電光戦姫シンフォギアSSSS   作:東風乃扇

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コラボ章3話!

起承転結の転に当たる部分かな?



再戦、ゼルフィールの変化

『「ゼルフィール!』」

 

『来たか!グリッドマン!」

 

 再び現れたゼルフィールは、前回見たときよりもネフィリムに侵食されていた。

 前回は腕と体の一部だったのだが、今回は上半身がほぼネフィリムになっており、その胸部辺りにゼルフィールの顔が埋まっているような感じだ。

 元のゼルフィールの顔は生気がなく、ネフィリムがゼルフィールの声でしゃべっているように見える。

 

『「これ以上街はやらせん!』」

 

『ふははっ!」

 

 こちらの攻撃を軽く止めるゼルフィール。

 

『私は完全にネフィリムの力を手にいれた!これで貴様もあのロボット共も!潰してくれるぅ!」

 

 半ば狂ったように笑いながら、こちらに肉弾戦を仕掛けてくるゼルフィール。

 周りから、前回と同じように小型のネフィリムが出てくる。

 

『「くっ!このままでは!』」

 

『うわははひひひっ!」

 

『ルストトルネード!』

 

『ルストタイフーン!』

 

 2つの叫びと共に吹いた嵐がネフィリム達を粉々にする。

 

『グリッドマン、周りの敵は装者たちに任せろ!』

 

『俺とカイザーはお前と共にゼルフィールを止める!』

 

『「わかった!カイザー!エンペラー!いくぞ!』」

 

『掛かってこい!うおおっ!」

 

 ゼルフィールが放つ火球をカイザーが正面からファイヤーブラスターで迎撃する。

 それぞれが構え、激突する。

 

──

 

 大量のネフィリムとシンフォギア装者と真ゲッター、ブラックドラゴン、アンチが戦っていた。

 

『くらえええっ!!』

 

『ゲッターレザー!』

 

『スピンカッター!』

 

 アンチは腕のブレード、ゲッター達は腕の刃を使い、ネフィリムを切り裂いていく。

 

「でやぁっ!」

 

「レオ旋風脚!」

 

 響同士で連携を取り、一匹ずつ対処していく。

 

「数が多いな!」

 

「皆!1人で戦わずに連携を!」

 

 奏と翼が背中合わせになりカバーする。

 

「数が多かろうと!」

 

「全部撃ち抜く!」

 

「食らいなっ!」

 

 クリスと雪音姉妹はそれぞれの武器を使い、敵を近寄らせずに倒していく。

 

「姉さん!キャリバーを使って!」

 

「わかったわ!お願いセレナ!」

 

「私は切歌と調のフォローに入る!」

 

「わかった!私はこちらをフォローします!」

 

 セレナがグリッドマンキャリバーと一体化し、それをマリアが使う。

 平行世界のイヴ姉妹はそれぞれ切歌と調、マリアのフォローして堅実に戦う。

 

「これでも食らうデエェース!」

 

「本来のネフィリム程じゃ無いけど、やっぱりしぶとい。」

 

 切歌と調のアームドギアの攻撃を食らいながらも、立ち上がるネフィリム。

 

「グレートブーメラン!」

 

 グレートマジンガーの力を宿したマリアの攻撃が、立ち上がろうとしていたネフィリムを倒す。

 

「助かったデス!」

 

「ありがとう。マリア。」

 

「私がトドメを刺すから、貴方達は敵の動きを止めることに集中しなさい。」

 

「「了解!」」

 

──

 

「飛翔!烈風波!」

 

「よしっ!これでっ!」

 

 数の多さに苦戦するが、着実に数を減らしていくと、ネフィリムの動きが変わった。

 

「なっ!コイツら!」

 

「共喰い…だとっ!?」

 

 ネフィリムが互いを食べ始めた。余りの凄惨な光景に装者達の動きが止まってしまう。

 

『吸収してパワーアップするつもりか!』

 

『させるか!ミサイルストーム!』

 

 ネフィリムの意図に気付き、真ゲッター達が防ごうとするが他のネフィリムが盾となり止められてしまう。

 

\グガガアァァァッ!/

 

 何体かのネフィリムがフロンティアで戦った個体となり、襲いかかってくる。

 

『パワー勝負なら負けねぇ!ハンマーパンチ!』

 

