少し忙しくて、投稿間隔が空いてしまいました。
しかし、グリッドマンの続編か、ダイナゼノン……どう見てもダイナドラゴンですね。
楽しみです。続報を待ちます。
場合によってはダイナゼノンの要素を入れたifルートもありか?
奏は1人、海岸沿いを歩いていた。
頭の中では先程の戦闘の事を考えていた。
イグナイトモジュールに組み込まれたダインスレイフの呪いに飲まれ、力の限り暴れる狂人になってしまった。
グリッドマンのフィクサービームが無ければ、恐らくマリアと殴り合いを続け共に倒れて居ただろう。
「いや、それだけじゃ無いよな……。」
もし片方だけが立っていたら、近くに居たエルフナインと未来を攻撃対象にしたことは間違いない。
「やっぱり、アタシには無理なのか……?」
──
マリアと奏さんが目を覚ましたと聞き、様子を見に来たら既に部屋には居らず、探したら海岸に居た。
「やっぱり、アタシには無理なのか……。」
諦める様な奏さんの声を聞き、俺はどう声をかけるべきか少し考えた。
「あ、優太か……。カッコ悪い所見せちまったな。」
こちらに気づき、ばつが悪そうにする奏さん。
「カッコ悪いついでに聞いていいか?」
「どうぞ?」
「強さって何だと思う?」
「強さか……。」
少し悩む。正直自分が強いとか思えないのもあるが。
「強さってのが良くわからなくなっちまってな。」
「俺なりの考えだけど、強さってのは自分や仲間をどれだけ信じられるか……信じる心が強さだと思う。」
「信じる心か……。」
下を向く奏さん。
『もし、自分を信じられないなら仲間を信じればいい。』
「グリッドマン?」
『私も敗北したことはある。だが、その度に仲間達が私を支え助けてくれた。私自身の力では出来ない事も仲間がいれば難なく出来た。君達もそうだろう?』
確かに今までの戦いも俺とグリッドマンだけじゃ勝てなかった。シンフォギア装者の皆、二課のスタッフ、未来ちゃんだってそうだ。
「グリッドマン……。」
『1人に出来ることは少ない。失敗すること有るだろう。それで自信を無くしてしまうこともある。だからこそ、仲間を信じて共にその困難に立ち向かうんだ。』
「仲間を……。」
奏さんが何かを掴んだのか、表情が少し明るくなる。
『優太!オートスコアラーだ!近くに居るぞ!』
「なにっ!」
「あそこだ!」
奏さんが指差した方を見る。少し離れた所にマリアとエルフナインちゃんが居て、ガリィと対峙している。
「優太!行くぞ!」
「ああっ!」
奏さんがギアを纏い、俺もアクセプターのボタンを叩く。
「マリア!エルフナイン!」
『「オートスコアラー!何が目的かはわからないが好きにはさせん!』」
「奏!グリッドマン!エルフナインをお願い!」
「ちっ!もう1人のハズレ装者はともかく、余計な奴まで来やがった!」
ガリィはこちらを見ると顔を歪ませる。
「なら、彼らの相手は私が用意しようか?ガリィくん?」
「なっ!お前はっ!」
『「アレクシス・ケリヴ!』」
ガリィの隣にアレクシスが現れる。
「よろしく~。」
「では……インスタンス・アブリアクション!」
不気味な光と共に海が大きく荒れる。
──
「っ!?なんだ?何も居ないじゃないか……。」
大きな音を立てて波が砂浜に来るが、近くに怪獣の姿が見えず、奏は周りのノイズを見る。
『「違う!海を見ろ!』」
「海……?あそこに島なんてあったか?」
グリッドマンに言われ海を海を見る、先程の景色とは違い島が増えていた。
「まさかっ!?」
「そのまさかだよ。」
マリアが気付いて声を上げる、それに答えるアレクシス。
「あれはゴーヤベック。最大級の怪獣さ。」
\かえりたいー!/
海面から頭を出し叫ぶ怪獣。
「あんなのどうやって倒せばいいだよ!」
『「大丈夫だ!奴は回避能力はない!バスターボラーの火力で押せる!』」
あまりの大きさに奏が文句を言うが、グリッドマンが即座に答える。
「なるほど!クリスが来ればいいんだな!」
すぐには無理だが、仲間が来れば大丈夫と知り、奏は安心する。
「上手くいくと良いねぇ。」
「どう言うことだ!?」
奏がアレクシスの方へ視線を移すと既に居なくなっていた。
『「奴は私が相手をする。君達はオートスコアラーを頼む!』」
「わかった!」
奏は槍を構え、マリアの方へ走る。
──
とりあえず巨大化したが、よりよってゴーヤベックか……。
「グリッドマン、奴を足止め出来るか?」
『私達だけでは難しいが、やれるだけの事はしなければ。』
今回の救いは政府の施設の近くで一般人がほぼ居ないことか……こいつが街中で暴れたらヤバいしな。
『「グリッドオォォ……ビームッ!』」
少しでもダメージを与える為に、グリッドビームを放つ。
奴が海に居るので、周りの被害も気にしなくていいのは助かる。
\カエリタイ!/
『「なっ!なんだとっ!?』」
グリッドビームが当たる直前で弾かれる。
こいつにそんな能力は無いはずなのにっ!?
