新・仮面ライダーゼロワン。格好いいですね。
「弦十郎さん…もう一度お願いします。」
「マリア・カデンツァヴナ・イヴ以下F.I.Sの装者4名とアンチを君の家で面倒を見て貰いたい。ナスターシャ教授は潜伏生活の影響か、少し衰弱してるようだからな。しばらく入院して貰う事になった。」
「あの、今度は流石にヤバくないですか?アメリカ政府とか絡んで来る案件ですよね?」
「安心しろ、ちゃんと緒川くんを筆頭にエージェントが守ってくれる。」
「今後の信頼関係の為、ですか?」
「そうだ。恐らく彼女達は君たちの仲間になる。今の内からお互いを知っておく方がいいだろ?」
「はぁ、どうせ弦十郎さんの中で決まってるなら自分が何を言っても変わらないですね。」
「はははっ!まぁ、そう言うことだ!頼んだぞ!」
シンフォギアのペンダントも俺に預けるのは本当にどうかと思うけどな。
──
「えっ?」
「皆さんには、しばらくここで過ごして貰います。」
俺の家まで二課のスタッフに車で送って貰い、マリア達がなぜか立ち止まってしまった。
「あの、私達…一応、容疑者じゃ…。」
「普通、檻とかじゃないの?」
「どう見てもフツーの家なのデスが?」
「なぜだ…?」
「あ、やっぱりここなんですね。」
セレナはここに泊まってたから、苦笑しながらこちらを見ている。
「正直、仮設本部だった潜水艦も駄目になって二課もてんやわんやだから、下手に二課の施設につれて行けないんだよ。」
「そ、そう…。」
困惑するマリア達を部屋に案内し、今日は疲れもあり風呂に入って寝た。
──
「ええええっ!?」
朝、セレナの絶叫が響き渡った。
「セレナ!?どうしたの!?」
「何かあったデスか!?」
「セレナアアァァァッ!?何っ!?何かあったの!?もしやあの男に何かされた!?」
「どうしたセレナ、何か問題か?」
「朝からどうした?」
俺を含め全員が駆けつける。てか、マリアは俺を睨むな。
「あ……あ………。」
「?」
鏡を前に固まってるセレナ。マリア達も何かに気が付き、動きが止まる。
「皆して止まってどうしたの?」
状況が読めず、とりあえず声をかける。
「セ、セレ、セレナの火傷跡が!」
「消えてる!?」
マリア達の言葉が見事に斉唱された。
──
全員が落ち着くのを待って、朝食となる。
「フィクサービームの影響で消えたんでしょ。」
「まぁ、考えられるのはそれしか無いけど…。」
「でも、今までも何回か受けてましたよね?」
「あの時はフォニックゲインで強化されてたから、そのお陰でしょ。前は街を丸ごと直した事もあるし。」
「そうなんだ。」
「グリッドマンはトンデモなんデスね。」
火傷跡の件は納得したようだ。
「セレナ、良かったね。」
「うん、ずっと気になってから嬉しい誤算ってやつかな?」
「じゃあ、後はマムをグリッドマンがビビーっと治せばオッケーデスね!」
「全部が全部治る訳では無いからね?」
「でも、改善は出来るでしょ?」
「フロンティアの制御室から助ける時に結構使ったから改善されてるかも…。」
まぁ、落ち着いてきたら一度弦十郎さんに相談してみるか。
──
後日、ナスターシャ教授も問題なく退院し、F.I.Sの皆の処遇も落ち着いたので、家で親睦会みたいなものをすることになった。
「皆、飲み物は持った?」
「響が既に唐揚げをつまんでます。」
「切ちゃんも。」
「「えへへ、美味しいです!」」
「美味しいです!じゃねぇよ!待てが出来ない犬か!?」
「優太さん、本当に料理がお上手ですよね。」
「なんか、負けた気がするわ、私。」
「あ~、優太の奴そこら辺の奴等より女子力高いからな。」
俺が用意した料理達を前に、2人ほど我慢できずに食べてるが、そこは置いておこう。
「じゃ、今日は親睦会兼、ナスターシャ教授の退院祝として皆で存分に食べて飲んで下さい。」
フィクサービームのお陰で、日常生活なら杖で十分に過ごせるようになったナスターシャ教授。
ただ、この数年歩いてなかったので、リハビリは必要だそうだ。
「マム、一通り取り分けた。もっと必要なら言え、俺が取る。」
「ありがとう、アンチ。ではもう少しお肉を…。」
「マム、野菜も食べなきゃダメよ?」
以外とナスターシャ教授も食べる派のようだ。お肉ばかり食べようとしてマリアに注意されている。
「切歌ちゃん、ご飯美味しいけど、最後にデザートあるからね?」
「ふふふ、デザートよりも甘いデース。そう言ってご飯の取り分を増やすつもりデスね?甘いものはベツバラデース!」
「響…。」
「切ちゃん…。」
フードファイトが始まる2人と、それを見てため息をつく2人。
「なぁなぁ、唐揚げってなんか隠し味とかあるのか?」
「ん?あえて言うならわさび。」
「わさび!?あのツーンってするわさびだよな?」
「なるほど、しょう油の味の隠し味にはぴったりだな。」