『フィンガーネット!うおおおっ!』

 

 パワー重視の形態で攻撃するが、耐久力も上がっており先程の小型のように簡単には倒せない。

 

「ブル!百烈拳!」

 

「これも食らえぇっ!」

 

 2人の響が1体のネフィリムに拳を叩き込むも、大きく後退させるだけで、撃破には至らない。

 

「固い!」

 

「でも、動きは鈍った!」

 

 何か打つ手は無いかと思案する響、何かを思いつき平行世界の響に話しかける。

 

「ねぇ、ちょっと協力してもらっていい?」

 

「いいよ!」

 

「即答…流石わたし!思いつきだから上手く行くかわからないけど!」

 

「大丈夫!足りない分は勇気で補えってガオガイガーさんも言ってた!」

 

「わかった!アクセスコード!バトルトラクトマックス!」

 

 小さめのバトルトラクトマックスを召喚し、一体化する響。

 

『行くよ!』

 

「うん!」

 

 バトルトラクトマックスが展開し、平行世界の響の元へ向かう。

 グリッドマンと同じように、両腕に装着される。

 

『「剛力合唱戦士!マックスガングニール電童!』」

 

 響は目の前のネフィリムに狙いを定め、腕のブースターを吹かして突撃する。

 

『「剛力!粉砕擊!』」

 

 ネフィリムに対して巨大な腕を叩きつける。

 

「追撃!」

 

『タンカーキャノン!』

 

 殴り飛ばしたネフィリムを、逃さず肩のキャノン砲で倒す。

 

「よし!行ける!」

 

『ガンガン行こう!』

 

 自分の力を確認して、響は真っ直ぐに次のネフィリムへ飛び込む。

 

「おおっ!流石は響のコンビだな。」

 

「よし、この流れに乗るぞ!」

 

 ネフィリムを撃破できた事で装者たちが活気づく。

 

──

 

 力を込めた一撃をギリギリかわして、顔面に蹴りを入れる。

 

『「はっ!』」

 

『ぐうっ!」

 

 蹴りの反動を使って距離を取ると、カイザーとエンペラーが追撃する。

 

『光子力ビーム!』

 

『グレートスマッシャーパンチ!』

 

 2体の攻撃を受けてなお、ゼルフィールは立っている。

 

『ふふふ…ネフィリムを制御下に置いた私に勝てるものか!」

 

『カイザーブレード!』

 

『エンペラーブレード!』

 

『「グリッドライトセイバー!』」

 

 剣を構える2体、こちらもアクセプターから光剣を伸ばし構える。

 

『「はっ!』」

 

 ゼルフィールは再生能力を活かして、こちらの攻撃をわざと受け、近付いてきたタイミングを狙って攻撃してくる。

 

『痛いなぁっ!君たちも食らってみなよ!」

 

『ちっ!パワーもなかなかあるじゃねぇか!』

 

 鋼鉄の体を持つカイザー達が一撃でやられることは無いが、ゼルフィールの一撃で大きく後退させられる。

 

『サンダーボルトブレーカー!』

 

 エンペラーが放った雷もゼルフィールの動きを数秒止める程度に留まる。

 

『「しぶといな…。』」

 

『だが、勝てない相手じゃない。』

 

 俺達は再度、ゼルフィールと睨み会う。

 

──

 

「ほぉ…ネフィリムをあそこまで制御してるのか。」

 

 暴れるゼルフィールを見て、感心する1人の少女が居る。

 彼女はこの世界に来たばかりのゼルフィールにネフィリムコアの欠片を与えた人物だ。

 

「グリッドマンに異界の戦士…そしてシンフォギア……。」

 

「おや、こんな所に居たの?キャロル君。」

 

「アレクシス…何か用か?」

 

 キャロルと呼ばれた少女はいつの間にか後ろに居た、黒い人の様な存在に振り向く事なく返事をする。

 

「いや、シャトーを出て中々帰って来ないから心配したんだよ。」

 

「ガキじゃあるまいに…。」

 

「お、グリッドマンかぁ…懐かしいね…。」

 

 アレクシスと呼ばれたそれは、グリッドマンを見て、懐かしそうに頷いている。

 

「このままアイツに食われて終わりだろう?」

 

「いや~わからないよ?何せグリッドマンだからね。」

 

「何故そんなにグリッドマンの肩を持つ?」

 

