さくっと本編いきましよう!
後書きにお知らせがあります。
「外部協力者ですか?」
『あぁ、と言っても特別何かをする訳じゃない。事情を知るものとして支えて欲しい。』
俺は弦十郎さんと電話をしていた。内容としては先日のシンフォギアを見た件で、未来ちゃんと俺を外部協力者とすると言う事らしい。
「わかりました…出来る限りのことはしますよ。」
『あぁ、偶然にも全員と知り合いの君だ、彼女達も安心できるだろ。』
「まぁ今日は2人の完治祝いで料理作る事になってますので…。」
『おぉ、それはいいな!よろしく頼むよ。』
弦十郎さんとの電話を終えて、止めていた作業に戻る。
奏さんと翼さんの2人は少し前に退院、少しずつ仕事に戻っている。
最近は前に比べ余裕があるそうで、今日は響ちゃん提案で遊んでるそうだ。
俺も誘われたが、丁重に断った。響ちゃん、未来ちゃん、奏さん、翼さんの4人の中に男1人とか無理。
「えーと…唐揚げはこれでよし、サラダもよし。」
出来た料理を確認しながら、机に並べていく。遊びに行かない分、皆のリクエストに答えた料理たちだ。
「時間的にもそろそろかな。」
そんな言葉に応えるように、タイミングよくチャイムが鳴る。
「お邪魔しまーすっ!」
「響!勝手に開けちゃダメだよ!」
「立花…チャイムを鳴らした意味は?」
「まぁ、優太なら大丈夫だろ。」
「いらっしゃ~い。」
チャイムを鳴らすとほぼ同時に、ドアを元気よく開けて入ってくる4人。
「お腹すきました~!」
「はいはい、準備は出来てるよ。」
「やったーっ!」
「その前に手を洗おうね。」
「小日向は立花の保護者だな。」
「あぁ、完全に姉と妹だな。」
うん、朝からきっとこんな感じだったんだろう。未来ちゃんは響ちゃんの保護者、ハッキリと解る。
「皆してひどい!」
「いや事実だよ?」
ショックを受ける響ちゃんは、そのままにしておこう。
──
5人での食事は楽しく過ごせた。
「いやぁ~食った、食った。」
「奏、いきなり横になるのは良くないぞ。」
「固いこというなよぉ~。オフなんだから。」
畳の上に寝転がる奏さんを翼さんが注意するが、あまり聞いてなさそうだ。
「優太さん!このあとはデザートですよね!」
目をキラキラさせて響ちゃんがデザートを催促してくる。
「はいはい、すぐに持ってくるよ。」
「大盛りでお願いします!」
「もぅ、響ったら…ごめんなさい、優太さん。」
メニューを聞かずに大盛りを要求する響ちゃん、それをたしなめるような目で見る未来ちゃん。
まぁ、響ちゃんに自重は無いだろうな…。
「はい、デザートのゼリーだよー。」
デザートの手作りゼリーを机に並べる。
「しっかし一番料理上手いのが優太ってどうなんだろ。」
ゼリーを食べながら、奏さんが口にする。
「なにが?」
「いや、男女比1対4で、4人協力しても1人に勝てないなって。」
「あ~。」
「そ、それは…。」
「確かに…。」
女性陣が固まり、視線が泳ぎ始める。
「少なくても翼さんと、響ちゃんは手遅れじゃ…。」
「優太さん!酷い!」
「そ、そうだぞ!手遅れなんかじゃ…。」
「いや、無理だろ。」
「ごめん響、言い返せない…。」
俺の言葉に反論しようとするも、即座にパートナーに叩き落とされる。
「な!奏は私をそんな目で見てたのか!?」
「未来は!わたしの味方だと思ってたのに~!?」
「いや、翼は擁護できないぞ?部屋の惨状考えろよ。」
「響だって普段から出来てないでしょ?」
そのまま2人は固まってしまった。
「2人とも好きな事、得意な事に注目するのもいいけど、日常にも目を向けようね?」
「は、はい。」
「日常…そうか、そうだな。」
響ちゃんが申し訳無さそうにするが、翼さんは何かを掴んだのか、反応が少し違った。
「翼、どうかしたのか?」
「いや、前に奏にも余裕を持てと、言われたな。」
「あぁ~そんな話したなぁ。」
奏さんがうんうんと頷く。
「俺も出来ることは手伝うからさ、何かあれば言ってくれよ?」
「あぁ、その時はよろしく頼む。」
最近は少し柔らかくなったかな。
──
「クリスちゃんは大丈夫だろうか…。」
楽しい夕食が終わり、皆が帰った後、1人考える。
「何処に居るのかわかれば…。」
あの時の感じだと、敵はクリスちゃんを狙ってノイズを出してる。
アクセプターは相変わらず大型ノイズ位しか反応しない。
「あの時だけだよな、大型ノイズ以外で反応したの。」
響ちゃんが黒い何かに覆われた、あの時だけはアクセプターが反応していた。
「あれは響ちゃんが危ないから反応したのか?それともクリスちゃんが危ないからなのか?」
アクセプターに問いかけるが、返事が返って来ることは無い。
「俺…結構無力だな…。」
俺は素直に布団に潜り込んだ。
──
「よし、録画準備オッケー。」
今日はツヴァイウイングの復活コンサートだ。長期療養からの復活とあってチケットはすぐに売れたとか。
2人からはチケットを手配するか聞かれたが、学校の関係もあり、断らせて貰った。
「せめてテレビ越しでも応援を─!」
アクセプターが鳴る。こんな時に来るか!?ノイズ!
