電光戦姫シンフォギアSSSS   作:東風乃扇

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こんにちは!東風之扇です!

さぁ!アレクシス戦をはじめましょう!

最終決戦、アクセス・フラッシュ!


解放

 キャロルを取り込み、巨大化したアレクシスと俺達は対峙する。

 

『「アレクシスウウゥゥゥッ!』」

 

『ウオオオォォォッ!』

 

 グリッドナイトとほぼ同時に巨大化し、一気に迫る。

 

「はあっ!」

 

 アレクシスが両手の刃を振るい、斬撃に合わせてエネルギーを放つ。

 

『「グリッドライトセイバー!』」

 

『たぁっ!』

 

 それぞれ攻撃を弾き、そのまま反撃する。

 防ぐ事無く、受けた攻撃はそのまま回復されてしまった。

 

「知ってるだろう?グリッドマン、グリッドナイト、私の命は無限だ。それに加え……。」

 

 アレクシスが手から光線を放つ。破壊力が先程見たものと同じだった。

 

『「キャロルの錬金術かっ!!』」

 

『その為に取り込んだのか!』

 

「そう!私ならいくら記憶を焼こうと困る事は無いからねぇ。」

 

 元々使えたホーミングレーザーを圧倒的な破壊力で放つアレクシス。

 

『「ぐわあああぁっ!』」

 

『うわあぁぁぁっ!』

 

 余りの数と速さに避けきれず、ダメージを受ける。

 

「さてと、私にはやらなきゃいけない事が有るから、君達の相手は素早く終わらせて貰おうか!」

 

『やるべき事だと!?』

 

「あぁっ、キャロルには良いものを貰ったからね。代わりにこの世界を壊して行って上げようと思ってね。」

 

『「そんなことはさせん!』」

 

──

 

 巨人同士の戦いとなった戦場、巻き込まれないように距離を取った装者達が遠くから見守っていた。

 

「ちっ!何か出来ないのかよ!」

 

「雪音、落ち着くんだ。歯がゆい想いをしてるのは皆同じだ。」

 

「アタシらは、そろそろLiNKERも怪しいな。」

 

 緑の獅子を撃破した技の反動かギアの出力も落ち、最低限の鎧とインナーだけになってしまっている。

 この状態ではアシストウェポンによる支援も出来ず、苛立ちを募らせるのだった。

 

「何か、何か出来る事……。」

 

「キャロルちゃん……。」

 

 巨大な戦いはどう見てもアレクシスが優勢だ。何か出来ることは無いかと思案するセレナと、中に取り込まれたキャロルを心配する響。

 

『お前達!本部に戻れ!そこでも巻き込まれる可能性が高い!』

 

「そうね、下手に巻き込まれて2人の足を引っ張る訳には行かないわ。皆、行くわよ。」

 

「はい……。」

 

「了解デス……。」

 

 マリアの言葉に従い、全員が本部へ向かう。

 

──

 

「あれ?何でこんな所にジャンクが?」

 

 響は指令室にあるジャンクを見て、つい口にする。

 

「ジャンクはグリッドマンと連動してまして、そこをキャロルに狙われて、先程修理が終わったんです。」

 

『ぐわあああぁっ!?』

 

「わわっ!?」

 

 エルフナインの言葉を肯定するように、グリッドマンがアレクシスの攻撃でダメージを受けると、同時にジャンクの警報音が鳴り、火花が散る。

 

「あれ?エルフナインちゃん、この画面……。」

 

 響がジャンクに触れると強い光が指令室を照らし、全員が目をつむる。

 

「なっ!なんだ!?」

 

「おいっ!何した!?」

 

 急な事に驚き、クリスは響に詰め寄ろうとするが、全員がある変化に気付く。

 

「シンフォギア装者の皆に……。」

 

「アクセプター……だとぉっ!?」

 

 デザインが多少違うが、アクセプターが装着全員の左腕に装着されていた。

 

「前にグリッドマンさんと優太さんが言ってたんです。『アクセプターは変身するための道具じゃない、心を繋ぐ物だって。』」

 