「いやいや、彼は結構強いんだよ。」

 

「だが、ネフィリムと異界の奴の融合体に苦戦しているぞ?」

 

「勝ったと思ったところで覆すのが彼等だからね。キャロル君も気を付けるといいよ。じゃ、先に帰ってるから。」

 

 影に沈むように消えていくアレクシス、それを見送ったキャロルは再びゼルフィール達を見る。

 

──

 

 ゼルフィールにダメージを与えるが、すぐに回復される。

 

『ぐっ!?」

 

 しかし、いきなり苦しみ出した。

 

『回復に限界があったのか?』

 

『わからん、しかし、このチャンスは逃さん!いくぞ!』

 

『「あぁっ!グリッドォ…。』」

 

『ファイヤアァ…。』

 

『グレートオォ…。』

 

『「ビームッ!』」

 

『『ブラスタァァッ!』』

 

 必殺技を同時に放つ、苦しむゼルフィールは防ぐ事もできずに当たる。

 

『どうだ?』

 

 爆煙を油断する事なく睨むカイザー、俺達も構える。

 

『ぐぅっおおおぉぉぉっ………。」

 

 そこに居るのは弱ったのか、地面に倒れたゼルフィールだった。

 

『まだ息があるな…。』

 

『「ネフィリムの件もある、出来れば捕まえたいが…。』」

 

『奴を拘束しきれるか…?』

 

 用心し、少しずつ距離をつめて行くと、1体の黒いノイズが現れる。

 

『なっ!コイツは!?』

 

『黒いノイズ!』

 

『「一体何を!?』」

 

 黒いノイズは迷う事なく、ゼルフィールの元へ向かい、触手を伸ばして絡ませる。

 

『ぐっヌヌヌッ!」

 

 ゼルフィールとひとつになり、もはや人の形すらしてない化け物がそこに居た。

 ネフィリムが恐竜にでも進化した姿と言うべきか、所々に合体したノイズの印象がある。

 

』グリッドマン…!マジンカイザー…!「

 

『「ぐっ!何だ!この負のオーラは!?』」

 

『これがアイツの怨念だと言うのか!?』

 

 ゼルフィールの声とはかけ離れた音が響く、この感じでは奴の意識も残っているか怪しい。

 

『グリッドマン達!気を付けろ!』

 

「残ったネフィリムがそっちに!」

 

 アンチの声が聞こえそちらを見ると、ネフィリム達がこちらに迫っていた。

 

『危ないっ!』

 

『「いきなりなぜ!?』」

 

 ネフィリム達は俺達を無視して、ゼルフィールの方へ走っていき、そのまま合体していく。

 

『まるでインベーダーみたいだな…。』

 

『このエネルギー量はヤバイな…。』

 

 全員が集まり、ゼルフィールを見る。

 

』ぐううぅっ!足りない!まだだ!もっとだぁ!「

 

 腕を思いっきり、叩きつけて地面を砕く。

 

『なっ!』

 

『空間を…割った!?』

 

 腕を叩きつけた場所がまるでガラスのように割れ、薄暗い空間が向こうに見える。

 

』ぐがあぁっ!「

 

 そこに迷わずゼルフィールが飛び込んだ。

 

『逃がすか!!』

 

『「待て!アンチ!迂闊に飛び込むな!』」

 

 そのまま飛び出しそうになるアンチを掴む。

 

『この先はどこに繋がっているんだ?』

 

『わからん、下手をすれば帰ってこれなくなる可能性もあるな。』

 

 ゲッターやカイザーが解析しているが、何もわからないようだ。

 

『しかし、この空間は安定しているようだ。』

 

『一度、体制を整えて追撃するべきだな。』

 

 急に静かになった街の中心に空いた穴は、不気味なオーラを漂わせていた。

 

『諸君、その穴の監視はこちらのスタッフが行う。一度戻ってくれ。』

 

 弦十郎さんの指示に従い、近くの二課施設に向かう。




今回はここまで、次回も頑張りますよ!

ご意見、ご感想はお気軽にどうぞ!

予定ではGXのシナリオやってオリジナルに行くんですが、XVまでやった方が良いですか?(キャロル関係の話が色々変更されると思う)

  • GXからオリジナル
  • XVまでやってからオリジナル
  • GXからオリジナルの後、AXZ、XV
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