Muv-Luv Altanaitibe トータル( ´艸`)クリップス   作:caose

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 エボルト「(これって歓迎されてんのかよ?)」


歓迎会?

 「それでは、本題についてだがこの基地全体で行っている『フェニックス構想』

に基づく数々の実証試験が認められたこともあり日本とアメリカの共同開発計画

 通称『XFJ計画』に協力することとなった。それに伴い専任パイロットに推薦された

ブリッジス少尉が配属されたわけであるが・・・。」

 イブラヒムが全員を見まわしてこう言った。

 「諸君らも知っていると思うが極東のBETA戦最前線でもある日本が欲しているのは

あらゆる衛士が使いやすくてかつこの機体『不知火』の根本的開発に協力してくれる

ような技術と才覚が必要なんだがそれを新米にやらすのかと思う面々もちらほらといるわけで。」

 そしてイブラヒムはある事を提案した。

 「それらを解決する為に且つ信頼関係を築くためにここにいる衛士・・・俺を除いた四人で演習を行うものとする。『CASE:47』を実行する。」

 すると全員に緊張が走った。

 戦術機を扱うことに対してBETAだけではなく対人戦もこなさなければならないのだ。

 然もこのケースは「戦術機を使用する対テロリスト戦を想定したカリキュラム」で

あるがこれは各国でも採用されている汎用対人類戦術訓練プログラムの一つであり

エレメントつまり二人一組による廃墟市街戦である。

 「(おいおいそんな簡単に戦術機って手に入るのかよ?スクラップから取りに行くとしてもそこはBETA共の巣窟だぜ。)」

 態々食べられに行くのと同じじゃねえかとエボルトがユウヤの中でそう言うと

ユウヤはエボルトにこう答えた。

 「それだけじゃあねえぜ。軍に変装して仲間を内部に入れて戦術機を盗むって

やり方や型落ちして使わなくなった戦術機の部品をアンダーグラウンド経由で買う

なんてやり方もあるぜ。」

 「(それでも売るにしたって相当金掛かるんじゃあねえのか戦術機ってよ?それに軍に変装って・・・ああ避難民の奴使えりゃ何とかなるな。)」

 BETAによって国から逃げた難民の中には宗教による暗示めいたことをしてそうさせる人間がこの世界にも存在している。

 実際に「難民解放戦線」と言うグループでもそれをしており彼ら曰く

 「BETAは神の御使いである!!」と言う事を宣伝しているがそれを聞いたエボルトはこう呟いたらしい。

 「(神様のって・・・神様あんなに口デカいか?)」

 それ宇宙人のお前が言うなとユウヤはエボルトにそうツッコミいれたそうだ。

 イブラヒムはその間も内容を説明した。

 「想定される戦域はー光線級(レーザー)が存在するBETA支配地域より170㎞

離れた市街地で飛行高度は制限し装備は前衛がAH3、後衛がAH6であり両軍ともコマンドポストは壊滅しておりオープン回線はジャミングされているため使用できず戦域データリンクは僚機とのアクセスのみとする。勝利条件はリーダー機の撃墜だが異論のある者はいるか?」

 AHとは対人戦用の装備であり妨害電波発生装置や光学機器欺瞞システムもこれに

該当される。

 イブラヒムの問いに全員が無言を貫いているためイブラヒムはこう言った。

 「それではーーチーム分けと行きますか。」




 エボルト「(どう考えても虐めじゃねえ?)」
 ユウヤ「三対一なんてよくあったろ。」
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