今日も絶好の航海日和。天気も良く最高の気分だったのだが……
「わははははは!!」
陽気なおじさんが酔っ払って俺たちに絡んでくる。
どうしてこうなった?
時は少し遡りー
「ふんふんふ〜♪」
トレジャースナイパーを歌っていると
「ボス!変なものを発見しました!」
タイソンからの報告を受けると確かになんかの気配を感じ、向かうと、海の上にとてもグランドラインを超える気ではないボートが浮かんでいて、そこで寝ているおじさんを見つけた。
「どうします?」
「放って置けないな……万が一に備えて引き上げるぞ!」
寝ているおじさんを船の上に降ろすと
「んん?ふわぁ〜」
大きな欠伸をしておじさんが起きた。
「ありゃ?どこだここ?」
「大丈夫か?」
「あ?おまえが引き上げてくれたのか?」
「そうだけど……」
「ガッハッハ!ありがとうな!おめえ!」
豪快に笑うソイツ。どこかで見た顔だな……
「あなたは?」
モネが聞くと
「ああ!俺はスコッパーギャバン。元海賊さ」
ギャバン!?あのロジャー海賊団の!?
マジか……
「ギャバンさんって元ロジャー海賊団ですか?」
「……なんでわかったんだ?」
「ああ、俺の見聞色です」
「そうか!聞いたことはあるがそこまでのやつか!面白え!」
疑うことなく信じてくれた。
「……ていうかなんでグランドラインをボートなんかで進んでいたんですか?」
モネが至極真っ当なことを聞く。
「……ああ?そりゃあ船がないからよ!」
皆言葉も出なかった。だからってボートでグランドラインを渡るのは自殺に等しい行為に近いというのに……
「で?どこに行くつもりですか?送れるなら送って行きますけど……」
「そうか!ありがてえ!シャボンディ諸島まで行ってくれるか!」
シャボンディ諸島か……まあ気をつければ大丈夫だろう……
「エターナルポースはありますか?」
「ああ!あるぜ!」
こうしてギャバンを送ることになったのだが
「ギャハッハッハ!!」
見事に酔っ払ってしまったというわけだ。
そんなこんなでシャボンディ諸島には無事着いた。
レイリーに会いに行くらしいのだが酔っ払ったギャバンさん一人では危ないので俺とバル、焦凍にモネが送り届けることになった。
ぼったくりバーに着くと
「は……払います……」
ボロボロにされた海賊の姿が見えたので俺たちはゾクっとした。
「あら、いらっしゃい。ん?ギャバン!?」
「お〜う。ようシャッキー」
「……あとは頼みます」
「ん?誰だい君たちは?」
こうしてギャバンとの経緯を説明すると
「……それはすまんかったね……」
「いや、いいですよ」
レイリーさんが謝ってきたので俺は別にいいよと返す。
「……それにしても処刑場でロジャーと話したというのは……アイツはどうだった?」
「信じてくれるんですか?」
「私も覇気で人の心の大体はわかる。少なくとも君は嘘はついていない」
「そうですね……最後まで笑ってましたよ」
「……そうか」
「あれ?俺なら助けられたとか思わないんですか?」
「アイツは未練がましいことは嫌いなのだよ……だから君が気にすることなどないよ」
「そうですか……」
「しかし……異世界か……ロジャーのことといい君には驚かされっぱなしだな」
レイリーさんはそう言って酒を飲む。
「ロジャーが聞いたら冒険しようぜ!って言いそうだな」
「しかし君の覇気はとてつもないね……誰に習ったんだ?」
「マルコ隊長に」
「白ひげとも会ったのか!?」
そのあと俺の冒険話をレイリーさんは面白そうに聞いてきた。
「君はヒーローを目指しているのか?」
「ええ、まあ……」
「そうか……頂点まで行ってこい!」
「勿論ですよ」
こうしてレイリーさんと別れて俺たちは船に戻ろうとした時
ん!?
誰か親しい人の気配を
俺がそのことを告げると皆急いでその場所へ向かった。
勢いよくドアを開けステージを見ると
レム!?
レムが首輪をつけられて泣き顔でステージに立っていた
「私が買ったんだえ〜!」
天竜人が嬉しそうにレムに近づこうとしていた。
俺は咄嗟に
「ゴビャボッ!」
天竜人を思いっきり殴り飛ばした
その光景に皆目を見開いていた。
唯一そうしてないのはバルと焦凍とモネだけだった。
「悪りぃ……皆、コイツ殴ったら……大将出てくるんだったわ」
俺の言葉に皆は
「ま〜あ……ボスならやると思ったわ」
「……ちょうどここを潰そうぜ」
「ふふふっ!流石ね」
一同がざわめきだした
活躍させてほしいメインヒロイン
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