電光戦姫シンフォギアSSSS   作:東風乃扇

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遭・遇

 やぁ!俺は転生者の翔優太、高校生だ。

 子供を助けて代わりに死んだら、転生してグリッドマンになった。

 転生してすぐに変身して戦ったのだが、イニシャルファイターと言われる不完全状態だった。

 俺の問題なのか、転生による不具合なのか…。

 変身して戦った後、頭の中に情報が整理された。転生直後で混乱してたのだろう。

 数日かけて色々と調べたりもした。

 

・ここはノイズと呼ばれる存在がいる世界

・ノイズは人に触れると炭化させる事が出来る

・人の持つ武器では基本的に当たらず、効果がほとんど無い

・時間が来ると自壊する、その為基本的には逃げるように言われている

・災害として扱われてる

・ただし、出現率は低い?

 

 基本的な文化部分は前世と余り変わらない。

 このノイズって奴が出てくると、プライマルアクセプターは反応する。

 あと、グリッドマンも俺が知ってるのと違って。

 

・原作のようなグリッドマンの人格は無い

・現実世界にも出現出来る

・現在はどうやってもイニシャルファイター固定

・ジャンクが無くても変身可能

・ジャンクを使わずに変身する場合は自分の周辺、数百メートル以内にしか出れない

・ジャンクを通して変身すると、コンピューターワールドを経由してコンピューターが在るところならそこを基点に数百メートル以内に出現可能

・アニメ版の頃は基本的に使えなかったフィクサービームが使用可能─だけど原作程の力は無い模様、人の治癒力を上げる位かな

 

 基本的には使いやすくなった感じだな。

 でも、グリッドマンが意識無いのは残念。

 

「ん、ノイズが出たのか…。」

 

 アクセプターが鳴り、ジャンクが起動する。

 

「アクセス…フラッシュ!」

 

 俺は光に包まれながらグリッドマンになり、コンピューターワールドを通り現場に向かう。

 

──

 

「はあっ!」

 

「そりゃ!」

 

 辺り一面に広がる炭の山。

 それは槍と剣を振るう2人によって倒されたノイズだった。

 

「全く、今日も多いな!」

 

「だが!私と奏なら!」

 

「「負けない!」」

 

 それなりに数を減らすと、ノイズは勝てないと悟ったのか、後方に居たノイズが一ヶ所に集まる。

 

「ちっ!」

 

「巨大化するつもりか!」

 

 相手の意図を察した2人は纏めて倒すため、大技を使おうとするが、前衛のノイズが迫ってくるため、思うように動けなかった。

 

『2人とも!気を付けろ!ノイズが合体するぞ!』

 

 通信機から声が聞こえると同時に巨大ノイズが現れる。

 

「ちくしょう!」

 

「防げなかったか!」

 

『待ってください!これは…先日の巨人です!』

 

 オペレーター、藤尭の声と共に2人の前にあの巨人が再び現れた。

 

「お前は!」

 

『私は私の使命を果たす、君達は君達の使命を果たせ。』

 

 翼の言葉に反応するように返した巨人は、巨大ノイズに突き進む。

 

「デカイのはやるからちっこいのはやれって事か。」

 

「解りづらい言いまわしを…。」

 

(翼も大概だけどなぁ…。)

 

「…?どうした?」

 

「いや、なんでもねぇ!行くぞ!」

 

「あぁ!」

 

──

 

「巨人!巨大ノイズに攻撃を仕掛けます!」

 

「装者は周囲のノイズに向かいます!」

 

 奏と翼が所属する組織、特異災害対策機動部二課。

 その指令室で、風鳴弦十郎はモニターを睨みながら、オペレーター達の声を聞く。

 

「あの巨人は何処から現れた!?」

 

「わかりません!いきなり空間にエネルギー反応が出ました!」

 

『現場でも急に光が溢れて、出現したように見えました。』

 

「敵ではないな?」

 

『今のところは。』

 

 現場で状況を見ているスタッフ、緒川の言葉を聞き、弦十郎は考える。

 

「もし巨人が仕掛けてくるようなら対策を考えんとな…。」

 

『はい、目的もわかりません。ノイズの殲滅のみが目的なら、共闘は可能ですが。』

 

「戦闘後に問いかけてみるしかないか…。」

 

『わかりました。試してみます。』

 

「了子くん、君はどう思う?」

 

 弦十郎は隣に居る女性、桜井了子に声を掛ける。

 

「う~ん。正直な所、情報が無さすぎなのよね。」

 

 でも、と了子は続ける。

 

「この前覚醒したギャラルホルンが関与してるのは確実ね。」

 

「ギャラルホルンか…。」

 

「えぇ、あの時一瞬だけ何処かと繋がったみたいだからその何処かから来ちゃったんじゃ無いかしら?」

 

「現在のギャラルホルンは?」

 

「エネルギー反応等、何も変化は見られません。先日から安定してます。」

 

「わかった…今は現場の対応を優先する。」

 

──

 

「これで…!」

 

「終わりだ!」

 

 装者2人は周りのノイズを倒し、巨人の方を見る。

 

『はぁっ!』

 

 巨人も丁度、倒したらしく、大量の灰が舞う。

 

「おっさん、これから巨人に話しかけてみる。」

 

『わかった。気を付けろよ。』

 

 奏は通信機に一声掛け、巨人の方に進む。

 

「か、奏!」

 

「大丈夫、大丈夫。」

 

 心配する翼に笑いながら答え、奏は息を深く吸い巨人に問いかける。

 

「おーい!アタシは天羽奏!こっちは相棒の風鳴翼!アンタの名前を教えてくよ!」

 

 周囲を警戒していた巨人は、奏の声に気づくと振り向いた。

 

『私の名前はグリッドマン。』

 

「グリッドマン!強そーな名前だな!この前はありがとな!アタシ達を助けてくれて!」

 

『私はただ、使命を果たしただけだ。』

 

 グリッドマンは手を上げて奏達の方に向ける。

 先日と同じようにグリッドマンの手から光が溢れる。

 奏と翼は今回、傷こそは少なかったが当然疲れはあった、それはすぐに消えた。

 

「おぉ!」

 

「これは先日と同じものか。」

 

『さらばだ。』

 

 次の瞬間にはグリッドマンは光となって消えた。

 

「グリッドマンか…。」

 

「一体何者なのだ…。」

 

──

 

「ふぅ…疲れた……。」

 

 ジャンクの前で俺は背伸びをする。

 基本的に俺の体力=グリッドマンのエネルギーって感じだよな。

 鍛えるか…どこかで格闘技とか習えるといいんだけど…。

 

「おーい!優太。」

 

 下の部屋に居る祖父が声を上げてた。

 

「じっちゃん、どうしたの?」

 

「買い物頼んでいいか?」

 

「うん、いいよ。」

 

 祖父からメモを受け取り、目を通す。

 

「結構多いね?誰か来るの?」

 

「あぁ、ちょっと急だが、昔馴染みがな。」

 

「じゃあすぐに行ってくるよ。」

 

 俺は自転車に乗り、街へ向かう。

 

予定ではGXのシナリオやってオリジナルに行くんですが、XVまでやった方が良いですか?(キャロル関係の話が色々変更されると思う)

  • GXからオリジナル
  • XVまでやってからオリジナル
  • GXからオリジナルの後、AXZ、XV
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