転生破壊者のヒーローアカデミア   作:デュエキング
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モノトーンの少年

菜奈さんが旅の仲間に加わった後俺はディメンジョンオーラで再びいせスマの世界に戻った。

 

冬夜が玄帝を仲間にしていて、これから遺跡を調べようとしていたところだった。

 

菜奈さんを見た時のレイ子たちはとっても不機嫌だったが俺が説明するとひとまず納得してくれた。

 

アニメでこの後の展開は知っているのでわざわざ地雷を踏みにいくことはない

 

冬夜が玄帝の能力で水中でも活動できるようになり遺跡を調べに行った。

 

俺は浜辺で待っていると

 

「真司さん」

 

ユミナに後ろから声をかけられる

 

振り向くと俺の前に水着美女が勢ぞろいしていた。

 

ユミナは腰の横に花が描かれている白地のワンピースで

 

レイ子は灰色のタンキニタイプで

 

一佳はオレンジのビキニで

 

茨は緑のワンピースで

 

ねじれちゃんは前に見せてくれた白のマイクロビキニだった。

 

菜奈さんとリーンは黒のビキニで

 

皆とっても似合っていた。

 

「しっ……真司どう…………?」

 

レイ子が恥ずかしながら聞いてくる。

 

やばい、すごい可愛い……

 

俺がまじまじと見ると

 

レイ子は俯いて

 

一佳は目を逸らして

 

茨は顔を手で押さえて

 

ねじれちゃんはアワアワとなり

 

ユミナは後ろに向いて

 

菜奈さんは大きな胸を押さえて

 

リーンは顔がりんごのように赤くなっていた。

 

「そっ……それでどう……?」

 

レイ子が聞いてくる。

 

そんなもん決まっている

 

俺は満面の笑みで

 

「似合ってる、皆超可愛い」

 

俺が褒めると皆の顔がさらに赤くなった。

 

とその時ゲートが近くに開いた。

 

ったく!空気読めよ!

 

冬夜がゲートの中から顔を出すとなんとも状況が飲み込めない顔をしていた。

 

ユミナたちは急いで服に着替えてゲートの中に飛び込む。

 

俺もゲートの中に飛び込むと声が出なかった。

 

そこは正しく空中庭園といえるような場所で壮大なスケールだった。

 

レイ子たちも目を丸くしていた。

 

「空中庭園……。古代パルテノの遺産ともいえるわね……まさかこんな壮大なものだとは……」

 

リーンがまじまじと庭園を見渡す。

 

古代文明パルテノ。様々な魔法技術を生み出し、アーティファクトを作り出した超文明。

 

原作によれば確かフレイズに滅ぼされたと聞くが……

 

とにかくこの空中庭園はその文明が作り出したアーティファクトであり、冬夜の横にいるシェスカもアーティファクトらしい。

 

この空中庭園には植物園のようなエリアもあれば噴水、飛び石、花壇や池などもあり、超豪華な庭園であることは間違いない。

 

池のほとり設置された東屋で俺たちは休憩していた。

 

「それでリーンの手に入れようとしたものは見つかったのか?」

 

「さあ。私たちは古代魔法をいくつか手に入れればよかったのだけれどそれ以上のものがみつかったしねえ……」

 

確かに……この庭園そのものが古代文明の技術の結晶ともいえるだろう。

 

原作によればバビロンは他のも合わせると9つのバビロンがあって「格納庫」、「工房」、「錬金棟」、「塔」、「城壁」、「図書館」、「研究所」、「蔵」とあり、それぞれにシェスカと同じ管理者がいるんだったよな。

 

「そんなものが空に浮かんでいたら騒ぎになりそうだけど」

 

エルゼがもっともなことを言うがバビロンには確かステルス機能が搭載されてるんだったよな?

 

「バビロンには外部からは視認できない魔法障壁が張られています。外から確認するのはほぼ不可能デス」

 

シェスカがエルゼの疑問に答える。

 

やっぱりバビロンにはステルス機能がついてあるらしい。

 

「私としてはその図書館に惹かれるわね……古代文明の様々な知識が詰まってそうじゃないの」

 

まあ俺も興味がないといっちゃあ嘘になるが。

 

「他の島とは連絡は取れないんです、か?」

 

リンゼがシェスカに尋ねる

 

「残念ながら現在他の島とのリンクが途切れています。魔法障壁のレベルが高く設定されています。マスターが許可しない限り通信は不可能デス」

 

「リンク……それにマスターってなんです?」

 

「リンクとは『通信』マスターとは『愛しのご主人様』デス」

 

「嘘つけ。主人とか頭領って意味だろ」

 

「……冬夜さん……?」

 

リンゼの機嫌が悪くなる。関係ない筈なのに俺まで怖い

 

「冬夜さまにパンツを見られ、身も心も捧げることになりました。故に私のご主人様、マスターデス」

 

シェスカが爆弾発言をする。

 

あーやっぱ行かなくてよかったわー

 

その後は原作通り。冬夜くんがシェスカに遺伝子採取のためにキスをされ、リンゼに告白された後にキスをされ、八重とエルゼと模擬戦をして二人に告白されてバビロン博士からのメッセージを受け取った。

 

