久しぶりの更新です!すみません!恋愛関係が難しい!
セレナの告白騒動からしばらくたったある日、響は悩んでいた。
「ねぇ、未来~。」
「また優太さんの事?」
「うぐぅ……。」
何度も同じ質問をされて、流石の未来も呆れている。
「響も優太さんが好きなら、そう言えば良いんじゃないの?」
「だって~。」
素直に好意を伝えようにも、途端に恥ずかしくなり、部屋の中でうずくまっている響を未来は眺めていた。
「私の予想だけど、セレナさんだけじゃなくて他にも優太さん好きな人は居ると思うよ?」
「た、例えば……?」
「クリス。」
未来は迷うことなく即答する。
「えっクリスちゃん?」
「クリスって休みの時は優太さんの家で一緒に料理してるでしょ?」
「うん、そうだね。」
「それって優太さんと少しでも一緒に居たいからでしょ?」
「た、確かに……。」
ライバルがセレナだけでは無いことを自覚する響。
「だから、しっかりしないと優太さんが誰かに取られちゃうよ?」
「そ、それは!」
「じゃあしっかりする!」
強めに言われ、つい背を伸ばして答える響。
「ただ伝えるだけだよ?ほら、いつも通りに!平気へっちゃら!」
「う、うん!言ってくる!」
響は元気良く部屋を飛び出した。
「ふふっ響ったら、今優太さんがどこに居るのかわかってるのかなぁ?」
いつも通りになった友人の事を思いながら、未来はスマホを取り出し、メールを送信する。
『今から響が行くので、家に居てください。』
──
メールを受けた優太はその時、ちょうど家に居た。
「クリスちゃん、これから響ちゃんが来るよ。」
「ん?アイツが?相変わらずいきなりだな。」
今日はクリスが自ら作った料理を食べて欲しいと言われ、優太は台所には立たず、居間で料理が出来上がるのを待っていた。
「急にどうしたんだろう?」
「どうせいつもの思いつきか、腹減ったのどちらかじゃねぇの?」
優太に返事しながらも、クリスは出来上がった料理を持ってくる。
「出来たぞ。」
「肉じゃがか。」
「本とかで調べたら、これが良いってあったからな。」
「いただきます。」
クリスは緊張しながらも、ゆっくりと味わう優太を見る。
「うん、美味しいね。」
「ほ、本当か?」
「料理に関して、嘘をついて良いことは無いよ。しっかり出来てるから、安心して。」
少し前のめりなクリスをなだめて、優太は再び食べ始める。
「よ、よし。上手く出来てるなら良かった。」
クリスが安心してると、インターホンがなる。
「ん?響ちゃんが来たかな?」
「アタシが見てくる。そのまま食ってていいぞ。」
立ち上がり、玄関へ向かうクリス。
「あれ?クリスちゃん!?なんで?」
「いや、こっちの台詞だっつーの。アタシは料理の出来を見てもらってるだけだ。」
「わ、私はちょっと……優太さんにお話が……。」
「居間に居る。アタシは台所片付けないといけねぇから。」
居間に響が向かうと、丁度食べ終わった優太が居た。
「クリスちゃん、ごちそうさま。響ちゃんはこんにちは。」
「じゃ一緒に片付けるから食器もらうぞ。」
「あ、はいこんにちは。」
食器を回収して台所に向かうクリスを見送ると、優太と響は向かい合って座る。
──
「えっと、急にどうしたのかな?何か問題?」
急に訪ねてきた響ちゃんに、取り敢えず訪ねてみる。
ここまで走ってきたのか、彼女の顔は紅く火照って居る。
「えっと、あの……そのですね~。」
響ちゃんにしては珍しく歯切れが悪い。これは何かやらかして未来ちゃんから逃げて来たのだろうか?
「なにか、やって未来ちゃんでも怒らせた?」
「ちちち!違います!あ、いや~少し怒らせちゃったかな……?」
あはは~と、普段から誤魔化したりするときに良くやる笑い方をする。
「そ、そうじゃなくて、じ、実は優太さんに伝えたいことが有りまして……。」
「伝えたい事?」
「はい!」
気を入れ直して、真面目な顔でこちらを見てくる。
「わたしにとって優太さんは恩人で目標です。」
「……。」
この雰囲気は……。
「そして、好きな人です。」
君もか~。
「だから!優太さんの好みを教えて下さい!」
「なんでそうなるんだよっ!」
居間と台所は近いから、聞こえてたクリスちゃんがツッコミを入れる。
「え、だって気になるし。出来れば優太さんに選んで貰いたいし……?」
「いや、言いたい事は解るけどよ……。」
「ん~まぁ、好み……強いて言うなら。」
「言うなら?」
「一緒に料理とか楽しくしたいね。」
好みくらいなら良いかと思って答えると、響ちゃんが固まる。
「りょうり……?」
「うん、一緒に掃除とかそう言うのも含めてね。」
「お、おぉ。そうなのか。で、いつまで固まってるんだよ」
心なしか嬉しそうなクリスちゃんが、響ちゃんをつつく。
「ぐぅぅ。頑張らないと……。あっ!そうだ!」
唸った響ちゃんがこちらに振り向く。
「あの! わたしも今度から名前だけで呼んで欲しいです!」
「そ、そうなの?まぁ本人が望むなら……。」
「じゃあ、アタシもだ。アタシだけちゃん付けだと、下に見えるし……。」
この後、響の腹がなり、クリスが作った料理の残りを食べて帰った。
──
「薄々感じて居たけど、面と言われると照れるな……。」
寝る前に今日の事を思いだし、口に出る。
正直、回りに同年代の男が居ないのもあるとは思うけど、一緒に戦ったりしてるのもあるんだろうな。
『もし、優太に戦う力が無かったとしても、彼女達は優太の事を好いてくれるだろう。』
「あぁ、皆がそんな薄情な人じゃ無いのはわかってるよ。」
そして、俺は眠りに付く。
後日、ツヴァイウィングの2人にも言われ名前だけで呼ぶことになった。
今回はここまで、全員の告白合戦は俺には無理!思い付かない!なので他の人は無いと思います。
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予定ではGXのシナリオやってオリジナルに行くんですが、XVまでやった方が良いですか?(キャロル関係の話が色々変更されると思う)
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GXからオリジナル
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XVまでやってからオリジナル
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GXからオリジナルの後、AXZ、XV