コラボイベが近づいてきたぁー!
しかし、ビッキーは予想通りだが、ナイトは翼よりマリアだと思うのは自分だけか?
俺は翔優太、グリッドマンだ!今日は久しぶりのお客様が家に来ている。
「仕事の方は大丈夫なんですか?弦十郎さん。」
「忙しいのは確かだが、君の様子を見に来るのだって俺の仕事と言ってもいいだろう?」
お茶を飲みながら、弦十郎さんは答える。確かにこの人は俺の後見人だから、仕事と言えば仕事だろう。
「優太君、最近はどうだい?何か困ったこととは無いか?」
「特にありませんよ。」
「そいつは良かった。何かあれば言ってくれよ。」
「では、この鯛の天ぷらの感想を貰っていいですか?」
俺は机の上に出来たばかりの料理を乗せる。
「おおっ!相変わらずうまそうな料理を作るな!」
弦十郎さんは嬉しそうに天ぷらを口に運ぶ。
「おお、衣のサクッとした歯応え、君のお爺さんの天ぷらにそっくりだ!」
「ありがとうございます!」
「この調子なら、宿屋としても料亭としても、やっていけるんじゃ無いか?」
「自分だけだと、宿は自信無いので飯屋的な感じでやっていきたいですね。」
「はっはっはっ!楽しみにしてるぞ!」
弦十郎さんは天ぷらを美味しそうに食べる。
「翼もこの半分でも良いから料理出来れば…。」
「あ、今だに改善の気配がしないんですか?」
翼さん、歌はうまいのになぁ…。なんで片付けとか料理はゼロ、と言うよりもマイナスなんだ…?
「時間あるときに料理教室やります?」
「そうだな…翼に確認しておこう…。」
どうすればあんなに家事が下手な人間に育つのか…。俺と弦十郎さんは軽くため息を一つ吐いた。
──
俺は最近、考えている事がある。
(みんなにグリッドマンの正体を明かすべきなのか…。)
今までの事で確信したが、アクセプターは大型のノイズにしか反応しない。基本的に彼女達で対処できるからなのかわからないが小型だけには無反応だ。
ニュース等に彼女達の事やグリッドマンの事が出ないと言うことはあちらは政府機関の可能性が高い。ノイズの出現をいち早く察知してるし、沢山の人を助けるならその方が良いはずだ。
「入手経路とか聞かれたら答えられないしなぁ…。」
転生だなんだとか信じてもらえるかわからない。
「と…今日は大型が来たか。」
腕のアクセプターが反応する。
「アクセス…フラッシュ!」
俺はすぐにジャンクの前に立ち、ボタンを叩く。
──
「グリッドマン!現れました!」
「やっぱり大型には反応早いわね。」
オペレーターの2人がコンソールを叩き、メインモニターにノイズの出現位置を表示する。
「今回も2ヶ所か!」
「はい!片方には大型が居ないようです。」
「装者達とすぐに連絡!近い方の現場に向かわせろ!」
「了解!」
オペレーター達はすぐに連絡を取り、装者達を近い現場へ向かわせる。
──
奏が現場に駆けつけると、グリッドマンが戦っていた。
「グリッドマン!」
『こちらは私に任せろ。天羽奏。』
「あぁ!デカブツは頼む!」
大型ノイズが3体、グリッドマンを囲む。小型ノイズの攻撃はグリッドマンには大した驚異にはならないが、大型との戦闘中にされては余計な隙を生むだろう。
「おら!小物ども!お前らの相手はアタシだぁ!」
ノイズの軍団に奏は槍を構え飛び込む。
「全く!わんさか来るのはライブの客だけで十分だっての!」
ノイズの数に奏はボヤキながら、倒していく。
──
「グリッドマン、押されてます。」
「今回は大型が3体も居るからでしょうか?」
「奏くんは大丈夫か?」
『今は大丈夫だけど、数が多い!時間がかかる!グリッドマンの援護も出来ねぇ!』
弦十郎がもう一つの現場の状況を確認しようとすると同時に藤尭が声を上げる。
「司令!ポイントBにネフシュタンの鎧です!」
「ネフシュタン…だとぉ!?」
まさかの報告に弦十郎が大きな声を響かせる。
「現場に急行する!翼!なんとしても確保するぞ!」
『了解!』
弦十郎は指令室を飛び出した。
──
翼達の元にネフシュタンの鎧を纏った人物が現れたと聞き、奏は焦っていた。
(ネフシュタンの鎧が奪われたのは知ってたが、実際に目の前に出てきたら、翼が何しでかすかわかんないが、ろくなことに成らないはず。)
奏が思い浮かべるのはあのライブの事だ、自分達のライブを使ってのフォニックゲインの収集。そして、それを利用した完全聖遺物〈ネフシュタンの鎧〉の起動。
実験その物は成功したらしく、ネフシュタンの鎧は起動したらしい…ライブの途中で大量に出現したノイズの混乱の中で、何者かに盗まれてしまったのでしっかりと確認した者は居なかったが。
翼はあの時に自分の力が足りなかったから奏が無理をしたと思っている。
(翼が無茶する前にこっちを片付ける!)
