』ヒーロー名の考案だ」

 

『胸ふくらむヤツ来たああ!!』

 

一斉に盛り上がったが相澤先生の眼力で静まり、その後色々な説明を受け、

 

「で、指名の集計結果がこれだ」

 

 

 

空野 7786

 

柳 5636

 

爆豪 3698

 

轟 2589

 

常闇 639

 

切島 523

 

緑谷458

 

飯田 326

 

 

上鳴 235

 

八百万 105

 

瀬呂 63

 

麗日 19

 

 

 

「例年はもっとバラけるんだが、四人に注目が偏った」

 

「だー白黒ついた!」

 

「二位と三位逆転してんじゃん」

 

「荒っぽいところがビビったんじゃねえの」

 

「ビビってんじゃねえよ!プロが!」

 

(僕にもあったー!)

 

(私がこんなに…!)

 

「これを踏まえ…指名の有無関係なく、いわゆる職場体験ったのに行ってもらう」

 

「お前らは一足先に経験してしまったが…プロの活動を実際に体験してより実りある訓練をしようってこった」

 

「それでヒーロー名か!」

 

「俄然楽しみになってきたァ!」

 

皆がウキウキになってると

 

「まあ仮ではあるが適当なもんは…」

 

「付けたら地獄を見ちゃうよ!!」

 

「この時の名が!世に認知されそのまま!プロ名になってる人多いからね!!」

 

「ミッドナイト!!」

 

「まァそういうことだ。その辺のセンスをミッドナイトさんに査定してもらう」

 

どうやらミッドナイト先生が担当になるようだ。

 

「将来自分がどうなるのか。名を付けることでイメージが固まりそこに近づいていく。それが「名は体を表す」ってことだ」

 

 

その後皆のコードネームが発表され

 

蛙吹梅雨 フロッピー

 

切島 烈怒頼雄斗

 

耳郎 イヤホンジャック

 

障子 テンタコル

 

瀬呂 セロファン

 

尾白 テイルマン

 

砂糖 シュガーマン

 

芦戸 ピンキー

 

上鳴 チャージズマ

 

八百万 クリエティ

 

轟 ショート

 

常闇 ツクヨミ

 

峰田 グレープジュース

 

麗日 ウラビティ

 

飯田 インゲニウム

 

爆豪は『爆殺王』とか書いてミッドナイトに却下された。

 

そして俺とレイ子の前に緑谷の番となり、

 

緑谷がボードを表にすると皆驚いていた。

 

「ええ?緑谷それでいいのか?」

 

尾白が聞くと

 

「うん。今まで好きじゃなかったけど、ある人に意味を変えられて僕にはけっこう衝撃で嬉しかったんだ。これが僕のヒーロー名『デク』です」

 

緑谷も決まり、

 

レイ子の番となった。

 

「私のヒーロー名は『エミリー』です」

 

「レイ子それって…」

 

「うん私の昔のニックネーム。今まで嫌だったけど。これが気に入ってるから」

 

レイ子も発表し、残るは俺と爆豪になった。

 

俺のヒーロー名はこれしかない。

 

「俺のヒーロー名は…『ディケイド』」

 

「それは真司くんの基本形態よね?いいんじゃない!」

 

ミッドナイトからも了承を得た。

 

その後爆豪が『爆殺卿』とか書いてミッドナイトに再び却下された。

 

・・・・

 

 

 

「ハア…ハア…俺はどうなったんだ…確かあの怪物に殺されたはずじゃあ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

活躍させてほしいメインヒロイン

  • 柳レイ子
  • ユミナ・エルネア・ベルファスト
  • ボア・ハンコック
  • 他のヒロイン
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