印照才子の朝は早い。彼から送られてきたトレーニングメニューをこなさなければならないからだ。
それが終わると自分の趣味に没頭する時間に入る。
それが……
テレビに映ってる録画映像には彼が映っている。それを見た才子は
「きゃーーーー!!!真司様ーーーー!!!」
と大声で彼の名前を呼ぶ。実を言うとあの事件以来、彼のことが気になってしまった才子はこうして毎日、彼の活躍してる映像を見るのが楽しみとなったのだ。ちなみにこの趣味は本人以外誰も知らない。
「ハアハア……!もう私真司様への愛が抑えられない…!あの方の凛々しさ、逞しさ、美しさ…!どれも愛おしすぎる…!ああ、あの方に私の思いを伝えたい…!」
彼女は真司に恋人がいることも分かってる上で付き合いたいと思ってるのだ。決してヤンデレではない。
「はあ……それにしても柳さんはうらやましいですわ。真司様にキスしてもらえるなんて……私もハグしてもらったり、キスしたり、頭撫で撫でしてもらいたいですわ。」
そう言った才子は真司のプリントされた抱き枕に体を沈める。
「いけない。もうこんな時間。はあ…時間と言うものは早いですわね」
そう言いながらも支度をする才子。
「行ってきます。お母様、お父様」
そう言って出て行く才子。
「「おはようございます!才様!」」
「おはようございます」
道中で自分を慕う者たちと合流して、学校へ向かう。
才子は一年生だがその才により人望がある。
「才様!今日もお美しいです!」
「ありがとう」
「そう言えば才様。最近明るくなりましたね」
「はい?」
「こうなんというか毎日がウキウキしてるような。なにかあったんですか」
その答えにすぐにたどり着いた。彼がいるから毎日が楽しいのだろうと。
「もしかして……恋人でもできたんですか〜〜!」
その言葉に顔が赤くなる才子。
「なっ!なに言ってるの!こっ、恋人だなんて!そっ!そんなのいるわけないじゃないの!」
明らかな挙動不振。それに対して
「え?マジでですか!?」
「才様に恋人って……誰ですか!?教えてくれませんか!」
取り巻きたちに詰め寄られる才子。そして白状させられ
「空野真司!!あの雄英体育祭で優勝したあの男ですか!」
「たしかにあの人はカッコいいし、強いし、二位と違って粗野じゃないし…才様にお似合いかもしれませんが……いや案外アリかも!!」
「しかしなんで好きなんですか?空野さんとなにかあったんですか?」
そう言われて才子は自分にあったことを話した。
「へ〜そうだったんですか」
「しかし、なにも言わずに去って、才様を惚れさせるだなんて……罪な男ですね」
「私はそれだけであの人に惚れたわけではありません。なんというかあの人といると心が安らぐというか何があっても大丈夫と思えるような笑顔に惚れたのです……」
「でも空野さんって恋人がいるんじゃないですか?たしかに今は重婚が許されていますが……大丈夫ですか?」
「ええ、問題ありません。それより今日は真司様から直々に特訓をつけてもらえるんです!!心が高鳴りますわ!!
「「!!!?」」
「真司様って……才様…」
「無理よあれはなにも聞こえてないわ」
「ああ……今すぐにでも会いたい……会って触れ合いたい…!我が愛しの真司様…」
才子のテンションは上がったまま学校に到着した。
こうして才様の日常は始まっていく。
活躍させてほしいメインヒロイン
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柳レイ子
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ユミナ・エルネア・ベルファスト
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ボア・ハンコック
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