その方が都合がいいので。
職場体験に来て2日が経った。
あの後なんとかねじれ先輩の誤解を解いたが、不機嫌なままだった。
ていうか前にもこんなことあったような……
職場体験中も印照さんやレイ子たちと連絡を取り合っていた。あっちもあっちでうまくやれているようだ。
あと送られてきた髪が変にセットされている爆豪の画像には吹き出してしまったが。
「二人ともーそろそろパトロール行くわよ」
リューキュウからパトロールの時間になったと告げられる。
よし頑張るか!
・・・・
ー保須市のとあるビルの上
突如黒い霧が現れた。
「保須市って……思いの外栄えてるな」
「この街を正す。それにはまだ…犠牲が要る」
そう言ってヒーロー殺しは街を見下ろす。
「先程仰っていた"やるべき事"というやつですか?」
黒霧が問う。
「おまえは話がわかる奴だな」
「いちいち角立てるなオイ……」
「ヒーローとは偉業を成した者のみ許される称号!!多すぎるんだよ!!英雄気取りの拝金業者が!この世が自ら誤りに気付くまで俺は現れ続ける」
「あれだけ偉そうに語っといてやる事は草の根運動かよ。健気で泣けちゃうね」
「……そう馬鹿にもできませんよ」
黒霧が否定する。
「事実今までに彼が現れた街は軒並み犯罪率が低下しています。ある評論家が『ヒーロー達の意識向上に繋がっている』と分析しバッシングを受けたこともあります」
「それは素晴らしい!ヒーローが頑張って食いぶち減らすのか!ヒーロー殺しはヒーローブリーダーでもあるんだな!回りくどい!……やっぱ…合わないんだよ根本的に…ムカつくしな…黒霧脳無出せ」
黒い霧が広がっていく。
「俺に刃ァ突き立ててただで済むかって話だ。ぶっ壊したいならぶっ壊せばいいって話…ハハ」
「……」
「大暴れ競争だ。あんたの面子と矜持潰してやるぜ。大先輩」
いい気になってる死柄木。だが、
「……調子にのるなよ、若造。……やはり後で始末してやる」
もはや人間ではないヒーロー殺しには全て筒抜けだった。
・・・・
俺はリューキュウとねじれ先輩とパトロールをしていた。
俺にちょっかいをかけてくるのをリューキュウが軽く注意するもはやおなじみの光景だった。
ねじれ先輩の機嫌も元に戻ったみたいだ。よかった。よかった。
「ねえねえ〜一昨日一緒にいた子って誰?教えて?教えて?」
前言撤回。全然元に戻ってなかった。笑ってるが目に光がない!
リューキュウもいつもとちがうねじれに苦笑いしていた。
俺はリューキュウに目で助けを求めるが、躱されてしまった。
(……自分でなんとかしなさい)
サイドキックの方々にも視線を向けるが、ねじれの怖さにびびって俺と目を合わせてくれなかった。
だれか!助けて!
と思っていたら緊急連絡がリューキュウに入った。
「はい、こちらリューキュウ。え?何ですって!?」
どうしたんだろ?
「皆、保須で事件よ!雄英を襲ったとされる脳無が現れたわ!」
脳無だって!!
「早く現場に向かわないと!」
「でもここからじゃ…!」
そうこの場から保須までは1時間はかかるのだ。
「リューキュウ!個性の使用許可をください!俺なら一瞬でその場に皆を転移させることができます!」
「わかったわ!許可します!」
俺がオーロラカーテンを出すと、皆がその中に飛び込んだ。
「ここは!?保須!?」
「すごい!本当に一瞬で!」
「さすが!真司くん!」
「リューキュウ!俺は何をすれば!?」
「逃げ遅れた人たちの避難誘導をお願い!!最悪の場合戦闘を許可します!」
そう言われて、俺はすぐに人々の救助を行なった。
人々の大半を逃してるうちに、一体の脳無がカップルに襲いかかろうとしていた。
そこにヒーローと思われるご老人が止めようとしたが、
脳無に向かって炎が襲いかかった。
アイツは…!
「ヒーロー殺しを狙っていたんだが…タイミングの悪い奴だ。存じあげませんがそこのご老人。俺に任せておけ」
エンデヴァー…!