 そう言いながら、響を中心に全員がジャンクの前に並ぶ。

 

「ならば、我らのすることは1つ。」

 

「あぁ、わかりきってる。」

 

「アクセス・フラッシュ……だな。」

 

「まさか、私達がすることになるなんてね。」

 

「ドキドキデス。」

 

「頑張ろう。」

 

「やりましょう!」

 

 全員が左腕を掲げ、右手を握る。

 

「アクセス・フラッシュ!」

 

 アクセプターのボタンを叩く、装着達が光の球となりジャンクの中へと飛び込んでいく。

 

『戦闘コードを入力してくれ!』

 

 ジャンクから声が響く、その声はグリッドマンに良く似た声だった。

 モニターに表示される「ACCESS CODE」の文字。近くに居たエルフナインはそのままジャンクのキーボードを叩く。

 

アクセス・コードは──

 

 

 

 

 

 

 

 

ーGRIDMAN!ー

 

 

 何度攻撃しても、すぐに回復してしまうアレクシス、苦戦するグリッドマンとグリッドナイトに光が降り注ぐ。

 

「むっ!」

 

 アレクシスは何かを察して、妨害しようとするが光に阻まれ見ることしか出来なかった。

 指令室に居る人達は驚きを隠せない。

 

「これは……。」

 

「これが本来のアクセス・フラッシュ。」

 

「そして、あれが……。」

 

 グリッドナイトも光の球となり、全ての光がグリッドマンの元に集まり溶け込んでいく。

 光を受け取ったグリッドマンの鎧が弾ける。

 

「フッフッフッ……懐かしい(原作通りの)姿じゃ無いか、グリッドマン……。」

 

 光が落ち着くとそこには、電光超人グリッドマンが立っていた。

 

──

 

 俺は今までに何度かあった、エクスドライブ時のフォニックゲインによる強化以上の力を感じている。

 

「わかる……今、俺の中に皆が居る。心が、絆が力をくれる。」

 

以前(原作)と同じようになるとは思わないことだよ!グリッドマン!いや!翔優太!」

 

 両手の剣を振りかぶるアレクシス。

 

「そちらも思いどおりに行くと思うなよ!アレクシス!」

 

 拳で片方の剣を砕き、もう片方を腕を掴んで止める。

 

「はっ!」

 

「ぐうっ!」

 

 アレクシスとの格闘戦を始める。

 

「かつての私は君の力を見誤った。だから、それを上回る力を求めた!」

 

「錬金術の事か!」

 

「これは素晴らしい!ただちょっと記憶を焼くだけでこれ程の力を得られるのだから!」

 

「貴様っ!」

 

「私には無限に近い記憶がある!それを上回ることが出来ると思っているのか!」

 

「確かに、貴様の今の力は我々を上回る。」

 

『だとしても!』

 

『それが諦める理由にはならないんだよ!』

 

『1つが小さくとも!』

 

『数を合わせれば!』

 

「君たちお得意の友情かい?」

 

 響、クリス、翼、奏の言葉を聞き、僅かに笑うアレクシス。

 

『繋がりを甘く見るな!』

 

『どんな闇に覆われようと!』

 

『仲間と一緒なら!』

 

『まっすぐ進めるんだ!』

 

『お前にもそれを教えてやる!』

 

「なら!見せてもらおうか!」

 

 マリア、セレナ、切歌、調、アンチの言葉に返すように、アレクシスは大きな光球を放つ。

 

「ぐおっ!」

 

「まぁ、君達を甘く見ている訳では無いよ。油断すればすぐに私を倒すだろう。」

 

 アレクシスは徐にある地点を見る。

 

「何を……。」

 

 こちらが言葉を言い切る前に、アレクシスはそこに向かって攻撃する。

 

『行けません!アレクシスはレイラインを刺激しています!』

 

 ナスターシャ教授から通信が来る。

 

「あと、4、5回もやれば、この星の命は尽きるだろう。」

 

「これ以上、やらせるものか!」

 

 俺は力を込める。

 

「グリッドォ……フィクサービーム!」

 

