電光戦姫シンフォギアSSSS   作:東風乃扇

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お久しぶりです、東風乃扇です。

はい、GX編に突入です。
この章はグリッドマン要素が一気に濃くなる予定です。


アルケミックカルト編
再・会


 フロンティア事変から数ヶ月、俺達の環境もやっと落ち着いて来た。

 特異災害対策機動部二課は日本政府の元を離れ、国連直轄組織のS.O.N.Gとして生まれ変わった。

 F.I.Sの皆もマリアはそのまま歌姫として世界中を駆け巡り、アンチはそのマネージャー兼ボディーガード、調と切歌はリディアンに通い、ナスターシャ教授は技術協力者としてS.O.N.G所属となる。

 

「で、セレナは何するの?」

 

「まだ決まらないんですよね…。」

 

 S.O.N.G本部の食堂で食器を洗う俺とセレナ。

 彼女は何をするか決まって無いそうで、時折相談に来る。

 

「マリア姉さんと一緒に歌うのも…。」

 

「まぁ、今は国連とかの対応もあるからね…。」

 

 ツヴァイウィングのようにマリアとタッグを組むと、言うのも最初は考えたそうだが、マリア1人のイメージが既に浸透してしまっていたので断念したそうだ。

 タッグを断られたマリアはすごい顔をしていたと、切歌と調が言っていた。

 

「しばらくは本部のシンフォギア装者として、常駐しようかと思ってます。」

 

「たしかに、他の皆は何かしらやってるからね。」

 

 まだ、リディアンに居る子達は呼びやすいが、それでも呼ぶ手間があるのは変わらない。

 

「優太さんはどうなんですか?お仕事とかは?」

 

「正直、飲食業をやりたいけど、今の立場的に難しい。」

 

 弦十郎さんや緒川さんの手伝いとかはするが、基本的に家に居る。

 二課の頃から変わらず給料は貰えてるので生活には困らないが。

 

「そうですよね。急な出撃要請とかありますし。」

 

 さすがにリディアンのように二課直営の飲食店なんて無いからなぁ…。

 

「じゃあしばらくは私と同じですか?」

 

「そうだね。特にグリッドマンの力なら現場に行くのも早いしね。」

 

 食器の片付けが終わり、食堂を出る。

 

「じゃあ、後でね。」

 

「はい、調と切歌が戻ったら行きますね。」

 

 今日はツヴァイウィングとマリアのスペシャルライブだ。

 

──

 

 俺の家に集まり、テレビの前に並ぶ皆。

 

「あ~楽しみ~。」

 

「なぁ、こんなデカイテレビなんてあったか?」

 

「皆で集まる事が多いからね。折角なので用意しました。」

 

 飲み物やおやつを用意してると、クリスちゃんがテレビに関して聞いて来たので、答える。

 正直、給料が良すぎるのでついつい調子に乗ってしまったのもあるが、実際集まるのは多いので問題は無いだろう。

 

「すみません、こんな時間に皆で押し掛けてしまいました。」

 

「ロンドンとの時差は約8時間!」

 

「チャリティロックフェスを皆で楽しむにはこうするしか無いわけで…。」

 

「頼れる先輩枠って奴だな。」

 

「お菓子が美味しいデス!」

 

「切ちゃん、食べ過ぎはダメだよ?」

 

「マリア姉さん…。」

 

 皆が思い思いにテレビを見つめる。その画面には3つの影が写り、ライブが始まった。

 

──

 

 ライブが始まり、皆で楽しんでいたが、急に通信が入る。

 

『諸君!第七区域に大規模火災発生!応援要請だっ!』

 

「グリッドマン!」

 

『ああっ!いくぞ優太!』

 

『「アクセス!フラッシュ!』」

 

 何かあった際、家の事は未来ちゃんに任せると決めているので、迷わず現場へ向かう。

 

『「情報を!』」

 

『データリンク開始、グリッドマンに転送します。』

 

 頭の中に火災範囲の地図と生体反応が送り込まれる。

 

『「人命救助を優先する。』」

 

『ああっ!頼むぞ!』

 

 グリッドマンなら並みの火災ではダメージは少ないし、フィクサービームで応急処置も出来る。

 可能な限り被害を抑える!

 

──

 

『敵だ!敵の襲撃だ!』

 

『「なに!』」

 

 通信機からクリスの声が響くと、こちらも1つの影を見つける。

 

「やぁ、初めましてと言っておこうか?グリッドマン?」

 

 その影を俺は知っていた。

 

『「アレクシス・ケリヴ……。』」

 

「やはり、私を知っているみたいだね。」

 

『「貴様が何故ここ(火災現場)に……。』」

 

「私がなぜここ(この世界)に居るのか気になるのかい?」

 

 無表情な筈のアレクシスの顔が笑ったように見えた。

 

「簡単な事だよ、君がここに居るからさ。」

 

『「なに?』」

 

「光と影、N極とS極、正義と悪……当然君がこの世界に居るならば、私も居るに決まって居るだろう?イレギュラー(異世界転生者)君?」

 

 こいつ、俺が転生者って事を知ってる!?

 

「今日は挨拶だけど、折角だからプレゼントをあげようか…。」

 

 アレクシスはこちらを見ると紅い眼が不気味に光る。

 

「インスタンス・アブリアクション!」

 

──

 

 潜水艦であるS.O.N.G本部に警報が鳴り響く。

 

「火災現場に巨大なエネルギー反応!」

 

「これは…グリッドマンが出現する時と同じパターンです!」

 

 オペレーターの報告を受け、弦十郎は驚きが隠せない。

 

「現場で何が起きている!?」

 

 次の瞬間、モニターには巨大な怪獣の姿が写される。

 

「か、怪獣だとぉっ!?」

 

 大きな身体から直角に伸びる首、その先の頭部はどこか竜を思わせる。

 その怪獣はある世界(原作)でグールギラスと呼ばれる存在だ。

 

「グリッドマン!巨大化します!」

 

 50mを超える巨体が炎をバックに向かい合う。

 

 




今回はここまで。
やっとグリッドマンが怪獣と殴り合いです。

ご意見、ご感想等はお気軽に!

予定ではGXのシナリオやってオリジナルに行くんですが、XVまでやった方が良いですか?(キャロル関係の話が色々変更されると思う)

  • GXからオリジナル
  • XVまでやってからオリジナル
  • GXからオリジナルの後、AXZ、XV
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