転生破壊者のヒーローアカデミア   作:ハッタリピエロ

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神気覚醒

鬼面兵を全滅させた後家泰さんと重兵衛さんと面会していた。

 

「まさか八重がユミナ姫の護衛をしているとは……」

 

「修行の成果でござる!」

 

八重が誇らしげに言う。

 

一応俺たちはユミナの護衛ということにしてある。

 

「して……砦を救っていただいたそちらの御仁は……」

 

「この方は空野真司さんと申しまして……私の護衛というか……未来の旦那様です!」

 

だっ、旦那様ぁ!?

 

直球で言ったユミナの言葉にレイ子たちは不機嫌となり、家泰さんたちもほぉ〜といった声を漏らす。

 

「いや、なるほどベルファストの姫君の婚約者ともなればあれほどのことをやってのけると。見事ですな」

 

「ええ。私もこの方を誇りに思いますわ」

 

家泰の称賛を自分のことのように胸を張るユミナ。

 

「ところでひとつお聞きしたいのですが『ニルヤの遺跡』の場所はご存知ないでしょうか?俺たちはそこを目指してイーシェンにやってきたのですが……」

 

「ニルヤ……?」

 

考え込む家泰さん。そして

 

「ああ……ニライカナイの遺跡なら知ってますぞ。確か島津の領地にあったかと。しかしあそこは海の底ですぞ……たどり着くのも困難かと……」

 

「海の底!?」

 

冬夜が声をあげる。

 

俺も顔には出していないが驚いている。

 

海の底か……面倒くさいことになりそうだな……

 

さあ場所がわかったから行くぞ!ってわけにいかないんだよなあ……

 

「しかし、今回の奇襲といい武田の領主真玄殿のすることとは思えん……やはりあの噂は本当なのだろうか……」

 

「噂とは?」

 

「武田の領主、真玄殿は既に亡くなっているとのことだ。そしてその死体を操り、武田軍を動かしているのが闇の軍師山本完助だと」

 

「山元完助……」

 

「ありえないことじゃないわね。でもあの鬼面兵は魔力を帯びてなかった……魔力を使っていなかった……だとしたらどうやって操作してるのか……?」

 

リーンが考え込む。

 

まあとりあえずこの状況をなんとかするのが先か

 

「じゃあ俺が武田の本拠地にいって山元完助を捕まえてきましょうか?」

 

「ええ……?ここからツツジガサキまでどれほどあると……」

 

「大丈夫ですよ」

 

<アタックライド、スコープ!>

 

スコープでツツジガサキを探知する。

 

「これでいつでも飛べます」

 

唖然とする家泰さんたち

 

「それと……いい加減出てきたら?」

 

俺の言葉に天井が動く

 

「誰だ!」

 

重太郎さんが反応すると上から忍びが降りてきた。

 

顔を覆っている黒い布を外すと整った顔の美人なくノ一がそこにはいた。

 

「私は武田四天王が一人高坂様政信様配下、椿と申します。徳川家泰様宛の密書をお持ちいたしたました」

 

「なに!?」

 

椿さんが手紙を家泰さんに渡すとそれを読む

 

「殿………?」

 

「どうやら噂は本当だったようだ……武田軍は今や傀儡の軍と化している」

 

「なんですと……!?」

 

重兵衛さんが絶句する。

 

「真玄殿は既に亡くなり、武田四天王も高坂殿以外人が変わったようになり完助に完全に従っているらしい。なんとか完助を止めて武田を救ってくれとある」

 

「高坂様は完助に従うふりをして武田奪還を考えております」

 

成る程な真玄は既に亡くなり、それを完助が隠して、武田軍を意のままに操っていると……それをなぜだか知らないが他の四天王は従っていると……なにかあるな……

 

「ま、さっさと片付けていきますか。案内だけしてくれない?」

 

「えっ、はっ、はぁ……」

 

椿さんが戸惑いながらも付いてきてくれた

 

「ユミナたちはここで待っていて」

 

「わかりました」

 

ユミナは納得したがレイ子たちはなにやら不満げな様子だ。

 

ディメンジョンオーラでツツジガサキまで転移した。

 

「どうやって忍び込みます?」

 

「簡単さ」

 

<アタックライド、インビシブル!>

 

透明化で姿を消して塀を飛び越える

 

中曲輪の屋敷に気配を感じたので向かってみると

 

「ほうほうほう……これまた面白い侵入者だな」

 

姿を消していたがどこからか声がした。

 

おいおい……なんでわかったんだ!?

