年末年始の忙しさとかで色々と遅れて申し訳ございません!
しばらくは原作と離れた話になります。
特訓から帰ってきた俺達だが、帰る前に響ちゃんが偶然にも父親と再会したらしい。
あの迫害を受けてた頃に逃げた事もあり、とても気まずいそうだ。
どうするべきか相談を受けたが、正直俺やシンフォギア装者は殆どが両親と死別してるから何と言えばいいか。
とりあえず、後日会う約束をしたそうだ。上手くいくといいんだけど……。
「弦十郎さん、用件はなんですか?」
俺は弦十郎さんに呼ばれ、本部の指令室に居た。
「実は、ここ最近街で不可解な失踪事件が起きていてな。」
弦十郎さんがモニターに映る地図を指し言う。
「キャロル達の可能性もあり、それを調べる為に派遣したスタッフの一部から連絡が途絶えた……。」
「戦闘力のある自分達が直接調べるしか無いって事ですね?」
「あぁ、これ以上の被害を出さない為にも頼む。」
「わかりました。任せてください。」
「ありがとう。」
細かい所を確認して、俺は指令室を後にする。
──
潜水艦の本部は対オートスコアラー用の戦力を残すため、数人を連れて俺の家に行く事になった。
俺とグリッドマン以外にはアンチとセレナと奏さん、そしてエルフナインちゃんが対策班となる。
「俺とセレナに天羽奏、後はエルフナインか……。」
「巨大戦力を2人ともつれてきて良かったのか?」
「なんでもグリッドマンに心当たりがあるそうです。」
居間に置かれたジャンクのモニターにグリッドマンが映し出され、皆がそちらを見る。
『これほどの隠密性を誇る怪獣はそう居ない。』
全員が持つ端末に1体の怪獣が映される。
「コイツが今回の犯人だと?」
『あぁ、怪獣ゴングリー、特殊な霧に紛れ人を襲う。正面からの戦闘でも、体から伸ばす大量の触手が厄介だ。』
グリッドマンの話を聞き、全員が端末を見る。
「逆に言えば霧が出たら注意すれば良いって事か。」
『アレクシス達が何らかの方法で手を加えている可能性もある。油断はしないでくれ。』
「はい、注意します。」
「グリッドマン、アイツは出てくると思うか?」
『イーターと呼ばれていた敵の事か?恐らく一緒に仕掛けてきてもおかしくは無いだろう。』
アンチは鋭い目付きでグリッドマンを見る。
「アイツが出てきたら、俺にやらせてくれ。アイツは俺の何かを知っているらしい。」
「あそこまで見た目が一緒だからね。無関係な方がおかしいな。」
「じゃあ、あれが出てきたらアンチに頼むぜ。」
俺と奏さんの言葉を聞き、セレナは頷く。
「すまない。」
──
今までの調査結果でゴングリーの出現地点を予測し、その範囲で探していると、周りが濃い霧に包まれた。
「グリッドマン。」
『あぁ、優太。行くぞ!』
『「アクセス!フラッシュ!』」
グリッドマンと1つになり、巨大化する。
\キモい!/
予想通りにゴングリーが霧の向こうに居た。
『奴が逃げる前に仕留めるぞ!優太!』
「あぁっ!」
相手が伸ばして来る触手をつかみ、それを引っ張り本体を地面に叩きつける。
──
霧が出ると、大きな振動と音が響き渡り、アンチは体を戦闘形態へと変える。
「はぁっ!」
「っ!?」
イーターが背後から奇襲をかけるが、アンチは咄嗟に避ける。
「今日こそお前を潰してやろう。」
「お前が俺の何を知ってるかは知らないが、捕まえて吐かせてやる。」
2人は同時に光弾を放ち、相殺すると走り出して殴り合いを始める。
──
深い霧で先は見えないが、大きな音と振動で何が起きてるのかは理解する奏とセレナ。
「奏さん。」
「あぁ。まずは近くの方にいくぞ!」
2人はシンフォギアを纏い、走り出す。
「アンチ!」
「相手はイーターか!」
霧の為、しっかりと見えないがアンチとイーターが殴りあっているのはわかった。
「どうしよう。援護しようにもこの霧じゃ…。」
「アンチとシルエットがほぼ同じだから咄嗟に反応出来ないぞ。」
深い霧で目の前ですら見辛い状況の為に、動けない2人。
「じゃあ、君達用の相手を用意しようか?」
「お前はっ!?」
「アレクシスッ!?」