「アクセス・フラッシュ!」
俺はジャンクの前に急ぎ、アクセプターを叩く。
──
クリスを狙い召喚されたノイズ達、圧倒的な数をもって攻め立てていた。
「雑魚ノイズが集まった所で、アタシを倒せると思ってんのか!」
口では強気のクリスだが、ここ数日は廃屋等を転々として居るため、疲れは溜まる一方だった。
「ちょせぇ!」
手に持ったアームドギアでノイズを撃ち抜くも、何体か撃ち漏らし背後に回られてしまう。
「くっ!?」
背後に気をとられた瞬間、一斉にノイズが襲いかかる。
「でりゃあっ!」
「はぁっ!」
そこに響とグリッドマンが突撃し、ノイズを蹴散らす。
「クリスちゃん!大丈夫!?」
「間に合ったか。」
「な、お前達…。」
クリスの前で2人が構える。
「クリスちゃん!グリッドマンさん!一緒に戦おう!」
言葉と共に響は敵陣に突撃する。
「了解した、雪音クリス!」
「んだよ!?」
クリスに癒しの光を浴びせるグリッドマン。
「大丈夫だな?」
「当たり前だ!」
クリスが構えると同時にグリッドマンも駆け出した。
「でやぁぁぁっ!」
ノイズを思いっきり殴り飛ばす響、その後ろから攻撃しようと迫ったノイズは蜂の巣になる。
「ありがとう!クリスちゃん!」
「協力するつもりはねぇ!これで貸し借りは無しだ!」
なんだかんだ言いつつも、自分を助けてくれた事に喜ぶ響。
3人は上手く敵を減らしていくが、巨大なノイズが1体現れる。
「「グリッドマン!」さん!」
「任せて貰おう。」
2人が同時に呼び掛けると、グリッドマンは即座に巨大化しノイズに突撃する。
「おい!ボケッと見てる暇はねぇぞ!」
「あ、うん!」
最初よりは減っているが、まだ多く居るノイズを見て2人は構える。
──
『はああぁぁっ!』
巨大ノイズをグリッドマンが蹴り抜き灰にする。
「これで!」
「こいつで!」
「「終わりだっ!」」
響とクリスもそれぞれ目の前のノイズを倒し、周りは静かになる。
『雪音クリス、立花響。』
グリッドマンはすぐ2人に癒しの光を浴びせる。
「ありがとうございます!」
「ありがとよ、おい!お前とアタシは敵同士だ!馴れ合うんじゃねぇぞ!わかったな!」
それだけ言うと、クリスは走って消えてしまう。
『さらばだ、立花響。』
グリッドマンも同じタイミングで光となって消える。
「あ、クリスちゃん!」
『響くん、どうした?』
「クリスちゃんに逃げられちゃいました…。」
『そうか…後は大人の仕事だ。もう少しでコンサートは終わる、君の頑張りで2人は最後まで思いっきり歌えた。ありがとう。』
「いえ、わたしの我儘ですから。」
響は弦十郎と通信を終える。
「翼さんと奏さんが思いっきり歌えたなら、嬉しいです。」
スタッフが来るのを待つ響の顔は喜びに満ちていた。
今回はここまで、次回もお願いします。
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☆お知らせ☆
桐野ユウさんが連載中の小説「戦姫絶唱シンフォギアと魔神皇帝」とコラボすることになりました!
次回更新分の「戦姫絶唱シンフォギアと魔神皇帝」に優太達が参戦します!
よろしくお願いします!
予定ではGXのシナリオやってオリジナルに行くんですが、XVまでやった方が良いですか?(キャロル関係の話が色々変更されると思う)
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GXからオリジナル
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XVまでやってからオリジナル
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GXからオリジナルの後、AXZ、XV