Muv-Luv Altanaitibe トータル( ´艸`)クリップス   作:caose

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 少し内容が変わっています。


試すか試されるか?

 次の日。

 タカムラ中尉はある懐中時計を手にしていた。

 その場所は自室ではなく衛士用の詰め所であった。

 そして本人の格好もいつもの国連軍の制服ではなく黄色の衛士用の強化服であった。

 彼女は何やら決意したような面持ちで詰め所を出た。

 するとそこにはイブラヒム中尉が壁に背を預けるような感じで立っていた。

 「その様子だと本気でやるようだな?」

 「はい。私は私のやり方で彼を見定めようと思っていますので。」

 ではと敬礼してそのばを立ち去った後それを見ていたイブラヒム中尉は天井を

見るように上を向いた後こうつぶやいた。

 「これを見越したうえでユウヤ・ブリッジス少尉があれを上申したのなら

タカムラ中尉が思っているよりも奴は策士なのかもしれないな。」 

 そう言った後イブラヒム中尉はこう言った。

 「前に進むだけじゃあ解決できないことがあるという事をあの子娘に教えて

やって来いユウヤ・ブリッジス少尉。」

 その独り言を聞いた人間は誰もいなかった。

 

 

 

 

 「さてと、俺も出ますか。」

 アルゴス試験小隊の戦術機三種類四機が発進したのを見送ったヴィンセントは

演習試験を見るためにハンガーに止めている高機動車に乗ってコマンドポストに

向かうこととした。

 だが彼が車両に乗ろうとすると隣のハンガーが慌ただしくなっているのを見て

眉を顰めてこう言った。

 「あそこは確か日本軍のハンガーだったよな。」

 ヴィンセントはある事を思い出した。

 整備兵は仕事柄か気さくで家庭的又は、粗野で博打好きと言った面子が多くいるが

その中にある一団はそれとは違い、服装を整え、雑談に応じず優等生みたいな

印象が強かったのだ。

 これまでこっちには一切関わらなかった彼らが何やら慌ただしくやっているのを見てヴィンセントは近づいて見に行った。

 正面のシャッターから見えたのは今朝方迄保護シートに被されていた機体が

見えたのだ。

 そこにあったのは・・・。

 「おいおい嘘だろこれ・・・。」

 ヴィンセントはその機体を見て驚いていると後ろから気配がするのでそろーと

見ると・・・。

 「何をしている。」

 完全武装の帝国陸軍の警備兵が銃を持って構えていた。

 

 

 

 

 そんなこととは露知らずユウヤ達は演習場に来ていた。

 ユウヤはタリサの「アクティブ・イーグル」とステラの「ストライク・イーグル」を見た後VGの方を向いてこう聞いた。

 「どうだVG、そいつの調子はよ?」

 するとVGはうきうきとしながらこう返した。

 「最高だぜユウヤ。この『吹雪』前に乗った『ストライク・イーグル』よりも

ちゃんとしてるしヴィンセントの整備のおかげで反応が俺好みときたもんだぜ!」

 そうかとユウヤが答えた後もう一度ユウヤはその機体を見た。

 それは嘗て日本の機体をよく知ろうとユウヤが乗っていた「吹雪」であった。

 ユウヤが「不知火・弐型」に乗り換える前にイブラヒム中尉にVGに乗らせてほしいと頼んだのだ。

 無論イブラヒム中尉は最初は乗り気ではなかったが他国の腕のいい衛士が搭乗すればよりその機体のデータが取れるのではないかと上申した後丁度そこにいたハイネマンも賛同しVGに預けることとなった。

 ユウヤ達は自然の地形を活かした場所で大抵は対人戦用の場所であるのだがステラがレーダーであるものを見た。

 「皆気を付けて、無断侵入者よ。」

 「「「!!!」」」

 全員がそれを聞いた後武器を構えた。

 万が一、戦闘になった時を想定しての動きであろう。

 「こちらアルゴス1、正体不明機がって!!!」

 通信をしようとするとノイズが出ており随伴機以外には繋がらなくなった。

 「おいおいこんな時にって冗談だろ。」

 VGは浮ついた顔を引き締めた後全員にこう言った。

 「全機聞いてくれ。俺達はこれより正体不明機と戦闘になるがデータから機体を引き出してくれ。相手がどんな奴か知りたい。」

 そう言った後ユウヤ達はデータを見ているとユウヤのデータに該当する機体が

あった。

 「おいみんn・・・。」

 ユウヤが全員に報告しようとするとそれは湖に降り立った。

 戦術機にしては鮮やかな山吹色の塗装。

 機体は鋭利な刃物みたいに鋭角なパーツが幾つかあり。

 人食い鮫か鎧武者のような顔立ちをしていた。

 そしてユウヤはその機体情報を見た。

 「フガク・ヘビーインダストリアルタイプ00F『タケミカヅチ』」

 「配備開始は2000年の2月・・・ちょっと待てよ?」

 ユウヤのその声に全員が何事かと聞いた。

 「2000年ってこいつって・・・第三世代機か?」

 「まあそうなるな。」

 ユウヤの言葉にVGはそれとなく返すとユウヤは大声でこう言った。

 「何で・・・何で・・・何で・・・何で第三世代機が三種類もあるんだよ

コンチクショーがーーー!!!」

 バカかあいつらはと言うが画面にかかれている近衛軍専用機って書かれている

言葉よりもそっちにつっこみを入れたユウヤであった。




 そりゃあそう言うわな。
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