後ろから声をかけられ振り替えると、アレクシスが立っていた。
「お前を倒すから必要ねぇよ!」
奏は素早く槍を構え、突き出す。
「せっかちだなぁ。」
アレクシスはそれを軽く避ける。
「たぁっ!」
それにあわせてセレナも斬り込むが、簡単に避けられてしまう。
「グリッドマンに聞いて無いのかい?私は不死の存在。仮に当たっても何にもならないよ?」
「だからって!」
「なにもしない事にはならない!」
「健気だねぇ。」
仮面のように無機質で無表情なアレクシスが微かに微笑んだように感じた2人だった。
──
ゴングリーと戦い始めそれなりに時間がたつが、他の皆が来ない。
恐らくは他の戦力に足止めをされているのだろう。
「グリッドマン!」
『あぁ、ゴングリーは強化されていないようだ。』
『「これで決める!グリッドオォ……ビーム!』」
叩きつけるように投げ、たち直す前にグリッドビームで撃ち抜く。
\キーモーイー!/
『「……。』」
爆発したゴングリー、念のため警戒を続けるが何も変化は無い。
『どう言うことだ?』
「霧が消えない……?」
霧の発生源であるゴングリーを倒したのにも関わらず、霧が薄くなる気配がない。
周囲を警戒し、気配を探る。
「グリッドマン。皆を探そう。」
『あぁ。』
人間サイズになり、霧の中を進む。
「奏さん!?セレナ!?」
少し進めば倒れている奏さんとセレナが居た。近くに行き確認するが外傷はなかった。
「思ったよりも遅かったじゃないか、グリッドマン。」
『「アレクシス!?』」
いつの間にかアレクシスが居て、咄嗟に構える。
『「貴様の仕業か!?』」
「あ、彼女たちの事かい?
アレクシスがそう言うや否や、背後から何かが表れる。
『「あれはっ!』」
「怪獣は1体じゃないからね。」
半透明な影を見て、すぐに思い当たった。
大きく透明な羽と長い首が特徴的な怪獣、バジャックだ。
『「そうか!彼女たちを夢に!』」
「そうさ。」
バジャックは直接的な戦闘力は低いが、人を夢に取り込む能力を持っている。
「それに……。」
アレクシスの言葉に合わせるように、2人の体が宙に浮かぶ。
『「何故っ!?』」
2人の体を浮かせているのは光の触手。
「何も怪獣は一回だけとは限らないよ。グリッドマン。」
『「まだ居たのか!?2人を離せ!』」
「残念だけど、そうはいかないよ。」
霧が濃くなると同時にアレクシスたちは姿を消してしまった。
『「アレクシス……っ!』」
2人が捕らわれた事に憤りを覚える。そして、霧が晴れるとそこにアンチが傷だらけで倒れていた。
『「アンチ!』」
「ぐ、グリッドマン……。」
すぐにフィクサービームで傷を癒して、事情を説明する。
「なんだと!?2人が敵の手に!?」
『「すまない、敵の力を甘く見ていた。』」
「いや、俺も奴に歯が立たなかった。この前と同じように急に苦しみだして撤退したが……。」
互いに変身をとく、ひとつの紙が落ちていることに気がついた。
「これは……。」
「奴らのメッセージか。」
場所と時間を指定するメッセージだった。
「行くしかないな……。」
「あぁ、その前に一度戻って連絡をしないと……。」
『指定の時間は明日だ。しっかりと体制を整えるぞ。』
俺たちは悔しさを噛み締めながら、帰還する。
今回はここまで、そろそろグリッドナイトが出せそうだ。
次回もよろしくお願いします!
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予定ではGXのシナリオやってオリジナルに行くんですが、XVまでやった方が良いですか?(キャロル関係の話が色々変更されると思う)
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GXからオリジナル
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XVまでやってからオリジナル
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GXからオリジナルの後、AXZ、XV