転生破壊者のヒーローアカデミア   作:ハッタリピエロ

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摘み取り

トムの濡れ衣をどうこうするのは簡単だった

 

ディメンジョンオーラでスパンダムたちが乗っているフランキーの船ごとインペルダウンに強制転移させた。今頃は地獄を見ているだろうが知ったこっちゃない。自業自得だ。

 

さてトムはめでたく無罪判決になりウォーターセブンに歓声が上がった。これでウォーターセブンはもっと栄えるだろう

 

さて次はこっちかな……

 

・・・・

 

「マリンコード・01746『海軍本部』ロシナンテ中佐……。ドンキホーテ海賊団船長ドフラミンゴ……。お前がこの先生み出す惨劇を止めるため…潜入していた…俺は海兵だ…。嘘ついて悪かったな……お前に嫌われたくないもんで……!」

 

ロシナンテは後ろの宝箱に隠れているローにこっそりと話しかける

 

「つまらねえ冗談言ってないで質問に答えろ!ローとオペオペの実をどこへやった!?」

 

「…オペオペの実ならローに食わせた。アイツはもう能力者。上手く鳥かごの外に出てるだろうよ。今頃は海軍本部の船に保護されている筈だ……もう手出しはできねえ」

 

「若様!確かにさっき"少年を保護"と海軍の通信を……」

 

「なぜそれを早く言わねぇ!」

 

「まさかローだとは……」

 

「確認を急ぐぞ!"鳥かご"を解除する!出航の準備だ!事実なら海軍の監視船を沈めてローを奪い返す!」

 

「よせ……ローを追ってどうする……」

 

「ローをどうするかって……?オペオペの実を食っちまったなら……俺のために死ねるように教育する必要があるな……!」

 

それを聞いてローはゾッとした。

 

「全く余計なことをしやがって。なぜ俺の邪魔をするコラソン!なぜ俺が実の家族を二度も殺さなきゃならねえんだ!」

 

ローは宝箱の中でコラソンの無事を祈る。

 

「お前に俺は撃てねえよ……父によく似てる……」

 

ローが宝箱の中で必死に声をあげるがコラソンの能力で全く音が出ない。

 

「……ローはお前に従わねえよ……3年後に死ぬって運命にアイツは勝った……自分を見失い狂気の海賊の元へ迷い込んだあの日のローじゃねえ……破壊の申し子であるお前から得る物などねえ……もう放っておいてやれ!アイツは自由だ!」

 

ドフラミンゴが引き金を引き、銃声が響いた。

 

コラソンも死を覚悟した。

 

だがその弾丸はコラソンを貫くことはなかった

 

ガキィン!

 

銃弾は壁のようなものに弾かれた

 

「あっぶね〜エアプリズン」

 

飄々とした雰囲気の少年が声をあげた時銀色こオーロラが突如現れた。

 

・・・・

 

「なんだテメェらは……」

 

「…通りすがりの海賊さ……」

 

危っぶね〜なんとかバルに防がせることができたけど……まあ白ひげの兄貴に比べたらドフラミンゴなんて楽勝だけどな!

 

「……おいこれは身内の問題だ……口出すんじゃねえよ!」

 

ドフラミンゴが怒鳴ったその時

 

『うわあああ!!!』

 

「!?」

 

突然吹雪が吹き荒れてドフラミンゴの部下たちは残らず凍ってしまった。

 

勿論やったのは焦凍だ。

 

焦凍のトリトリの実"鳳凰"はただの鳥ではなく風を操ることができる。極限まで冷やされた冷気を風で吹雪にしたというわけだ。

 

部下が凍ったのを見てドフラミンゴは

 

「テメェ……一体なんのつもりだ……!何が狙いだ!俺に何の用ってんだ!」

 

ドフラミンゴが俺に激昂する。

 

「何の用かって?ドレスローザを襲わせるわけにはいかねえだろ?」

 

「「!!?」」

 

俺の一言でドフラミンゴは冷静さを失い、コラソン……ロシナンテは何故知っているのかと驚いているようだ。

 

「…なんのことかな?」

 

「白々しいなぁ……覇気でモロバレなんだよ」

 

「……くっ!」

 

「…………」

 

ドフラミンゴが俺に急接近して糸で斬りつけようとするが

 

<アタックライド、インビシブル!>

 

透明化と転移でドフラミンゴの攻撃を避けて

 

<ファイナルアタックライド、ディ、ディ、ディ、ディケイド!>

 

ドフラミンゴにディメンジョンキックを食らわせる

 

ドフラミンゴが動かないのを見て俺は海楼石でドフラミンゴたちを拘束してると

 

「…おい」

 

「ん?」

 

「…お前は……はぁ……何者なんだ……」

 

コラソンがこっちを見て聞いてくる。

 

「…通りすがりの海賊さ」

 

「……そうか」

 

ドフラミンゴたちを拘束し終えると

 

「はい、これで一応終わったから引き取りよろしくね」

 

「……ああ、それと聞きたいことがあるんだ」

 

「なに?」

 

「何故ドフィの計画を知ってたんだ?」

 

「俺が見聞色でアイツの心を読んだからかな?」

 

「見聞色で人の心を読むって……とんでもねえな……」

 

「いい加減出てきたら?ロー」

 

