転生破壊者のヒーローアカデミア   作:ハッタリピエロ

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戦闘訓練後編

レイ子や俺を除く他の皆の訓練が終わり、

いよいよ俺の番になった。

俺がヴィラン側で轟たちがヒーロー側ということになっている。

俺が演習場に向かおうとすると

「待てよ」

突然轟が話しかけてきた。

「お前が一番強いと思う姿で来い。その上でお前に勝つ」

いきなりの宣戦布告

「まあ頑張れ。俺が勝つけど」

その発言に、轟が苛立ったように顔を歪ませた。

 

・・・・

 

「空野くん絶対勝とうね!」

そう言って麗日が意気込む。

まあやるからには負けるつもりはない

「変身!」

<カメンライド、ディケイド!>

あいつの個性からすると今回は

<カメンライド、W!>

んで

<フォームライド、W!ヒートメタル!>

俺は仮面ライダーダブルヒートメタルフォームに変身する。

 

モニタールームでは

「かっ、かっけええ!!」

「前と姿が違うぞ!」

「どんな能力だろうね☆」

(一体空野少年の個性はなんなんだろうか…緑谷少年が言うには鎧を纏う身体強化の個性なんだろうがそれだけではないはず…現に緑谷少年の傷をいとも簡単に治してしまった。治癒においてもリカバリーガールより上かもしれない…だが彼に私のことを話していいのだろうか…)

『屋内戦闘訓練スタート!』

 

アナウンスと同時に建物全体が凍った。

やっぱそうきたか

俺は慌てることなく氷をヒートの熱で溶かし

<アタックライド、スコープ!>

あいつらを探知した。

 

 

「おいどうなってるんだ。二人とも無事だぞ!」

障子からの連絡を受けた。だがその内容にあまり焦ってなかった。

向こうからアイツがやってきた。

見たことない姿だが間違いない。

あのベルトがアイツを示すなによりの証だ。

「やっぱ、この程度じゃ駄目か。早く本気出せよ。その上でお前に勝つ」

「お前が本気を出したら使ってやるよ」

その言葉に何故かひどく苛ついた。

 

轟が俺に向かって氷結を、放ってくる

がメタルシャフトを振るい氷結を砕く。

「なっ!?」

遅い!

俺は一気に詰め寄りメタルシャフトを喰らわせる。

「ぐっ!」

「どうした?俺はまだ本気を出してないぞ?」

「ぐっ、舐めるな!」

再び氷結を放ってくるがワンパターンだ

「同じことしかできないのか?」

今度はヒートの熱で溶かし再び手加減した一撃を加える。

「何故本気を出さない!」

轟は苛ついた様子でおれに問い詰めてきた。

「お前が真剣にやらないからだ」

「俺は真剣だ」

真剣ねえ…

「お前なんで左を使わない?」

轟はより一層険しい顔になる。

「お前テストの時左の炎で体温調整してたよな?でも本番では使ってない。何のつもりだ?本気でやろうとしないやつに本気を出すわけないだろ?皆真剣に自分の全てを出し切ってやってんだ。あの爆豪すらもだ。そんなやつに本気を出す意味なんてないだろ」

 

 

アイツの言葉にクソ親父の言葉が脳裏に蘇る。

クソ、俺は左を、使わないって決めたんだ!

アイツがどういようが母さんだけの力で俺は勝つんだ!

「お前親父と仲悪いんだろ?」

その言葉に俺はビクッと反応した

「やっぱりか。お前の父はエンデヴァー。お前が氷しか使わないのを見ると父と仲が悪いのが見えるよ。氷の方は母親の個性で

お前の父は個性婚で自分より強いヒーローを作ろうとしてたんだろ?

それがお前なんじゃないか?後のことはよく分からないが」

恐ろしい程当たってた。こいつはエスパーか?

「お前には関係ない……!」

「確かに関係ないさ。でもそれで個性を使わないのとは関係ないんじゃないか?」

「お前はお前だ。例え、クソ親父から生まれようと轟焦凍はお前なんだよ。」

そう言われて、俺は母の言葉を思い出す。

『血に囚われることなんてない。なりたい自分になっていいんだよ。』

その時俺の左は燃えていた。

 

轟が左を使った。

いや当てずっぽうで言ったことがまさか事実だったとは!

それでも本気で望んでくれる轟には俺も全力を出さねばならない。

「馬鹿にしてる…勝ちたいくせに敵に塩おくって…俺だって…ヒーローに……」

轟が周りを冷やし始める。

これは!

<フォームライド、W!エクストリーム!>

俺はWの最終形態エクストリームに変身した

そして

<ファイナルアタックライド、ダ、ダ、ダ、W!>

俺はプリズムビッカーを構え

轟は左の炎を一気に強め放つ

「ビッカーファイナリュージョン!」

二つの衝撃はぶつかり相殺した。

 

 

負けた。全力を出して負けた

だから不思議と悪い気持ちはしない。

むしろ清々しい気持ちだ。

心の中を全部さらけだしたからかな?

アイツは強い。いまのままじゃ敵わない。

アイツに追いつきたい。その為には清算しなきゃいけないことがあるな。

 

 

 

二つの衝撃の余波でビルの一部が消し飛んだ。

オールマイトは慌てて

『しっ、試験中止ー!』

私は慌てていた。

真司は大丈夫?お願いだから無事でいて!

 

 

あの後俺と轟はオールマイト先生とレイ子にこっぴどく怒られた。

戦闘訓練にしてもやり過ぎだと、あと守るべき牙城を崩してはならないと。

これじゃ爆豪のことを強く言えないな。

テストにしろ本番にしろ俺はまだまだだな。

 

 

 

・・・・

 

夜の繁華街中に佇むビルその中にあるとあるバー

 

「見たかコレ?教師だってさ…なァどうなると思う?平和の象徴が……ヴィランに殺されたら」

 

悪意が動き出そうとしている。

 

 

活躍させてほしいメインヒロイン

  • 柳レイ子
  • ユミナ・エルネア・ベルファスト
  • ボア・ハンコック
  • 他のヒロイン
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