 胸と腹にある青いプレート、トライジャスターから最大出力でフィクサービームを放つ。

 (原作)と同じ様に、取り込まれたキャロルが心を開き出てくる事を狙う。

 

「ぐっ!確かにかつての私はそれに破れた!だが、今回はそうは行かない。」

 

 フィクサービームの光に飲まれながらも、強気なアレクシス。

 

「何故なら!治すべきキャロルには、もう心も記憶も無いのだから!」

 

『そんなことは無い!』

 

 アレクシスの言葉に響が反論し、それに皆が続く。

 

『キャロル!お前の父親の言葉を思い出せ!』

 

『そう簡単に消えるかよ!大事な物だろ!』

 

『自分の中を片っ端から見ろ!どっかに在るだろ!』

 

『オレは……良くわからないけど、目覚めちゃいけないんだ。』

 

『なぜデスか!』

 

『罪を犯した事なら償えばいい!』

 

『私達も同じです!』

 

『顔を上げろ!周りを見ろ!』

 

『それがお前の父親が望んだことだ!』

 

「無駄だ!その程度の言葉で翻るものか!」

 

 抗うように、こちらに近づこうとするアレクシス。

 

『まだキャロルちゃんには!後悔する心が残ってる!』

 

『なら!やり直せる!』

 

『何も考えずに前に出ろ!』

 

『あとはこっちで引っ張ってやるよ!』

 

『でも……。』

 

『大丈夫、キャロルには僕が居る!』

 

「エルフナインか!?」

 

 突如聞こえたエルフナインの声にアレクシスが驚く。

 

『僕にはキャロルの記憶がある!』

 

『オレは……っ!』

 

「キャロル!?」

 

『オレは!パパの命題を!もっと!世界を知りたい!』

 

『キャロルちゃん!』

 

 アレクシスの胸に亀裂が出来る。

 

「これが!人の繋がりが生む力だ!アレクシス!」

 

 動揺を隠せない、アレクシスを思いっきり殴る。

 

「フフフ……見事だよ……グリッド……マン……翔優太……。」

 

 倒された筈のアレクシスからは何故か満足感を感じた。

 

──

 

 変身が解除され、瓦礫が散乱するこの場に全員が居る。

 

「キャロルちゃん……。」

 

「オレがしたことは……簡単に許される事では無い……。」

 

「えぇ、しっかりと法の裁きを受ける必要が在るわ。」

 

 キャロルの前に立つ響とマリア、それを見守る様に皆が後ろに居た。

 

「あれ?優太は?」

 

「ふむ、確かに居ないな。」

 

 奏が優太の不在に気づき、周りに確認する。

 

「あれ?そう言えば居ませんね。」

 

「アレクシスも居ないです。」

 

「探す?」

 

「呼べば来るだろ?」

 

「居たぞ。」

 

 アンチが指差す方向を見ると、優太が瓦礫の影から出てきた。

 

「優太さん、大丈夫ですか?」

 

「あぁ、大丈夫だよ。セレナ。」

 

「アレクシスは?」

 

 一瞬、考えた優太。

 

「消えた。」

 

「えっ?」

 

『本来、不滅の存在であるアレクシスは封印するのだが、先程私達の目の前で崩れる様に消えた。あれは消滅だ。』

 

「逃げた訳じゃないのか。」

 

『もしかしたら、無理やりキャロルを取り込んで居たのかもしれん。』

 

「なんでだ?」

 

『理由はわからない。だが、奴の気配が完全に消えるのは確認した。もう、会うことは無いだろう。』

 

 後に魔法少女事変(アルケミックカルト)、と呼ばれる一連の事件はこうして、幕を閉じた。




これにてアニメ三期完結!
しばらくは小話的な奴になります。

ご意見、ご感想、お気軽にどうそ!

予定ではGXのシナリオやってオリジナルに行くんですが、XVまでやった方が良いですか?(キャロル関係の話が色々変更されると思う)

  • GXからオリジナル
  • XVまでやってからオリジナル
  • GXからオリジナルの後、AXZ、XV
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