いや~公式コラボ、楽しみだなぁ…
俺はグリッドマン、翔優太だ。
「奏さん、なんだって?」
『だから、少し翼と話してくれ。』
奏さんから電話がかかってきて、相談を受けていた。内容としては、翼さんが後輩相手にきつく当たってしまうからどうにかしたいとの事だ。
「いや、部活か何か知らないけど、外野が口だして良いことじゃないよね?」
『アタシらだけじゃもっとひどくなりそうなんだよ。』
「その後輩との間に何があるか知らないけど、その後輩の事も知らない俺が何か言えるとは思えんぞ。」
『あ、そう言えばそうだよなぁ…。』
「でしょ?言い方悪いかも知れないけど、本人同士がしっかり話さないことには外野が何言っても無駄だと思うよ?」
『そっか。機会があったら翼と話してくれよ。それだけでもいいから。』
「まぁそれくらいなら…。」
少し他愛の無い会話をして、電話を切る。
「後輩って響ちゃんの事かな…?」
何回か見たけど戦いの時も連携取れてなさそうだったしなぁ。
今夜は流星群が見えるそうなので、俺の家の近くにある公園で見る予定だ。響ちゃんと未来ちゃんが友達を連れて来るので、暖かい飲み物等を用意してた。
「なんで、こんなときに出るかな。」
腕にアクセプターが出現する。これは速攻で蹴散らして響ちゃんが帰れるようにしよう。
「アクセス…フラッシュ!」
まだ夕方だ、時間はある。
──
(未来…ごめん!)
ノイズが現れ、響は現場に急行していた。
(見たかった…皆と…未来と…優太さんと…。)
シンフォギアを纏い、目の前に居たノイズの一体を殴る。
(お前が!お前達が!)
目につく敵を次々と殴って灰にしていく。
(お前達がいるから!皆が笑って過ごせないんだ!)
怒りを込めながら、拳を握って戦う。
「なんだ?今日の響はなんか荒いな。」
余りの怒気に奏が隣にいる翼に声をかける。
「さぁ?私には関係ない。」
翼は冷たく言うと敵に向けて駆け出して行った。
「はぁ、中間って大変だなぁ…。」
ぼやきながら奏も槍を構え、飛び込む。
『巨大ノイズ出現、グリッドマンの反応も来ました!』
それぞれが戦って居ると巨大ノイズが現れ、それに合わせてグリッドマンも現れる。
「頼むぞ!グリッドマン!」
『あぁ。』
奏が叫ぶとそれに返事をしてグリッドマンは駆け出した。
──
「今回、グリッドマンは巨大ノイズに反応したみたいですね。」
「そのようだな。」
「いつも思うけど、彼は何を基準に現れるのかしら。」
弦十郎はオペレーターの藤尭、友里とモニターから目を離すこと無く、会話する。
「巨大ノイズが居るときはすぐに来るけど、人間サイズノイズだけの時にはほとんど来ないんだよな。」
「巨大ノイズは確実に認識してるけど、人間サイズは精度が落ちるのかしら?」
「だが、彼のお陰で助かっているのは事実だ。速やかに状況を終わらせるぞ。」
スタッフ達は情報封鎖等の準備を整えていく。
──
「これで!終わり!」
最後の一体となったノイズを響が殴る。
「お疲れさん。」
「立花、今の戦いかたは何?」
響の元に先輩の2人が近づく。奏は労いながらだが、翼は戦いかたに文句があったのか、不機嫌だ。
「翼、アタシらだって最初はあんなもんだったろ?」
「私達の足を引っ張る位なら、二課で待機してもらった方がいい。」
「す、すみません。翼さん…。」
「翼、もっと言い方があるだろ?」
3人が話してると、グリッドマンからいつものように癒しの光が注がれる。
「ありがとな、グリッドマン。」
「感謝する、グリッドマン。」
「ありがとうございます!グリッドマンさん!」
『私に出きることをするだけだ。』
3人がグリッドマンの礼を言うと響は何か思い出したように焦り始める。
「あ、あの!私ちょっと用事があるのでこのまま帰っていいですか!?」
「え?」
「何を言ってるの?」
響は今日の流星群を友達と見に行く約束をしていた事等を説明する。
『響くん、気持ちはわかるがすまないがその場に居てくれ。』