「…あ……うん……」

 

ローが宝箱からひょっこりと出てくる

 

「ありがとうな!お前!コラさんを助けてくれて!」

 

「……助けてもらって言うのもなんだがお前なんで俺を助けた?俺は海兵でお前は海賊だ。敵同士なんだぞ?助ける理由が……」

 

「……助けたのはたまたまだ。お前は政府の人間にしちゃあマシな人間みたいだし……なにより見捨てるってのが性に合わないんだよ」

 

「そんな理由でか?」

 

「それに子供の笑顔はなによりも守るべきものだろ?」

 

「…………」

 

ロシナンテはこの時思った。お前も子供じゃないのかと……だが少年のナリをしているがどこか少年とは思えないような雰囲気を身に纏っていると同時に思った。

 

「ふっ……変な海賊もいるもんだな……」

 

「そりゃどうも」

 

「なぁ……お前名前はなんって言うんだ?」

 

「う〜ん……海兵に教えるべきじゃねえが……俺は真司、空野真司だ」

 

「真司か……」

 

「……そういえば海賊団の名前まだ決まってねえな……」

 

「そういや……」

 

「そうだな」

 

ロシナンテはおつるの軍艦が近くにいるのにこの上ない呑気な話をしていふこの三人にどこか偉大さを感じてしまった。

 

「じゃあ……オオゾラの海賊団は?」

 

「ん?オオゾラ?」

 

「お前の本名が空に関する名前だから……オオゾラの海賊団」

 

「……いいな」

 

「悪くねえ!」

 

「……俺も同感だ」

 

「じゃあ帰ったら名前を皆に教えようぜ!」

 

「……そうだな」

 

そう言って真司たちはディメンジョンオーラに入っていく

 

・・・・

 

「無事だったか!ロシナンテ!」

 

「ええ……おかげさまでまあ……」

 

ロシナンテは黒髪アフロヘアーの元帥センゴクに今回の出来事を事細かなに説明すると……

 

「銀色のオーロラ?それはまさか……!?」

 

「……ええ、恐らくですがマリージョアの襲撃犯でしょう」

 

センゴクはなんとも言えない顔をしている。

 

「……ですがセンゴクさん。アイツは俺を救ってくれました。決して悪いやつではないかと……」

 

ロシナンテの言葉にセンゴクも頭を悩ませる

 

一言で言えばマリージョアを襲撃した大罪人。片や一方では奴隷を解放した英雄でロシナンテとローをだけでなくドレスローザを救った救世主。

 

センゴク自身も奴隷制度を良いとは思ってない。だが権力というものには逆らえがたいのだ。

 

「……ロシナンテ。この話誰かにしたか?」

 

「いえ……していませんが……」

 

「よし。じゃあ今この場で言っていたことはここだけの話にしろ」

 

「!?」

 

センゴクの言葉の意味はアイツらを見逃す……といったことだ。

 

センゴクがそんなことをするのかとロシナンテは驚いた。

 

「……いいんですか?」

 

「構わん……もしもの場合は責任は私がとる」

 

・・・・

 

あの後ドフラミンゴはドレスローザ乗っ取りの未遂で重罪となりインパルダウンに投獄された。

 

原作と違うのはローが海軍に入隊したとのことだ。

 

ロシナンテの力になりたいらしく、最初はロシナンテも止めようとしたがローがどうしてもと言ったらしい。

 

さて……ここまで上手くいったが……これからもそういくとは限らない……気を引き締めなければ……

 

「だーれだ!」

 

真剣に考え事をしてるとこれだ。

 

「何やってんだ……シュガー……」

 

「またまたせーいかーい!」

 

すっかり気が抜けてしまった俺はシュガーと遊ぶことにした。

 

シュガーとオセロをしていると

 

「お兄ちゃん」

 

「ん?」

 

「なにかあったの?」

 

「なにもないよ」

 

「何言ってんの、気が入りっぱなしだったよ」

 

「…………」

 

「お兄ちゃんになにがあったかは知らないけどさ、そう気負う必要はないんじゃない?」

 

「え……?」

 

「お兄ちゃんは背負いすぎなの。確かに失敗したりナニかを失うと責任感なら襲われるよ?でもお兄ちゃんには一人で抱え込みすぎ。お兄ちゃんには頼れる仲間たちがいるんだからさ、一人で抱え込むんじゃなくて皆に頼ったらいいんじゃない?一人でできることなんてたかが知れてるよ。チームワークってのはどんなことでも大事なんじゃない?」

 

その言葉に俺はハッとした。

 

確かにそうだ。今回だって俺一人でやったんじゃない。皆が助けてくれた。ヒーローだって一人で敵を捕まえたり人を助けるんじゃない。皆の協力が必要なの時だってある。そうか……俺は抱え込みすぎてたんだな……

 

「シュガー……」

 

「ん?」

 

「ありがとう」

 

「ん!?おっ、お兄ちゃんのためだもん!お兄ちゃんにしか、こっ、こんなことは言わないんだからねっ!」

 

こうして俺の大切な日常は過ぎていく。

 

 

 

活躍させてほしいメインヒロイン

  • 柳レイ子
  • ユミナ・エルネア・ベルファスト
  • ボア・ハンコック
  • 他のヒロイン
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