Muv-Luv Altanaitibe トータル( ´艸`)クリップス 作:caose
「ふざけんじゃねえぞ!あのアマ!!」
タリサはナタリーのバーでユウヤから語られたタカムラ中尉の会話を聞いて怒り心頭だった。
「『演習ごっこ』だと!!自分達じゃ何も出来なくてアメリカに力借りなきゃ国土もまともに取り戻せなかった癖に『ごっこ』だと!!あたしらみたいに亡国に
墜ちちまった連中の気持ちを考えたことぐらいあるのかっつうの!!」
タリサは鼻息荒しながら酒を飲んでいるが余計にヒートアップしていた。
アルゴス試験小隊は国は違えども全員国をBETAに蹂躙されてしまった言わば
難民であるのだ。
それでもここにいるのは自分達が作った戦術機が味方を守ってくれていると
信じているからだ。
そしてそれはVGやステラも同じであった。
「いやー見たかったぜユウヤがキレた瞬間、タカムラ中尉の度肝
抜いたんだろうな。」
「それにしても彼女だって私達と同じかそれ以上の最悪な状況を見てきたはずなのによく言えるわね。」
そこにいたら引っ叩いてたわ。と言いながらグラスの酒を飲み干すステラだった。
そしてユウヤも頭を冷やそうと酒を飲んでいるとまた誰かが入ってくるのが見えた。
「いらっしゃ~い・・・あらあら久しぶりねぇ。」
「な!!」
タリサがその客を見て驚いた。
そこにいたのはタリサの最も会いたくない天敵ともいえる存在。
「お邪魔する。」
「ユウヤ~~。」
スカーレット・ツインである。
「よー。クリスカ、イーニァ。お前らも来てたのか?」
「まあな。」
その光景にタリサ達は驚いていた。
ソ連軍はリルフォートに来ること自体が無いのでここに来る所をみたのは
初めてなのだ。
するとナタリーが二人にこう聞いた。
「イーニァちゃん。ジュース何がいい?クリスカちゃんも何か飲む?」
するとイーニァはこう言った。
「じゃあ・・・あかいの。」
「はい、イチゴジュースね。クリスカちゃんは?」
「それじゃあ私は・・・ユウヤが飲んでいるもので?」
「いや貴方まだ未成年じゃん。ソーダ出しておくねぇ。」
最早本当にあのスカーレット・ツインなのか怪しくなるところであった。
タリサはナタリーに、ステラとVGはユウヤに詰め寄った。
「おいナタリー。あいつら知ってんのかよ?」
タリサはナタリーにそう聞くとナタリーはこう返した。
「ええ、知ってるわよ。昨日ユウヤ君達と一緒に来たからね~。」
「はあ!!ユウヤが!?」
タリサはユウヤの方を見るとステラとVGがこう聞いた。
「あの二人とどういう関係よユウヤ?」
「いつのまにスカーレット・ツインとそんな関係なんだよ?」
それを聞いてユウヤは少し濁してこう返した。
「ああ色々と会ってな。イーニァが迷っている所を俺が見つけてな、丁度クリスカもイーニァを探してリルフォートを歩いていたのを見かけたから挨拶がてらにこの店で奢ったんだよ。」
「「・・・へえーー。」」
少し疑っているようであった。
流石にこの店で起きた騒動や仮面ライダーになった事は内密にしなければ
ならなかったのだ。
「ああそうだ。クリスカちゃんとイーニァちゃんのメイド服姿写真に収めたんだけど見る?ユウヤ君とのタッグ付きよ~~。」
「おいちょっとそれはやm・・・。」
「「「ぜひ見させてください。」」」
「おいーー!!」
ユウヤの言葉をタリサ達が打ち消してそれを見た後タリサは何故か角っこで体育座りしていじけていたりステラは微笑ましい表情で見ていたがVGはと言うと・・・。
「何で俺も誘ってくれなかったんだよユウヤーーー!!!」
血の涙流しながらそう詰め寄ったらしい。
悪戯心ここにあり。