とりあえず、問題もなく。皆で仲良く楽しく食べれたので良しとしよう。
「そう言えば、優太さん。」
「なに?響ちゃん。」
「なんでマリアさん達は呼び捨てなんですか?いつもの流れならマリアさんとか、切歌ちゃんって呼ぶと思うんですけど。」
響ちゃんが疑問をぶつけてくる。
「ん?あぁ、あまり意識してなかったな。直した方がいいかな。」
「別に気にしてませんよ?」
「アンチも基本的に呼び捨てだから、気にならない。」
話を聞いてたセレナと調がよってくる。
「優太さんの呼びやすい方でいいですよ。」
「じゃあこのままでいいか。」
「むむ、それはそれで、仲良さそうな感じが…ぐぬぬ。」
響ちゃんが何か唸り始める。
「あ、優太さん。飲み物どうぞ。」
「ありがとう。」
「ちょっとあなた、セレナと近くない?」
ちょうど空いたコップにセレナが飲み物を注いでくれると、マリアが何故か睨みながらやって来た。
「えっ?」
「そ、そんなことないですよ?姉さん。」
「ってそれよりも、2人で居たときは本当に手を出して無いんでしょうね…。」
「何度も言うけど、何もしてない。」
ここ数日、事あるごとにマリアからこの質問をされる。
「姉さん!優太さんを困らせないの!」
「だって、セレナが心配で…。」
「私達はむしろ優太さん達に感謝する立場なのわかってるよね?」
「そ、それはそうだけど…。」
毎回セレナに言われて負けてるマリアである。
マリアは心配性なお姉さんタイプ、セレナは控えめだけど、必要な主張はしっかりするタイプ、調は冷静にマイペースタイプ、切歌はアホの子、アンチは縁の下の力持ち。
「むむ、なんか今失礼な感じがしたデス?」
「どう切歌?美味しい?」
「うん!美味しいデス!」
うん。やっぱりそうだな。
「ナスターシャ教授は退院したけど、まだ住まいの準備が出来て無いんでしたっけ?」
「えぇ、我々の処遇は二課の保護観察と言う形に収まったので、住居が用意出来次第、ここから移る予定です。」
「だが、先にフロンティアの浮上で被害を受けた海岸沿い等の修繕がある。そちらに時間を取られるだろう。問題は山積みだ。」
F.I.Sの皆に関してアメリカ政府と色々あったらしい。
マリア達に関しては、ウェルを止めるために送り込まれた政府側の人間って事で偽装するらしい。
「えぇっ!ここから出て行くんデスか!?」
「えぇ、いつまでもお世話に成ってる訳には行きませんからね。」
ずっとここで暮らす気だったのか、切歌が驚く。
「温泉、好きだったのに。」
「きっと近くになるから、また来ればいいよ。」
調も少し残念そうにするが、そんなに気に入ったの?
前は施設だし、つい最近までは潜伏してたりしたんだから、結構不便なこともあったんだろうな。
「そろそろデザートかな。」
「待ってました!」
「早くデザートをよこすデース!」
大食い2人が騒ぐがそれを無視して俺はデザートを取りに向かう。
デザートのアイスも皆から好評で良かった。
──
「グリッドマン。」
『優太、どうした?』
夜、俺はグリッドマンに話しかける。
「俺、皆を守れるかな。」
『何を気にしている?』
「今回の事件、俺はグリッドマンと1つになってたのに何度も窮地になって、その度に助けられてた。」
アシストウェポンと1つになるシンフォギア装者。未来ちゃんを助ける時の新世紀中学生。
どれも俺がしっかりしていれば、どうにか出来たのではないのだろうか。
そう考えてしまう。
『仲間と力を合わせる事は悪い事ではない。私を含め、1人では限界がある。気に悩む事は無い。』
「そうなんだけどね。もっと被害も減らせたんじゃないかって。頭の中で考えちゃうんだよ。」
『どんなことも、終わったときにはそう思ってしまう。~だったら、~なら、それは人として出てくる後悔だ。だが、実際その時、皆が必死にやっていたのは事実だ。そこを否定しては行けない。』
「そうだね…。ありがとうグリッドマン。」
『私はずっと優太の味方で優太の力だ。安心してくれ。』
「あぁ、おやすみ。」
『おやすみ。優太。』
今回はここまで、次回からコラボ章になります。
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予定ではGXのシナリオやってオリジナルに行くんですが、XVまでやった方が良いですか?(キャロル関係の話が色々変更されると思う)
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GXからオリジナル
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XVまでやってからオリジナル
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GXからオリジナルの後、AXZ、XV