転生破壊者のヒーローアカデミア   作:ハッタリピエロ

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保須の戦い2

ヒーロー殺しは怪物へと変貌を遂げる。

 

「なっ!なんなんだ!それは!」

 

「…悪いが俺もよく知らない…だが信じられないほどのパワーが出てくる……おまえの反撃はここまでだ…」

 

そう言ったヒーロー殺しは一瞬で緑谷に近づきその爪で切り裂く。

 

「ぐわっ!!」

 

返り血を浴びたヒーロー殺しがその血を舐めると、

 

「ぐうっ!」

 

緑谷の体が動かなくなった。

 

「口先だけの人間はいくらでもいるが…おまえは…生かす価値がある…コイツとは違う」

 

ヒーロー殺しがヒーローに止どめをさそうとした時、

 

「!?」

 

突然炎がヒーロー殺しに襲いかかった。

 

「緑谷、こういうのはもっと詳しく書くべきだ。遅くなっちまっただろ」

 

緑谷が声の方を見ると轟がいた。

 

「次から次へと今日は邪魔がよく入る…」

 

「なんだコイツは…?異形型か?」

 

「轟くん!ソイツがヒーロー殺しだ!」

 

「!?」

 

緑谷の言葉に驚く轟。

 

「コイツが…?テレビで言ってたのと違うぞ…!」

 

「なんかわからないけど、ソイツには普通の攻撃が効かない!僕の攻撃も全然効かなかった!」

 

「なんだと…!?」

 

緑谷の個性は増強型のもの。その攻撃が効かないとなると、打撃はほぼ通じないと言ってるようなものだ。

 

「ならば!」

 

轟は氷結でヒーロー殺しを捕らえようとするが、ヒーロー殺しは信じられないほどのスピードで躱し、轟に近づくと爪を振るうが、轟も反射神経でギリギリ躱した。

 

だが、轟は思わず息を呑んだ。ありえないほどのスピード。個性とは思えないほどの力

 

ヒーロー殺しが人間なのかと疑ってしまった。

 

「おまえは…!?」

 

「ハア…おまえも良い……」

 

ヒーロー殺しは轟に向かって飛び、轟は反応できずに、モロに蹴りを食らってしまった。

 

轟はその一撃で骨が軋むほどのダメージを食らっていた。

 

「ハア……相手が悪かったな…俺じゃなけりゃおまえも勝てただろうに…」

 

ヒーロー殺しは轟を見下ろす。

 

轟がヒーローを守ろうとしても体が動かなく、緑谷もヒーロー殺しの個性で動けなくなっていた。

 

二人の想いも虚しくヒーロー殺しは自身の爪でヒーローを突き刺した。

 

それを受けたヒーローは灰のようになり崩れてしまった。

 

二人の目から光が消える。

 

「ああああああああ!!!」

 

「くっ!!」

 

ヒーローは殺されてしまった。その事実は二人を追い込むのに充分なものだった。

 

ヒーロー殺しは倒れている二人を無視して人間態に戻り路地裏から出るとそこにいたのは

 

「エンデヴァー…!」

 

「ヒーロー殺し!」

 

ヒーロー殺しとエンデヴァーが対峙する。

 

「貴様…焦凍たちはどうした?」

 

「…ああ、あの子供のことか。安心しろ。アイツらは殺しちゃいない」

 

エンデヴァーは安心すると同時にヒーロー殺しの言葉に疑問を抱く。

 

「おい。アイツらはと言ったな。まさか!」

 

「ハア…感がいいな。ヒーローは殺させてもらった」

 

「なんだと!」

 

ヒーローが殺された。それは焦凍たちが守れなかったということになる。

 

「バカな…!」

 

「ハア…エンデヴァー…おまえも偽物だ…!おまえも粛清対象だ!」

 

と同時に再び怪人態になる。

 

「なんだそれは!」

 

「ハア…驚かれてばっかだな…まあ俺もこの力には驚いているが…」

 

その言葉と同時にヒーロー殺しは飛び出した。

 

エンデヴァーは咄嗟に避けるがヒーロー殺しが振るった爪を避けることができなかった。

 

「ぐわっ!」

 

エンデヴァーの血をヒーロー殺しが舐めると、エンデヴァーも緑谷同様動けなくなった。

 

動けなくなったエンデヴァーに聞こえてきた声が

 

「父さん!」

 

・・・・

 

俺はなんとか動く体を這いずりながら路地裏から出ると、そこで見たのはエンデヴァーが倒れている姿だった。

 

「父さん!」

 

俺は今まで父が憎かった。

 

父はオールマイトを超えるためだけに俺や母さんを利用し、母さんに対しても暴力を振るっていた。

 

5歳の頃にしごかれていた俺も心が限界だった。

 

だがそれ以上に母さんも父によって追い詰められていた。

 

そして俺に煮え湯を浴びせた。

 

あの時の母さんの行動が当時の俺には信じられないようなものだった。

 

そして母さんの優しい言葉をアイツに会うまで忘れていた。

 

今でも父さんを許したかと言われれば許してるわけではない。

 

だが、父さんも過去を償おうとしている。俺や家族と向き合おうとしている。

 

体育祭の時に言われた言葉に対して俺は何も言い返せなかった。

 

そこには確かに、今までかけてもらえなかった父としての優しい想いがこもっていたからだ。

 

あの時の俺の感情はぐちゃぐちゃだった。父を憎もうにも憎めない。

親子としての愛を確かめようにも確かめれない。そんな感情だった。

 

昔の俺だったら今の光景もスルーできたと思うだろう。

 

でも今は…!父さんを失いたくない!

 

「やめろおおおお!!」

 

ヒーロー殺しが父さんに向かって爪を振り下ろそうとした時!

 

銀色のオーロラが現れた。

 

アイツが来た!と思ったがそこから現れた人物はアイツじゃなかった。

 

「ハア…何者だ…貴様…」

 

 

「俺か?俺は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

通りすがりの仮面ライダーだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

活躍させてほしいメインヒロイン

  • 柳レイ子
  • ユミナ・エルネア・ベルファスト
  • ボア・ハンコック
  • 他のヒロイン
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