その後冬夜くんに呼び出されて冬夜くんの家にいる。

 

「何の用?冬夜」

 

「ああ、ごめん。聞きたいことがあるんだ」

 

「何?」

 

「もしかして……真司たちって異世界人?」

 

「……なんでそう思ったんだ?」

 

「いや……僕のスマホを見てもなにも不思議がることはなかった。大抵の人はなんなのか聞いてくるのに……それに自転車も初めてとは思えないほど乗りこなしていた……だから教えてくれ。君は何者なんだ?」

 

冬夜は真剣な目で見てくる。

 

俺は一息吐いて

 

「そうか。じゃあ教えよっか。この世界のことを」

 

その後冬夜にこの世界、イセスマの世界について教えた。

 

冬夜はすごく驚いていた。

「じゃあ真司はこの後の展開とかも知ってるのか?」

 

「ああ、……って言いたいところだがわからない。予想外のことが起きないわけじゃない」

 

本来違うところで出るはずだった従属神がもう出てるんだ。

 

この後どうなるかなんてわかるわけがない

 

「それで真司は元の世界に戻るのか?」

 

「いや、まだ戻れない。この世界にある力を手に入れて、俺の世界を救ってみせる」

 

そこで話は終わって翌日、

 

俺はギルドまで金を下ろしにいこうとしていた。

 

するとなにやら揉めているのが見えた。

 

「あのな、兄ちゃんよ。それがどこの金かは知らないけどそれじゃあ支払えないの。わかる?」

 

「困ったなあ……僕これしか持ってないんだよね……」

 

店主に睨まれているのは、俺と同じ歳ぐらいの少年。だが何千年も生きているその人物。エンデだ。

 

フレイズの女王と共に生きるために世界を渡り歩き、幾多の世界をフレイズの戦いに巻き込んだ、フレイズとの戦いを引き起こした張本人ともいえる人物だ。

 

愛するもののために行動を起こしたのは傍迷惑だが悪いやつではないと思う。まあだからって見捨てるのはヒーローじゃねえな。

 

どうやらクレープを買ったが古代貨幣なので払えないという状況である。

 

「金がないなら無銭飲食だ。警備兵へ突き出してやる」

 

「ええっ、だからこれで払えないの?これもお金だよ!」

 

「だからこの国ではそんなお金使えないって……!」

 

「あのー」

 

「ん?なんだ?」

 

「通りすがりの者ですけど俺が代わりに払いますよ。それなら問題ないでしょ?」

 

「そりゃ金さえもらえりゃ文句はねえが……」

 

俺が銅貨一枚を払って店主は納得してクレープをさらに二枚渡してくれた。

 

「ありがとう。助かったよ」

 

「いや、いいよ。困った時はお互いさまだろ。エンデ」

 

俺の言葉に身構えるエンデ

 

「……なんで僕の名前を知ってるの?」

 

「そうだな……俺が全てを知ってるって言った方がいいかな……」

 

面倒だがコイツには真実を知らせた方がいい気がする。

 

冬夜と同じようにこの世界について教えると

 

「じゃ、じゃあ君は彼女がどこにいるか知ってるのか!?」

 

エンデが詰め寄ってくる。

 

「悪い……今はその人物は生まれてないんだ。だから知らない」

 

エンデが探しているフレイズの王の核はフレイズから隠れるために知的生物の心臓に身を隠している。宿主が死ぬと別の宿主に身を移す。だが俺が知っているのはまだ生まれていない赤子、ユミナの弟だ。今フレイズの王の核がどこにあるかなんて知らない。

 

「それでもいい……教えてくれ!」

 

エンデに土下座され戸惑う。

 

「はぁ……わかった。ただし荒っぽいことはしないでくれ。それが条件だ」

 

エンデに約束させ教えると、

 

「ありがとう……!」

 

「それでお前はこれからどうするんだ?」

 

「今まで通りフレイズを狩るよ。君こそどうするのさ?」

 

「俺もフレイズにこの世界を破壊させない……っていうかそれよりお前はどうするんだ?」

 

「え?」

 

「金……あるのか?」

 

「あっ……そっ、そういえば真司はどうやって金を稼いでるの?」

 

「俺か?俺は冒険者だ。ギルドの仕事をこなして金を貰ってる。魔獣を倒したり護衛を請け負ったり」

 

「そっか、それなら僕にもできそうだね!」

 

エンデの表情が明るくなる。

 

エンデをギルドまで案内して、俺はお金を下ろす。

 

「登録できた?」

 

「うん、おかげさまでね」

 

「それで……これからどうする?」

 

「うん?」

 

「俺と一緒に来ないか?」

 

「う〜ん。僕に仲間がいるのは知ってる?その子とも話をしないとな〜」

 

「大丈夫だ。フレイズでも俺は気にしないぞ」

 

「やっぱり知ってるんだ……まっ、まあ返事はまた今度ということでいいかな?」

 

「あっ、まあまた会えたらな。俺の家だけ教えとくよ」

 

「今日は本当にありがとう。君のおかげで助かったよ」

 

「気にするな。会えるといいな。メルに」

 

「っ!本当に君は何者なのか……」

 

そう言ってエンデはその場から立ち去る

 

 

 

 

 

 



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