「あなた、今日の戦いで焦ってたのはそう言う事だったの?」
「ん~、確かに周りの奴等に疑われるかも知れないけどよ…。」
ここからでも約束の公園まで走っていけば、なんとか間に合う時間だ。たが、個人の事情では許されない。封鎖されている公園から走っていく響が仮に誰かに見られたりすれば面倒な事になるからだ。
『把握した。』
「「「え?」」」
いつもは装者達の傷を治したら、そのまま何処かに消えていたグリッドマンが残って話を聞いていたらしい。
『私に心は治せない、守るしか出来ない。』
グリッドマンは急に人間サイズになると響の目の前に立つ。
「あの、グリッドマンさん?」
響の問いかけに答えず、グリッドマンは響の肩に手をのせる。
「行くぞ。」
「えっ?」
グリッドマンがそう言うと、響と共に光となって消える。
「なっ!?」
「叔父さま!立花がグリッドマンに!」
『オペレーター!響くんの反応は!?』
『すぐに探します!』
いきなりの出来事に全員が慌てる。
『あっ!反応ありました!先程話してた公園の近くです!』
響の反応はすぐに見つかり、全員が安堵する。
「なんだ?グリッドマンは響を送ってくれたって事か?」
『そのようだな。』
「人騒がせな…。」
『とりあえず、響くんはそのまま友達の元に行ってもらおう。』
弦十郎は各スタッフに指示を出していく。
──
「ふぇ!?なに!?何が起きたの!?」
グリッドマンに肩を掴まれたと思ったら、次の瞬間には全く違うところに居た。
「ここなら問題ないだろう。さらばだ。」
響が理解しきる前にグリッドマンは光となって消える。
「あっ!?グリッドマンさん!?」
『響くん!聞こえるか!?』
「あ!はい!響です!」
『おそらく、グリッドマンは君の願いを叶えたのだろう。先程言っていた公園の近くのようだな。』
弦十郎に言われ、落ち着いて周りを見ると友達と星を見る予定の公園近くだった。
「は、はい。そうみたいです。」
『体調は大丈夫か?』
「大丈夫です。いきなりの視界が変わったのでビックリしました。」
『なら、君はそのまま友達の所に行きなさい。』
「いいんですか?」
『折角グリッドマンが気をきかせてくれたのだ。それにいつもはこちらの都合で振り回してしまってるしな。ただし、明日はこちらに来て健康診断を受けてもらう。』
「ありがとうございます!」
響はギアを解除して、友人達の元へ走っていく。
(今度、グリッドマンさんにもしっかりお礼を言わないと!)
「皆ー!ごめーん!遅れたー!」
──
「ふぅ、なんとかなったかな?」
軽く背伸びをして一息つく、俺は先程未来ちゃんに準備で遅れる旨を伝えてるから大丈夫だろう。
「とりあえず、グリッドマンの力で行けるみたいだな。」
今回俺がやったのは響ちゃんをコンピューターワールドに連れ込んで、現実空間の移動手段とした。コンピューターワールドをほぼ一瞬で移動できるで今後、緊急的な怪我人の移動に使えるかも。
「いや、あの鎧のお陰かも…。」
気軽に試すわけにもいかないしなぁ…。
「って、早く行かないと。」
飲み物などを入れた鞄を持って家を出て、公園に向かう俺だった。
今回はここまで
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予定ではGXのシナリオやってオリジナルに行くんですが、XVまでやった方が良いですか?(キャロル関係の話が色々変更されると思う)
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GXからオリジナル
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XVまでやってからオリジナル
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GXからオリジナルの後、AXZ、XV