Muv-Luv Altanaitibe トータル( ´艸`)クリップス   作:caose

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 自分がしでかした責任はちゃんと取れ。


責任

「成程な、それで今の現状と言う訳か。」

 騒ぎを聞きつけたイブラヒムが何故こんなにもしんみりしているのかを

ヴィンセントに対して聞くとそうかとそう言った。

 正直な所イブラヒムから見てもこれは重症だなとそう思った。

 元々の原因だが煽ったイーニァもだが年下に対して喧嘩腰になったタリサにも

非があるなとそう見ていた。

 まあ、ぶっちゃけて言えば両者両成敗と言いたいところであるが

ユウヤの言葉を聞いてしまったためかどうか分からないがどちらも何だか・・・

二の足踏んでいるような感じであったのだ。

 するとイブラヒムが全員に向けてこう言った。

 「今回の食事会は互いに前回の遺恨を水に流すだけではなく互いの国家や

主義主張を無視してBETAに対して一丸になって立ち向かうために

協力しようとするのが目的がある。」

 「国の思想は全員違うだろ?軍における隊律にドクトリン、主義主張、全員違うがただ一つあるのと言えば・・・我々はここにいる殆ど全員がBETAによって

国を追われたり仲間や愛する者達を喪ったと言う共通点だ。」

 「諸君らの中にはソ連に恨みを持つ国家もあるだろう、アメリカに恨みを持つ者もいるであろうが今は!!」

 「互いに手を取りあって協力して欲しいと切に願う。」

 「それとタリサ・マナンダル!!」

 「!!」

 タリサはイブラヒムの声を聴いて姿勢を正すとイブラヒムはこう言った。

 「貴官に足りないのは前回もそうであるが我慢強さと忍耐力、

それと相手の言葉に対して折り合いをつける協調性を持つべきであると

思うのだが意味は分かるか?」

 そう言ってイブラヒムはタリサを睨むとタリサは更に小さくなったかのように

縮み上がった。

 「確かに私は厳命したが嫌がる相手に対してそこまでやれと言うのか?」

 「ですが・・・こいつが先に」

 「それが手を出す理由となると言うのか!!」

 「ひ!!」

 タリサはイブラヒムの大声を聞いて震えあがるとこう続けた。

 「相手に対しては分かったと言って折り合いつけてその場を収めると言う事を

何故しなかった!!」

 「・・・・・」

 「それが貴様の悪い所だ、パーティーをちゃんとしたいと思うならば

これ以上禍根を残すような真似はするな!」

 良いなと言って下がるとオルソン大尉は全員に向けてこう言った。

 「取敢えずであるが貴様らも今回の食事会の真意を学んだと思うので本来ならば再開させたいところであるがこの空気では仕方があるまい。」

 「今回焼いた食べ物を食べた後は最終日にもう一度行うものとする。

その時までには何をどうしたらよいのかを学んでいることであると

切に願っている。」

 そう言うと次の予定を伝えた。

 「明日は整備士以外は全員ビーチで催しを行うが今度こそは・・・何もない事を切に願う。」

 そう言ってオルソン大尉は食事を再開した。

 そして残った全員は取敢えず焼いた分は食べた後、冷蔵庫で冷やして

(魚の刺身はその日のうちに全員食べた。)次に備えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その夜、ユウヤはエボルトと会話していた。

 「イーニァがあのガスを使ったって事は・・・もしかしてクリスカもか!」

 「(ああ、そうだな。その可能性は十分い高いと思うぜ~~。)」

 「一体どうしてあんなもんをテストパイロットとは言えあいつらに投与するのか全く意味わかんねえよ。」

 何かあったらどうするんだとそう思っているがエボルトはこう思っていた。

 「(多分だがあいつらがいなくなっても大丈夫、詰る所予備が

それなりにいるって事だろうと思うがそんな事・・・いや、待てよ。)」

 まさかなとそう思っているとエボルトはこう言った。

 「(取敢えずは明日に備えて寝とけよ。明日も早いんだからよ。)」

 「おお、分かった。」

 ユウヤはエボルトの言葉を聞いて大人しく寝る事とした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「それで首尾よく出来ているか?」

 「はい、滞りなく。」

 「よし、これで我々も・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 次の日の朝。

 「それでは今日の内容を説明する!」

 オルソン大尉は全員に向けてそう言っているとユウヤがこう聞いた。

 「オルソン大尉、質問があります。」

 「何だね?」

 オルソン大尉はユウヤに向けて何だと聞くとユウヤはこう言った。

 「タリサがいないのですがどうしたのでしょうか?」

 そう聞くとオルソン大尉はこう答えた。

 「マナンダル少尉は昨日の騒動の責任を取ると言う事で自室謹慎としている。」

 「まあ、写真撮影の時には解放されているであろうから心配するな。」

 そう言うとユウヤも了承した。

 そしてオルソン大尉は説明を続けた。

 「今回は前回の時のようなことをなくすためにビーチバレーと

ボートレースをして貰う事となった。」

 「ボートレースではブリッジス少尉と篁中尉が。」

 「げ。」

 唯依はユウヤとコンビを組むことに少し嫌な顔をしているがオルソン大尉はこう続けた。

 「それとスカーレットツインがそうだ。」

 それを聞いてイーニァがクリスカの足にしがみ付いていた。

 「ビーチバレーは残ったメンバーで行う。」

 「ボートレースにおいては向こうの島にフラッグがある為に各々は

それぞれ別々の場所からスタートするように。」

 以上と言うとオルソン大尉は全員を見て・・・大声でこう言った。

 「さあ早く準備しろ!時間は待ってくれないぞ!!」

 そう言うと全員は慌てて準備をした。




 次回は・・・イーニァが嫌がるところから。
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