Muv-Luv Altanaitibe トータル( ´艸`)クリップス   作:caose

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 このユウヤはちゃんと長刀も使えるよ。


演習。

今回ユウヤ達が使用する演習訓練場は巨大な岩があり、剥き出しの岩石層が散在し、

主にBETA支配権付近にある前線基地防衛で使用されているのである。

 更に言えば現在ユウヤ達アルゴス試験小隊は包囲陣形を執っている。

 恐らくこれは拠点内部から外部へ向かうBETAを封じ込めるための陣形である。

 ユウヤはBETA戦を体験したことがない為少し後ろ側にいた。

 するとCPから指示が出た。

 『こちらCPより各機へ、JIVES(統合仮想情報演習システムを起動します。

コンディション・レッド(全機即応体制)』

 『アルゴス1了解。』

 『アルゴス2了解ッ!』

 『アルゴス3了~解。』

 『アルゴス4了解。』

 イブラヒムの声に全員が唱和した。

 JIVESとは実機の複合センサーから仮想情報を伝達させることで戦術機の挙動や

損害による制限等を衛士にフィードバックさせ補正させる仮想訓練プログラムでありシュミレーターよりも精度が高い反面BETA戦で退役兵器となったドローンを使って

訓練するため余り頻繁に使えず、贅沢な訓練と位置付けられている。

 

 

 

 戦域図を見たユウヤが第一に思った事は敵性の光源がとんでもない規模で

あったのだ。

 然もまだ後ろには未だ大量に来ているという事を想定すると最早笑うしかない

レベルであろう。

 ・・・そう普通なら。

 「何だ、エボルトの訓練に比べればまだ余裕があるんだな。」

 レーザー級がいりゃもう少し歯ごたえあったなと言うがこいつ何言ってんだと

思いたくなるのだがこれがこいつである。

 『アルゴス1より各機、フォーメーション≪アローヘッド1≫で定速前進!」

 『『『『了解!』』』』

 そして全員がユウヤを起点に前進した。

 

 

 

 「おらどけやダンゴムシ擬きが!!」

 先ずユウヤが最初にやったのは・・・突撃級の足元に少し深いくらいの穴を

銃弾で開けた瞬間それに引っ掛かって転ばすことだった。

 『『『え~~~~!!!』』』

 タリサ達はそれになんじゃそりゃと思った。

 普通突撃級に対しては先ず回避飛行してから後ろを狙うのが常道なのに

それすらもせず生かしたまま転ばしたのだ。

 比較的BETAは生体活動している個体は一度避けるという習性があるのでそれを

利用したのだろうと思うがまさかそれを初っ端からやる人間がいるとは考えも

しないだろう。

 然もユウヤは殺さない程度にナイフで動きを止めてから射撃をしていた。

 だが突撃級はそれでも小さな足をひたすらと動かすところを見る限り健気だなあと思った。

 ・・・まあ同情はしないが。

 タリサ達も倒れた突撃級の後ろで射撃をしていると回り込んでいた要撃級の

前腕がユウヤに襲い掛かってきた。

 『ユウヤ!』

 VGがヤバいぞと言おうとした瞬間・・・ユウヤは担架ユニットに搭載されていた

日本刀を持ってスラスターで再接近して膝蹴りした。

 『・・・は?』

 VGがあっけからん声を出すとそのまま日本刀を要撃級の顔らしきところに刺した。

 「気色わりぃいんだよこのサソリ擬き!!」

 そのまま倒れていく要撃級を余所に刺した日本刀を回収しながら周りにいた戦車級を撃ち落とした。

 「数が多いんだよ蟻んこ共が!!」

 その後もユウヤは広いところでは射撃、狭いところでは日本刀と言った使い方を

しているが何故ユウヤがここまで慣れているのかというと・・・。

 「こんなもんエボルトがやる『ガーディアンやスマッシュ無双』に比べりゃ

まだ易しいぞ!!」

 ・・・これである。

 エボルトは夢の中でユウヤを鍛えていることを知っていると思うがその中で

ガーディアンやスマッシュと戦うケースが幾つかありその中でも現在やっているこの『ガーディアン、スマッシュ無双』は数千体もいる大小問わずのガーディアンや

スマッシュをたった一人で然も階層ごとに強くなるというおまけつきがあり未だ扉前で大苦戦するユウヤにとって言えば・・・。

 「ミサイルとかマシンガンとか特殊能力もねぇBETAとやるなんてこれほど楽なことはねえぞ。」

 数意外わなと付け加えているがまあそれでもなあと思いたくなる。

 因みにユウヤはそれから暫くして撃墜判定を受けた。

 理由は・・・武器を消耗しすぎて使える物がなくなったからだ。




 エボルト「(どうだった?この無双ゲーム?)」
 ユウヤ「・・・・・(屍のように倒れていた。)」ちーーーん。
 エボルト「(まだまだハザードレベル5,9には程遠いな。)」
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