奏は力を込め、槍からエネルギーを放つ。大きな爆発を起こし、敵を散らす。
「ちんたらしてられない!速攻で蹴散らす!」
焦りが隙を産んだのか、奏は前の敵にしか意識が向いていなかった。後ろから槍の如く突撃するノイズに反応が遅れ、左肩を削られる。
「がぁっ!?」
『天羽奏!ぐぁっ!』
あまりの痛みに悲鳴を上げる。こちらの声に気を取られたのかグリッドマンも一瞬、隙を見せてしまい。敵の攻撃を受けてしまう。
「ちっきしょ~。油断した!」
紅く染まった肩を庇いながら、奏は槍を片手で持ち上げる。
「まだ!やられてねぇ!」
近くのノイズを貫き、前の軍団を睨む。
『うおおっ!』
グリッドマンも態勢を建て直し、1体の敵を持ち上げて投げつけている。
「これ以上…好きにさせるかっての!」
数が減ってきた敵を睨み、奏は構える。
──
「こいつで!ラスト!」
『はぁっ!』
奏とグリッドマンはほぼ同時に敵を倒し終えた。
「はぁ…はぁ…。」
『癒しの光だ。』
槍を杖変りに立つ奏にグリッドマンは、いつものように光を浴びせる。
「グリッドマン!今すぐ翼の所に行ってくれ!」
『風鳴翼?』
「そうだ!アイツらの方にヤバイ奴が出たから、無茶してる筈だ!頼む!」
奏は続けて今翼たちがいる場所の住所等を細かく伝える。先日響を届けた事を考えればこれだけ言えば間違えない筈だ。
『了解した。』
それだけ言うと、グリッドマンは光となり消えた。
「今のアタシじゃ足手まといだ…頼むグリッドマン…。」
気が抜けたのか、奏はその場に座り込んだ。
──
グリッドマンが、奏に言われた場所へ移動すると、血に濡れた翼とそれを抱える響と弦十郎が居た。
「グリッドマンか!」
「グリッドマンさん!翼さんが!」
『わかった。』
グリッドマンは即座に手から光を放ち、翼に浴びせる。光を浴びた翼の傷は治って行く。
「よし!大分落ち着いたぞ。」
「よかったぁ…。」
かなり危険な状態だったのだろう。2人は安堵の息を漏らす。
「ありがとうございます!グリッドマンさん!」
「俺は風鳴弦十郎!彼女たちの責任者だ!何度も助けてもらって感謝する!」
弦十郎は初めて直接会うグリッドマンに感謝の言葉を送る。
『私はただ、使命を果たすだけだ。』
グリッドマンはそれだけ返すと、光となって消えた。
今回はここまで
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予定ではGXのシナリオやってオリジナルに行くんですが、XVまでやった方が良いですか?(キャロル関係の話が色々変更されると思う)
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GXからオリジナル
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XVまでやってからオリジナル
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GXからオリジナルの後、AXZ、XV