エンデヴァーside
焦凍が居なくなって二週間が経った。
俺は今、冷と一緒に家に居る。本来ならまだ病院にいた方がいいのだが先生が特別に許可をくれたのだ。
ここに焦凍がいてくれたら……どんなに嬉しがることやら……
今もなおディメンジョンオーラのことで世間は騒いでいる。確かにあれらが解き放たれれば世界は終わるかもしれない。
焦凍からある程度の事情は聞いている。そのために世界を旅しているのもだ。俺の息子だ。心配するようなことはないはずだが心の何処かでアイツのことを思ってしまう。
そんなことを考えていたら
「大丈夫よ。炎司さん」
「……冷」
「焦凍のこと心配してるんでしょ?私も心配。でもあの子ならきっと無事で帰ってくるわ。だって私たちの子供だもの」
そう言って笑う冷に俺は……
ああそうか。本当に何も見えてなかったんだな。俺は……
「それに、真司くんも一緒よ。心配することなんかないわ」
空野真司……俺はアイツに救われた。
アイツが焦凍を救わなければ俺も救われなかっただろう。
今でもアイツには感謝している。そのせいなのかこんな事態なのにアイツらがなんとかしてくれると信じている自分がいる。
情けない……アイツらに頼る自分がいるなんて……だがアイツらか帰ってくる前までになにかあったら……
その時は俺が守る。家族も人々をも……それが俺に出来る償いのようなものなのだから……
・・・・
ユミナとの付き合いを伝えようと俺はディメンジョンオーラでベルファストまで向かった。
途中門番の騎士に警戒されたがユミナのお陰で事なきをえた。
「おお!ちょうどよかった!真司殿!」
「王様……どうかなされましたか?」
「いや、君に少し用事があってだね。ユミナにもだな、頼みたいことがある」
「なんでしょう?」
そのあと王様によると
隣の亜人たちの国ミスミドとの国交を結ぶためにユミナを使者として向かわせたいとのこと。知り合いに転移魔法の使いがいるのでそれで王様をミスミドまで向かわせるのにまず魔法使いがミスミドまで行く必要があるとのこと。らしい
「それで俺が護衛として?」
「そうだ。君にしか頼めない」
「わかりました。それと……」
その後ユミナとの付き合いについて話した。
「おお、そうか!ユミナがついに真司殿を落としたか!これはめでたい!」
「よくやりましたね、ユミナ。これからは真司さんの隣に立ち、共に支え合うのですよ?」
「はい!お母様!」
ユミナがユエル王妃の手を掴む。
まあそれはそうとして、ミスミドまで行くのか……ちょっと旅行みたいで楽しくなってきたぞ。
ーでそれで当日、
「望月冬夜です。よろしく」
「……空野真司です。……十日間よろしくお願いします」
まさかの原作主人公との出会い。
ウソ〜
活躍させてほしいメインヒロイン
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柳レイ子
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ユミナ・エルネア・ベルファスト
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ボア・ハンコック
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他のヒロイン