 

振り向くとそこには完助と思われし人物がいた。

 

「お前は面白そうだな。ワシの部下にしてやろう」

 

「そりゃお断りだ」

 

「断れんよ。お主は」

 

完助の目が光ると奥からなにか不思議な力を感じた

 

おいおい……ここで出てくるかな……!

 

「なっ!何故効かぬ!?」

 

もう一度完助の目が光るとやはり奥から力を感じた。

 

「何故だ!?お主は一体……!?」

 

「なるほど……そういうことかお前かその力で怪しく思っていた四天王を操っていたんだな。完助いや、正体見せろよ、従属神」

 

「貴様ぁー!何者だー!」

 

完助が空中に浮かび上がる。

 

俺はブラストで奥にある瓢箪を撃つと中から爺さんが出てきた。

 

コイツが従属神だろう。

 

コイツはイセスマで神界から逃げてきたはぐれの神で自らを神と認めてもらおうなどと我儘でイーシェンを引っ掻き回して、挙げ句の果てに邪神に成り下がったイセスマのラスボスともいえる存在だ。冬夜くん曰くニート神

 

俺に神気が効かなかったのは俺は一度死神によって生まれ変わった時に冬夜くんと同じように体の奥底に神気があるからだろう。多分だが……

 

俺は奥底にある神気を感じとり、ペットボトルの蓋を開けるように神気を取り出そうとする。

 

すると体から神々しい気が溢れてくる。コイツが神気か。

 

「きっ、貴様!神界の使いか!」

 

イセスマではコイツは逃しに逃しまくって厄介なことになったがそうはさせない

 

従属神が慌てふためく中で俺は神気を纏ったライドブッカーで従属神を切り裂き

 

<ファイナルアタックライド、ディ、ディ、ディ、ディケイド!>

 

神気を纏わせたディメンジョンキックで従属神を完全に消滅させる。

 

とその時近くにいた完助は

 

「あれ?私は何を……?」

 

どうやら元にもどったようだ

 

その直後何処かに転移させられた。

 

「ありがとうなのよ!あの従属神を倒してくれて!」

 

目の前に二人の美女が現れた。

 

一人は桃色の髪の美女でもう一人はスカイブルーのような髪の美女だ

 

「やあ、よくやったね。私たちは……と言っても君は私たちのことを知ってるんだったね。でも自己紹介ぐらいさせてくれないかな。私が剣神で」

 

「私は恋愛神なのよ!」

 

目の前に恋愛神と剣神が現れた

 

「今回のことは私たちからも感謝させてくれないかな。君のおかげで世界に混乱を与えずにすんだ。あの死神が転生させた人間だったよね?君」

 

「ああ……そうですが……」

 

「よくやってくれたね。君のことは前々から気になって時々覗いてたんだ」

 

「いやプライバシーもへったくれもねえ!」

 

ハハハと笑う剣神

 

「しかし、君は完全ではないが神に近いものになりつつある。だから従属神に勝てたんだ。あんなやつとはいえ曲がりなりにも神だからね」

 

「でさ……ここからさ提案なんだけどさ……」

 

「ナニ?」

 

「私たちを旅に加えてくれないか!」

 

「はぁー!!!?」

 

「いや地上に一回降りてみたくてさ……それで君の旅に加わるのが丁度いいかなーって……君の事情は知ってるし、力になるからさ〜」

 

「え〜……神が地上に干渉していいんですか?」

 

「人間としてなら構わないんだよ。頼むよ〜」

 

まあいい戦力が手に入ったと考えておくか……それにこんなに頼まれるとな〜

 

「……わかりました。一緒に行きましょう」

 

「やったー!ありがとうー!真司く〜ん!」

 

剣神が抱きついてくる。ウッソ〜

 

こうして恋愛神と剣神が仲間になってしまった

 

とその頃レイ子たちはなにやらライバルが増えたと本能的に感じとった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

活躍させてほしいメインヒロイン

  • 柳レイ子
  • ユミナ・エルネア・ベルファスト
  • ボア・ハンコック
  • 他のヒロイン
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