「エンデヴァー!」
「む?君は空野くんと…リューキュウ?どうしてここに?」
「空野くんにここまで連れてきてもらったの」
「そうか。君の体験先はリューキュウだったか」
「それよりエンデヴァー!状況を教えて!」
「見ての通りだ。雄英を襲ったとされる脳無が暴れている。数は三体だな」
「エンデヴァーさん!焦凍は!?」
「ああ!アイツなら友達がピンチとかなんとか言ってその場に向かってしまった。全くアイツは…!」
<アタックライド、スコープ!>
焦凍を感知すると
「エンデヴァー!焦凍の現在位置がわかりました!ヒーロー殺しと交戦中です!!」
「なんだと!」
「エンデヴァーここは私たちに任せて、貴方は焦凍くんのもとに向かってちょうだい!」
「わかった!任せるぞ!」
「ディケイド!戦闘許可を出します!一緒に戦って!」
「わかりました!」
<カメンライド、ディケイド!>
俺は脳無に向かって飛びかかりライドブッカーで脳無の腕を斬る。
だが脳無の腕がみるみるうちに再生されていた。
「再生か!」
脳無は俺に向かって巨大な腕を振り下ろしたきたが右に避けて
脳無の腹に右ストレートのパンチを入れる。
「一気に決着をつけてやる!」
<クウガ、アギト、龍騎、ファイズ、ブレイド、響鬼、カブト、電王、キバ!ファイナルカメンライド、ディケーイド!>
俺はコンプリートフォームに変身し、
<カブト、カメンライド、ハイパー>
カブトハイパーフォーム呼び出し、
<ファイナルアタックライド、カ、カ、カ、カブト!>
俺は再生持ちの脳無に手加減したマキシマムハイパーサイクロンを食らわした。
それだけで脳無は動けなくなった。
「きゃっ!」
声のする方へ向くとねじれ先輩がエンデヴァーが倒してたと思われる脳無に襲われていた。
ねじれ先輩が襲われているのに対して俺は体が勝手に動いていた。
脳無の攻撃を俺はライドブッカーで受け止めて、
「てめえ!俺の大好きな人になにしとんじゃあああ!」
そのまま蹴り飛ばした。が我らが真司くんはこの時自分がした発言に気づいてなかった。
そして
<ブレイド、カメンライド、キング>
<ファイナルアタックライド、ブ、ブ、ブ、ブレイド!>
ブレイドはキングラウザー、俺はライドブッカーを構えて脳無に向かって斬撃を放つ。
飛行型脳無が襲ってきたが、
<アギト、カメンライド、シャイニング>
アギトシャイニングフォームを呼び出し、
<ファイナルアタックライド、ア、ア、ア、アギト!>
飛んでいるの腕無に向かって再び斬撃を放った。
「すごい!もう倒しちゃったの!?」
「俺たちが苦戦した相手を……!」
「なんて奴だ…!」
脳無を相手にしたと思われるヒーローたちが驚愕の声を上げていた。
「リューキュウ!俺はエンデヴァーの元へ向かいます!」
「わかったわ!くれぐれも無茶をしないで!」
俺はオーロラカーテンを出してエンデヴァー、いや、ヒーロー殺しの元へ向かう。
・・・・
少し前
「騒々しい……やはりアイツらか…後で始末してやる…今は俺が為すべき事をなす」
そう言ってヒーローに止どめをさそうとするヒーロー殺し。
だが、横から飛んできた何者かに邪魔される。
それは雄英生徒の緑谷出久だった。
「何者だ…貴様は…!」
「まさか…こんなところで出くわすとは……!」
「ヒーロー殺し!おまえにその人は殺させないぞ!」
「ハア……いい目だ…おまえは真のヒーローにふさわしい存在だ。コイツとは違う…」
ヒーロー殺しの言葉を無視して緑谷は詰め寄ろうとするが、ヒーロー殺しは刀を振りかざす。
その刀をしゃがんで避けてヒーロー殺しを抜いた。振り向きざまにヒーロー殺しは刀を振るうが、緑谷はジャンプして、避け右腕を振るう。
「フルカウル…!スマッシュ!」
その攻撃はヒーロー殺しの頭に直撃し、普通の人間なら動かなくなるはずだった。
そう……人間だったら
「ハア……」
「効いてない!?」
「悪くない…それだけで並、いや大抵の敵は倒されるだろう。俺であっても人間の時ならば倒されていただろう……だが今は違う」
その言葉に緑谷は驚愕する。
人間じゃない!?どういうことだ!?
答えでも見せるようにヒーロー殺しの体が変わっていく。
「ハア……」
「!?」
「さて続きを始めようか…」
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