Muv-Luv Altanaitibe トータル( ´艸`)クリップス 作:caose
「それにしても暑いな、おい。」
VGはそう言って野外格納庫の日陰にへたり込むと鞄を持っている
ユウヤも同じように座ってこう言った。
「暑いって・・・コンナ暑さ真夏のグルームレイクやネバダ何かもっと酷いぜ?
グルームレイクはじめじめしているし砂嵐なんかしょっちゅう、ネバダ何て
太陽の光が問答無用に照り付けるもんだからこんな程度でばててたら後が
大変って言うか前線じゃあこんな感じじゃねえのか?」
ユウヤは前線についての事をVGに向けて聞いた。
ユウヤは前線の事をよく知らないため気候や状況によって
どのように対応すべきなのかをヴィンセントと共に話し合っている。
「当たり前だろ?前線じゃああのタコ助共のせいで周辺の気候が変動して
気温が滅茶苦茶下がってたりして冬なんか地獄だぜ!」
「こんなに暑い所となるとインドかイスラエルとかそんなとこじゃねえの?」
VGは・・・苦々しくユウヤに向けてそう言って説明した。
BETAの支配圏は草木が1本も残っていない所が多くあり正に荒野と言っても
しょうがないらしいがそれを聞いたエボルトはこう言っていたようだ。
「可笑しいな?星のエネルギーはあんな連中が来たぐらいで
低くなる訳ねえぜ?」
「そいつはどういう意味だよエボルト?」
「良いかユウヤ。俺達『ブラッド』族が星のエネルギーを栄養源にしているのは知っているよな?」
「まあな。」
「星のエネルギーは膨大でな。一つの星を喰えば力が得るだけじゃなくて
莫大な生命エネルギーを持てる。」
「そのエネルギーは数個で銀河を破壊できるほどだからな。」
「凄えな。」
「だろ!だからこそ前線の気候が変動するとなると・・・その土地の
生命エネルギーを連中が何かに使っているって感じがするんだよなあ」
「何かって・・・何だよ?」
ユウヤがそう聞いてエボルトが発した答えは?・・・
「分からね。」
「・・・そうかよ。」
「だがこれだけは言える。奴らの目的が星のエネルギーだったとするなら・・・俺と戦おうなんて良い度胸じゃねえかよ。
ウハハ( ̄∇ ̄;)ハッハッハハッハハッハ!!」
「・・・戦うって戦うの俺じゃね?」
ユウヤの呟きにエボルトは・・・聞いてもいなかった。
そんな事を思い出していたユウヤであったがVGは今度はヴィンセントを見て
こう言った。
「あいつよく働いているよなあ。この暑い陽の光の中で熱心にさ。
アイツって確かプエルトリカン出身だからか?この暑さには慣れっこってか?」
そう言うとユウヤがこう返した。
「いや、アイツって確か本土生まれだからそれはねえぜ。」
「え?っていう事は・・・?」
「俺と同じで慣らされたんだよ。」
「成程な。」
ユウヤの言葉を聞いてVGが頷くとこう続けた。
「そういやあ今回『武御雷』は持ってきてねえみてえだな?」
そう言うとユウヤはこう返した。
「( ̄∇ ̄;)ハッハッハ、既に正式量産されている高価で詰め込みすぎた
戦術機を耐環境試験に持ち込むってどんだけ信頼ねえんだよ♪って言うか
試験すらしてねえってどんだけ末期って話だぜ?」
ユウヤはそう言ってVGに向けて・・・ニコリと嫌な笑みを浮かばせてそう言うとVGはこう答えた。
「まあ確かにな。お前との戦闘の後唯依姫滅茶苦茶整備班に謝ってたって言うかその後の酒飲みでやった着せ替え写真撮影で結構キタようだしな。」
そう言ってVGは唯依が寝ている部屋の方を見ていた。
「然しまあ熱中症ってどんだけ脱ぎたくなかったんだか?」
「着せ替え人形宜しくされてたから断固として拒否ってたらしいぜ?
ヴィンセントが教えてくれたぞ?」
そう言うとユウヤは・・・鞄からジュースを出した。
「何だそれ?」
VGがそう聞くとユウヤはこう答えた。
「ああ、今日ここで作ったフルーツジュース。イーニァとクリスカとステラと
一緒に作った奴で後で整備員に渡そうと思ってたんだ。」
一つどうだと聞くとVGはありがとうよと言ってもらってそれを飲んだ。
「く~~!天然物の果物をこんな所でジュースとして飲めるなって
幸せだぜ~~!!」
そう言ってユウヤに飲み終えたコップを渡すとこう言った。
「それじゃあおれは・・・偵察に行ってくるぜ~~!!」
VGはそう言って立ち去って行った。
そして入れ替わりでヴィンセントが何やら痛がりながら日陰に入った。
「うへえ・・・日焼け止め塗っててもこれかよ。」
「お疲れ、ジュースでも飲むか?」
「おお、サンキュー。」
ユウヤから貰ったジュースを手に取って飲んでいるとユウヤがこう言った。
「それにしても大変だな。今回の主役はよ?」
そう聞くとヴィンセントはこう答えた。
「まあな、戦術機が天候で使えませんって笑えねえからな。ちゃんと丁寧に
仕上げねえとな。」
「確かにな、生身でBETA共とやりあえなんて無理だしな。」
「そうだぜ、だから重要なのにあの広報官ときたらよ~~」
「『見栄えが良くなるよに作業中でも機体の汚れと着ている作業服の汚れを
落としておけ!!』なんて無理だろうがよ!!此畜生がーーーーー!!」
ヴィンセントはいらいらしながらそう言うとユウヤがこう言った。
「ま、今回はリベンジみたいなもんで燃えてるんだろうがな・・・
そいつはねえな。」
「だろう!機体扱ってるんだから汚れて当然だろうがって
全くヨーーーーー!!」
そう言うとヴィンセントは立ち上がってこう言った。
「それじゃあ、俺はあっちに戻っておくよ。仕事は丁寧にそして
パーフェクトにってな。」
そう言うとヴィンセントは向こうに戻って行った。
そしてユウヤもジュースを持って整備室に向かった。
尚このジュースは好評であった。
次回は・・・覗き?