転生破壊者のヒーローアカデミア   作:ハッタリピエロ

49 / 157
入団

死柄木弔は苛立っていた。

 

保須で放った脳無はあっけなく撃退され、世間ではヒーロー殺しの話題で自分たちは見られてなかったからだ。

 

そんな死柄木のもとに一人の男が尋ねた。

 

「こっちじゃ連日アンタらの話で持ちきりだぜ。何かでけえことが始まるんじゃねえかって」

 

「で、そいつらは?」

 

「うわぁ手の人ステ様の仲間だよねえ!?ねえ!?私も入れてよ!敵連合!」

 

「…黒霧コイツらを飛ばせ。俺の大嫌いなもんがセットで来やがった。…餓鬼と…礼儀知らず」

 

「まぁまぁせっかくご足労いただいたのですから話だけでも伺いましょう死柄木弔。それにあの大物ブローカーの紹介。戦力的に間違いはないはずです」

 

死柄木を宥める黒霧

 

「まずこちらの可愛い女子高生。名も顔もメディアがしっかり守ってくれちゃってるが、連続失血死事件の容疑者として追われている」

 

「トガです!トガヒミコ。生きにくいです!生きやすい世の中になって欲しいものです!ステ様になりたいです!ステ様を殺したい!だから入れてよ弔くん!」

 

「意味分からん。破綻者かよ」

 

死柄木がツッコむ。

 

「会話は一応成り立つきっと役に立つよ。次にこちらの彼。目立った罪は犯してないがヒーロー殺しの思想にえらく固執している」

 

「今は『荼毘』で通している」

 

「通すな。本名だ」

 

「出すべき時になったら出すさ。とにかくヒーロー殺しの意志は俺が全うする」

 

「聞いてないことは言わなくていいんだ…どいつもこいつもステインと…」

 

一触即発の中、

 

「ねえねえ?なにやってるの?僕も混ぜてくれないかな?」

 

どこか空気の読めない声が響いた。

 

全員がドアの方に注目するとその男は現れた。

 

「ねえ、楽しそうなことするんでしょ?僕も混ぜてよ」

 

「誰だお前。訳分からん奴を仲間にする気はない」

 

死柄木がそう言い放った。

 

「え〜じゃあこれでいい?」

 

男の姿がどんどん変わっていくのに対して一同は驚きを隠せなかった。

 

「おまえは一体……!?」

 

「これは……!」

 

「ステ様と一緒!!」

 

「ねえ僕も入っていいよね?」

 

「…その前にヒーロー殺しとおまえは仲間だったのか?」

 

「誰?」

 

「コイツだ」

 

死柄木は写真を見せる

 

「ああ!この人なら死んでもらったよ」

 

「「「「「!!?」」」」」

 

「ムカつくから僕が殺したんだ」

 

「…へえ…!やるじゃないか。いいよ、入っても」

 

「いいの!ヤッタア!」

 

奴らが三度動き出そうとしていた。

 

・・・・

 

 

 

「皆…土産話っひぐ楽しみに…してるっ…がら!」

 

「まっまだ分かんないよ。どんでん返しがあるかもしれない…!」

 

「柳、それ口にしたらなくなるパターンだ…」

 

「試験で赤点取ったら林間合宿行けずに補習地獄!そして俺らは実技クリアならず!これでまだ分からんのなら貴様らの偏差値は猿以下だ!キエエエエエエ!!!!!」

 

上鳴うるさいうえに怖い。

 

レイ子も引いてるぞ。

 

しかしねえ…強化合宿なのにわざわざ学校に残すかねえ…

 

「分かんねえのは俺もさ。峰田のおかげでクリアはしたけど寝てただけだ。とにかく採点基準が明かされてない以上は…」

 

「同情するならなんかもう色々くれ!!」

 

「予鈴が鳴ったら席につけ」

 

馬鹿騒ぎしてるうちに相澤先生が入ってきた。

 

「今回の期末テストだが…残念ながら赤点が出た。したがって…

 

 

 

 

 

 

林間合宿は全員行きます」

 

 

『どんでんがえしだあ!!!!』

 

「筆記の方はゼロ。実技で切島・上鳴・芦戸・砂糖、あと瀬呂が赤点だ」

 

「確かにクリアしたら合格とは言ってなかったもんな…クリア出来ずの人よりハズいぞコレ…」

 

「今回の試験。我々敵側は生徒に勝ち筋を残しつつどう課題と向き合うかを見るよう動いた。でなければ課題云々の前に詰むやつばかりだったろうからな。そもそも林間合宿は強化合宿だ。赤点とった奴こそここで力をつけてもらわなきゃならん」

 

やっぱりかーー

 

「合理的虚偽ってやつさ」

 

『ゴーリテキキョギィィー!!!!」

 

騒ぐ赤点組

 

「またやられた…さすが雄英だ…!しかし二度も虚偽を重ねられると信頼に揺らぎが生じるかと!!」

 

「わあ水差す。飯田くん」

 

飯田の最もなツッコミだがレイ子の言う通り今は言うべきじゃなかったな。

 

「確かにな省みるよ。ただ全部嘘ってわけじゃない。赤点は赤点だ。おまえらには別途に補修時間を設けている。ぶっちゃけ学校に残っての補習よりキツイからな」

 

無慈悲な宣告に沈む赤点組

 

「あと空野。オールマイトにも言ったが少し加減しろ。試験場がボロボロになってたぞ」

 

「…えっ、でもオールマイトが相手じゃ」

 

「加減しろ。試験場が使えなくなる」

 

相澤先生の眼力に黙る俺。

 

まあなにはともあれ全員合宿に行けることだし嬉しい限りだ。

 

「なあなあテスト終わって休みだし、A組皆で買い物に行かねえか?」

 

尾白が提案してきた。

 

皆も乗り気なようで次々と参加の意思を表示していた。

 

「…真司はどうだ?」

 

「焦凍も行くのか?」

 

「ああ」

 

「俺も行かせてもらいたいが一緒に連れて行きたい奴らも連れて行っていいか?」

 

「いいよ真司くん!」

 

皆も頷いていくれた。

 

「じゃあ来週の日曜日で!いいよな!」

 

上鳴の言葉で皆解散した。

 

 

 

 

活躍させてほしいメインヒロイン

  • 柳レイ子
  • ユミナ・エルネア・ベルファスト
  • ボア・ハンコック
  • 他のヒロイン
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。