『もしや、アレクシスの方で何か強化を施されたか!?』
今度はこちらの番だと言う勢いで、背中から火炎弾を放つゴーヤベック。
火炎弾は俺たちの後ろにある道や建物に着弾し爆発を起こす。
『「くっ!しまった!』」
ゴーヤベックの火炎弾は大きく、広範囲に被害が出ている。
『「これ以上はやらせん!』」
更に放たれるゴーヤベックの火炎弾を撃ち落とす。
──
マリアと奏はガリィに対して攻め続けるが、上手く突破口を開けずに居た。
「はんっ!この程度で勝つつもり?」
「くっ!?このままじゃ……。」
「LiNKERが切れる……。」
「ほらほら!さっさと唄ったらどうなの?ハズレ装者ども!」
ガリィが氷が放ち、攻め立てる。
「うわあああっ!」
「ぐあぁぁっ!」
「マリアさん!奏さん!」
「てんで弱すぎる!」
膝を着く2人、エルフナインが後ろで叫び、ガリィも悪態をつく。
「や、やはりここはイグナイトモジュール……。」
「それしかねぇか……。」
2人はマイクユニットを外し、構える。
「その力、弱いあんた等に使えるの?」
「っ!?」
マリアの動きが止まる。
「マリアさん!奏さん!大事なのは!自分らしく有ることです!」
「弱い……そうだ。エルフナインが気づかせてくれた。」
マリアはガリィを見て、力強く宣言する。
「弱くとも、自分らしく有ること。それが強さ!」
奏が続く様に口を開く。
「例え弱くとも!仲間を信じて進む!エルフナインが言う通り、自分らしく突き進む!」
「「イグナイトモジュール!抜剣!」」
2人は黒いオーラに包まれる。
「らしく有ることが……強さであるなら!」
「弱いままでも!2人で打ち勝って見せる!」
オーラが晴れると、2人のギアは黒く染まりイグナイトモジュールが起動する。
「2人の自我が、暴走に打ち勝った!」
エルフナインは2人がイグナイトモジュールの起動に成功した事に喜ぶ。
「マリア、ガリィを頼む。アタシはグリッドマンと優太を!」
「わかったわ。」
「アクセスコード!スカイヴィッター!」
奏がスカイヴィッターを召喚し一体化すると、スカイヴィッターが黒く染まった。
──
『グリッドマン!優太!』
『「スカイヴィッター!?1人でか!?』」
ゴーヤベックの火炎弾をひたすら迎撃していると、奏さんがスカイヴィッターを召喚した。
スカイヴィッターが普段の色では無く、全体が黒く染まっていた。
『恐らくアタシのイグナイトモジュールで強化されてるみたいだ!今なら火力も上がってる!』
『「わかった!行くぞ!』」
飛び上がり、スカイヴィッターと合体する。
『『「呪空合唱超人!スカイグリッドマン!イグナイト!』』」
合体した瞬間、俺の中に何かが流れてくる。
「ぐっ!」
『優太、どうした!?』
『まさか、イグナイトの影響が!?』
「だ、大丈夫だ!早く奴を!」
2人がこちらを心配するが、振り払うようにして答える。
『行くぞ!』
『『「うおおおぉぉぉっ!』』」
スカイヴィッターの鋭利な翼を使った蹴りを、ゴーヤベックの背中にある火炎弾の発射口に叩き込んで傷を作る。
\帰りたい!/
痛みからか、叫びを上げるゴーヤベック。
こちらはその隙に高く上がり、左腕を構える。
『『「スカイイグナイトオォォ……ビーム!!』』」
イグナイトモジュールの力か、黒く巨大な光線が放たれゴーヤベックを真上から貫く。
\カエリタイかえりたい!/
叫びと共にゴーヤベックは消滅した。
──
海岸に降り、変身を解除する。
「はぁ……疲れた……。」
「イグナイトモジュールにアシストウェポンの負荷だからな。」
「2人とも、大丈夫ですか?」
「あの怪獣も何とかなったようね。」
マリアとエルフナインちゃんがこちらにやって来る。
「まさか、イグナイトモジュールがアシストウェポンにも効くとはな……。」
「あぁ、だけどお陰で勝てた。」
「えぇ、凄い威力だったわね。」
「アレクシスはあれほどの怪獣も呼べるんですね。」
「マリア、ガリィは?」
「何とか、倒せたわ。」
『今回はこちらの勝ちだ。オートスコアラーを倒せたのは大きい筈だ。』
話していると、響ちゃん達もこちらにやって来て事の顛末を説明するのだった。
今回はここまで!
イグナイトモジュール使用中の装者と合体でイグナイトモードに!
超合金で良くあるブラックバージョン見たいに思ってもらえれば!
ご意見、ご感想ご自由にどうぞ!
では、また次回!
年内に出来るかなぁ?
予定ではGXのシナリオやってオリジナルに行くんですが、XVまでやった方が良いですか?(キャロル関係の話が色々変更されると思う)
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GXからオリジナル
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XVまでやってからオリジナル
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GXからオリジナルの後、AXZ、XV