夏休み。雄英の会議室では
「敵との戦闘に備える為の合宿で襲来……恥を承知でのたまおう。敵活性化の"恐れ"という我々の認識が甘すぎた。奴らは既に戦争を始めていた。ヒーロー社会を壊す戦争をさ」
校長の言葉で会議室の空気が重くなる。
「認識出来ていたとしても防げたかどうか……"オールマイト"以降組織だった犯罪はほぼ淘汰されてましたからね…」
「要は知らず知らずのうちに平和ボケしてたんだ俺たち。"備える時間がある"っつー認識だった時点で」
「私はなんて不甲斐ないんだ……空野少年が必死で戦っている時に私は半身浴に興じていたっ……っ!」
オールマイトは後悔の念を抱かせ、
「襲撃の直後に体育祭を行う等今までの「屈せぬ姿勢」はもう取れません。"敵襲来"。雄英最大の失態だ。奴らは襲撃で我々の信頼を奪ったんだ」
スナイプ先生が冷静に論する。
「信頼云々ってことでこの際言わせてもらうけどよ……今回で決定的になったぜ……いるだろ。内通者。合宿先は教師陣とプッシーキャッツしか知らなかった!怪しいのはこれだけじゃねえ!ケータイの位置情報なり使えば生徒にだってーー……」
「マイクやめてよ」
ミッドナイトが宥めるが
「やめてたまるか!!洗おうぜ!!この際徹底的に!」
「おまえは自分が100%シロという証拠を出せるか?この場の者をシロだと断言できるか?お互い疑心暗鬼になり内側から崩壊していく。内通者探しは焦って行うべきじゃない」
スナイプが反論する
「少なくとも私は君たちを信頼している。その私がシロだとも証明しきれないわけだが。とりあえず学校として行わなければならないのは生徒の安全保障さ。内通者の件もふまえ……かねてより考えていた事があるんだ」
<でーんーわーがー来た!>
オールマイトの電話に着信が入った。
オールマイトは電話に出てその内容を聞くと、
「奴らに会ったらこう言ってやるさ………!私が反撃に来たってね……!」
・・・・
俺とレイ子はクラスメイトと一緒に緑谷のお見舞いに来ている。
皆無事だってのにどこか浮かない顔をしている。あの爆豪もだ
「なぁデク……」
沈黙が場を支配する中爆豪が口を開いた。
「俺何んにもできなかった……おまえがそんなになってまでなにかを守ったってのに俺はおまえのことをデク呼ばわりしていつまでもガキみてえにおまえをバカにしておいて俺はただ自分を守ることしかできなかった……俺はヒーロー失格だ……」
「かっちゃんそれは」
「爆豪」
見てられないので俺が口を開いた。
「おまえが言うように緑谷をバカにしていたのもいいことってわけじゃない。おまえがなにもできない悔しさもわからないってわけじゃない。でもな俺たちはまだヒーローの卵なんだよ。未熟な部分もこれから直していけばいいんだ。ダメなところも弱い自分もこれから強くなればいいんだ」
「空野……っておまえに言われても嫌味にしか聞こえねーな」
「そうか?」
『そうだよ』
「なにそれヒッドーイな」
「ふふっ……」
「ハハッ……」
いつのまにかその場に笑いが響き渡っていた。
「そうだな……おまえの言うように俺はこれから強くなっていく!それはもう曲げねえ!皆もだ!俺はもう皆を下に見ねえ!」
「かっちゃん……!」
「そうだな」
「ああ」
こうして俺たちのお見舞いは終わった。
・・・・
私は真司に先に行ってもらい一人で帰っていた。
今回真司が命を賭して戦っていたのに私は何もできなかった……私は真司と一緒に隣で戦おうと誓ったのに……私も強くなりたい!真司のように
「お困りのようかい?」
突然辺りに響く声
「誰?」
だが誰もいない
と足元に丸いボール見たいなものが落ちていた。
それを拾うと
「やあ。俺が見えるかな?」
「っ!お化け?」
「ハハッ、まあそんなとこかな。俺今死んでるし」
「何の用ですか?」
「さっき心の何処かで思ってなかった?力が欲しいって」
「それは……」
私は一瞬戸惑う。得体の知れないこの人に話してもいいのかなって、それでも私は自分の中をさらけ出したかった。
「はい……私は恋人が必死で戦っている中で何にもできなかった。私はヒーローを目指すのに……私も守れる力が欲しいと思いました」
「そうか。確かになにかを守るためには力がなくちゃいけない。でも君は既に立派なヒーローじゃないか?」
「え?」
「ヒーローになるのに必要なものが有るとするなら、誰かの為に戦う覚悟、そして悪に立ち向かう勇気さ」
「!!!」
「君はその二つがもうあるんだ。それだけでもう立派なヒーローだと俺は思うよ」
「……」
「まっ、こっからは提案なんだけど俺の力、継いでみないか?」
「え?」
これは後の話だが私はその提案のおかげで真司に並ぶことができた。
・・・・
敵連合が潜伏するバー
「クソッ!あのガキよくも!!」
死柄木は苛立っていたが誰も止めなかった。
皆襲撃をぶち壊した空野に怒りを覚えているからだ。
テレビでは雄英の謝罪会見が映っているが勝った気がしなかった。
周到に計画を練って実行したのがまさかのほぼ無傷という結果だからだ。
「どーもピ◯ーラ神野店です」
その時壁が破壊され轟音が鳴り響いた。
「っ!黒霧っ!」
「先制必縛ウルシ鎖牢!!」
「木ィ!?んなもん……」
「逸んなよ。大人しくしといた方が……身のためだぜ」
「もう逃げられんぞ敵連合……何故って!?我々が来た!」
「オールマイト……!!これがステインが求めていたヒーロー……!」
「ふざけるなこんな……こんなァ……」
「奴は今どこにいる。死柄木!!」
「おまえが!!嫌いだ!!」
突然なにもないところから脳無が現れた。
「先……生」
ー脳無格納庫では
「ラグドールよ!返事をするのだ!!」
「チームメイトか!息はあるのか。良かったな」
「しかし……様子が……何をさせたのだ…ラグドール!!」
ギャングオルカは虎がラグドールの様子を確認するのを見ていたが様子がおかしかった。
「すまない虎、前々から良い"個性"だと……ちょうど良いから……貰うことにしたんだ」
その時とてつもないプレッシャーを感じた。
「止まれ動くな」
ギャングオルカが叫ぶと同時にベストジーニストが繊維で捕縛する。
「ちょ ジーニストさん。もし民間人だったら……」
「状況を考えろその一瞬の迷いが現場。左右する。敵には…何もさせるな」
と次の瞬間周囲一帯が吹き飛んだ。
数分後
「また失敗したね弔。でも決してめげてはいけないよ。またやり直せばいい。こうして仲間も取り戻した。いくらでもやり直せばいい。その為に僕がいるんだよ。全ては君の為にある」
「やはり来てるな……」
「全て返してもらうぞオール・フォー・ワン!!」
「また僕を殺すか。オールマイト」
活躍させてほしいメインヒロイン
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柳レイ子
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ユミナ・エルネア・ベルファスト
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