Muv-Luv Altanaitibe トータル( ´艸`)クリップス   作:caose

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 そして約束は守らせる。


決闘の結果

 「タケミカヅチ」の性能は「不知火・弐型」と比べると圧倒的に「タケミカヅチ」に軍配が上がる。

 機体性能、能力、どれを執っても「タケミカヅチ」が強いのだ。

 それに対してユウヤが取った戦闘は此れ迄培った対人戦の経験と自身がこれ迄

エボルト相手に戦った経験値である。

 「そらそら如何したよ?タカムラ中尉!」

 「ええい!ちょこまかと!!」

 ユウヤはタカムラ中尉の剣筋を見極めるため攻勢に出ず守勢に回って見極めていた。

 タカムラ中尉の剣閃を時には長刀で受け、躱し、煽りながら見極めていた。

 「ちぃ!!」

 タカムラ中尉がもう何度か分からないくらいの構えをし直す所を見てユウヤはそれを見切った。

 「≪見えたぜ8回!!≫」

 「(良いか覚えとけユウヤ。人間に限らずだがどんな奴にだって最大回数って

言うのがあるんだ。)」

 「最大回数?」

 ユウヤは嘗てエボルトが教えてくれたことを思い出した。

 「(そうだ。例えるなら拳銃は装填する数によるが最大で9発、ミサイルは一発ずつとまあ一度で何回するかによるがそいつが最も得意とする物における最大回数を只数えるだけでそいつの隙が生まれる。そこを突くことが出来ればまあ落第点ぐらいは

取れるだろ。)」

 「≪剣を上から振りかぶるのに一回、後は左右に二、三回、下から一回と合計8回。

 そこを突く!!≫」

 ユウヤはそこが唯一自分が勝てる場所と自覚していた。

 相手は自分よりも長刀の使い方を熟知した人間。

 ならば小手技を使って戦わなければ互角にやり合えないと思っているユウヤは長刀を構えた。

 それを察知したタカムラ中尉も長刀を構えなおした。

 そしてお互い呼吸を整えた瞬間タカムラ中尉がユウヤに向けてこう言った。

 『--参る!!』

 そして上段からの一撃を与えようとした。

 ユウヤはそれを長刀の橇の部分を活かして往なすが間髪入れずに下から攻撃を

加えた。

 「≪これで2撃目≫」

 ユウヤは太刀筋を見極めるために数を数えていた。

 左右からの攻撃にも対応するもその際にカーポン製の長刀から火花が幾つも飛んだ。

 そして最後の一撃に入った瞬間ユウヤは構えなおした。

 「≪ここだ!!≫」

 ユウヤは8度目の攻撃を躱すとそのまま「タケミカヅチ」の懐に飛び込んだ。

 「そこだあ!!」

 ユウヤは下から袈裟切りを仕掛けて一閃を与えようとするも・・・

それを察知していたのか「タケミカヅチ」は少し遠くに離れようとした。

 『貴様が私の剣筋を見極めようとしたくらいお見通しだ!!』

 タカムラ中尉はそのまま離れようとするとユウヤは大声でこう言った。

 「そんな訳あるかあ!!」

 ユウヤは機体のスラスターを最大噴射すると高速で「タケミカヅチ」に

突っ込んできた。

 「何い!!」

 タカムラ中尉はあまりの事に驚き、構える間もなかった。

 そしてユウヤは長刀の柄の部分を使って「タケミカヅチ」の頭部に一撃を当てた。

 「ぐう!!」

 「タケミカヅチ」の視覚センサーからノイズが走り一瞬何も見えなくなった。

 そして再び映るとそこには・・・。

 『チェックメイト』

 模擬短刀を首筋に、長刀をコックピットに当てていた「不知火・弐型」が

そこにいた。

 「約束守ってもらうぜ。タカムラ中尉。」

 『くう・・・。』

 最早そこにいたのは勝者と敗者であった。

 するとユウヤは機体を起こしてこう言った。

 「ああさっきの約束だけど明日でいいか?」

 『・・・何故だ。』

 タカムラ中尉はユウヤの言動に気になった。

 「いやさ。『不知火・弐型』やあんたの機体の整備とタリサの機体の修理で

今日は多分整備士は地獄を見るからあんたのメイド服見れないからよ。」

 そしてユウヤは小指をぐっと指してこう言った。

 「明日全員の前でやれよ( *´艸`)。」

 『・・・ウソだーーー!!!(;O;)。』

 ユウヤはタカムラ中尉に対して地獄の時間を与えたようであった。




 次回でやっと終わりが見えた。
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