「始めようか!有精卵ども!!戦闘訓練のお時間だ!!!」
グラウンドβに集合して
レイ子達と合流した。
レイ子のコスチュームは口元が隠れたマスクで
格好は召霊術師をイメージさせるようなものだった。
俺のコスチュームは門矢士の格好そのものだが、耐刃、耐熱との優れた機能がつけられてある機能重視のコスチュームだ。
「レイ子似合ってるよ」
ニコッ
「////」
(駄っ、駄目!真司のことをまともに見れない!)
恥ずかしがってるレイ子だがやっぱり似合ってる。
「先生!ここは入試の演習場ですかこれから行うのは市街地演習場なのでしょうか!?」
「いや!もう二歩先に踏み込む!屋内での対人戦闘訓練さ!!」
その後オールマイトから屋内での敵出現確率に対する戦闘の重要さ、
事細かなルールなどを新米教師なのかカンペを見ながらも説明してくれた。
戦闘訓練の内容は二人一組になり、ヒーロー側と、敵側に分かれ、核兵器のハリボテをヒーローが確保するか、敵を確保テープで捕まえるとヒーロー側の勝利。時間いっぱいまでやり切ると、敵側の勝利。
そのあとクジでコンビを決めた。その結果
レイ子&緑谷vs爆豪&飯田
俺&麗日vs轟&障子
(後は省略させていただきます!すみません!)
レイ子の相手はあの爆豪だ。
よりにもよって、何という組み合わせだろうか。
「レイ子…」
「もう大丈夫。だから心配しないで♪」
心配なんだが…
モニタールームに移動させられるとオールマイト先生から
よく観察するように促された。
言われなくてもそのつもりだ。
レイ子の為にも爆豪には注意しなければ。
・・・・
ああいったも緊張してる。
悪いんだけど、私の組んだ相手緑谷に対しては、心配しかない。
個性が自らをも破壊する超パワーだ。正直期待できない。
できるなら使わせず、あいつに勝ちたいんだけど…
どうやら緑谷はあいつの幼馴染らしく、幼い頃から虐められていたらしい。あいつ昔っからああなんだ。
それでも
「かっちゃんは凄いんだ…嫌な奴だけど。目標も実力も僕なんかより何倍も凄いんだ…それでもかっちゃんに自分の力で勝ちたい。勝って僕もできるんだってかっちゃんに証明したいんだ!」
こんなことを言われては、私も緑谷に何も言えない。
それでも
「緑谷」
「ん?」
「頑張ろう!」
両手を、ぐっと握って力を入れる。
「うん!」
建物に潜入すると
慎重に動いていく。
角に、差し掛かろうと、したその時
「ッ避けて!」
緑谷が突然私の手を引いた。
その直後爆豪が私目掛けて爆破を、放ってきたが
緑谷のお陰で回避できた。
「てめえ避けんじゃねえぞクソデク」
「なんでわかったの?」
「かっちゃんなら先に僕を攻撃すると思ってたけど…どうやら違ったみたいだね…」
モニタールームでは
「爆豪ズッケぇ奇襲なんて男らしくねえ!!」
切島何を言ってるんだ?
今の爆豪は何も悪くないと思うが
「奇襲も戦略!彼らは今実戦の最中なんだぜ!」
オールマイトの言う通りだ。
今のが敵の攻撃なら卑怯もクソも言ってられないだろうに。
「中断されねえ程度にぶっ飛ばしたらあ!!」
爆豪が右腕を大きく振るうと
それを予測していたかのように緑谷は腕を掴み爆豪を背負い投げた。
すげえな。
何を言ってるか聞こえないが緑谷が叫んでいた。
俺にはそれを聞いて顔を歪ませている爆豪がひどく虚しく見えた。
「調子乗ってんじゃねえぞ!!」
かっちゃんのラッシュをなんとか凌いでいるがこのままじゃジリ貧だ。
柳さんには先に行ってもらったが、個性を聞く限り飯田くんは柳さんの対策をしているだろう。僕がかっちゃんに勝って先に進まないと
多分勝てない。
「溜まった…」
かっちゃんがそう呟いた。
「てめえのストーキングならもう知ってるだろうがよ。
俺の爆破は掌の汗腺からニトロみてえなもん出して爆発させてる。「要望」通りの設計ならこいつは」
『爆豪少年ストップだ。殺す気か!』
「当たんなきゃ死なねえよ!」
かっちゃんが籠手のピンを引っ張ろうとした、
だがいつまでたっても、そのピンが引かれることはなかった。
よく見ると、かっちゃんの左手には糸のようなものが巻き付けられていた。
「動かねえ…どうなってんだ!!」
「とんでもないことしようとするわね。爆豪」
よくこいつを、ヒーロー科に入れたもんだ。
とんだ問題児じゃない。
「てめえ何を」
私は有無を言わせず確保証明のテープを個性で操り爆豪に巻きつける。
「なっ、何だと…」
『爆豪少年確保!!』
オールマイトのアナウンスが聞こえた。
「えっ柳さん…?」
「こいつに一人で立ち向かうなんて勇気は認めるけど無謀なんじゃ無い?」
「てっ、てめえふざけんじゃ」
確保されてるのに暴れだそうとする爆豪をさらに裾から出した糸で縛りつける。
「柳さんありがとう!」
「気にしないで」
『柳少女見事な判断だったぞ!あとすまんね…』
「気にしないでください先生」
その後二人で飯田が守っている核兵器に向かい部屋中に糸を張り巡らせ飯田のスピードを封じ核兵器を回収した。
・・・・
「今回のMVPは柳少女だ!何故だかわかる人!!」
「はい、オールマイト先生。
柳さんは爆豪さんの危険な行為に対する判断と行動に移る速さが評価されるべきでしょう。緑谷さんは爆豪さんの奇襲を防いだのと一人で爆豪さんを足止めしたのが良い点だったと言えるでしょう」
その後爆豪に関しては散々な言われようだが自業自得だ。
次は俺の番かレイ子に続かないとな。
レイ子ちゃんが使っていた糸は特殊繊維を、編んだ鋼鉄並みに硬い糸です。
ちなみに、糸は個性のポルターガイストで操っています。
説明不足でした。
活躍させてほしいメインヒロイン
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柳レイ子
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ユミナ・エルネア・ベルファスト
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ボア・ハンコック
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他のヒロイン