Muv-Luv Altanaitibe トータル( ´艸`)クリップス   作:caose

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 男は時には・・・無理を通さないといけねえ意地ってもんがあるんよ!


洞窟迄の道のり

 ユウヤ達は森よりであるが砂浜から近い洞窟に向かっているがこれが一向に

進まないのだ。

 理由は幾つかあるが先ず一つ目は足場である。

 森に入れば確かに雨風は多少なれど防げれるが、足場が非常に悪い為移動に時間が掛るのだがそれだけではない。

 ユウヤ達はサンダルを履いているので普通に見れば大丈夫かの様に見えるが

そうではない。

 サンダルを履いて枯れ枝等を踏んで怪我しかねないし毒虫や毒蛇などに

噛まれるリスクが高いのだ。

 その為草によって適度に砂が固くて安全で歩きやすい場所を選んだのだ。

 然もこれが砂浜を縁取るかのようにある為に何とか助かるのであるが

もう一つ問題があるのだ。

 それは・・・クリスカであった。

 現在2人はクリスカを支えながらの移動であるため僅か数百メートル位の距離が

遥か彼方に思えるほどである。

 ならばネビュラスチームガンを使えば良いんじゃねえかと思うかもしれないが

生憎そんなもんはない。

 今回は只の交流戦でもあったため何も持ってていないのだ。

 そう・・・何も!!

 そんな中で重労働をしていると唯依が・・・小さく声を漏らしてよろけた。

 「・・・どうした、大丈夫か!」

 ユウヤはそう聞くが当の本人はすまし顔でこう言った。

 「・・・何でもない。気にするな。」

 「阿保言うな、アンタ・・・右足庇ってるだろう?」

 「!」

 何故分かるんだと唯依がそう思っているとユウヤはこう答えた。

 「いやさ、アンタここに来てから何だか片足庇っているような歩きだったから

もしかしてと思ったんだ。」

 ユウヤはそういってマジかよとそう聞くと唯依はこう返した。

 「ああ・・・波打ち際で砂に足を取られて転んだ時だ。」

 「やっぱあん時か。」

 「(強情だなおい。)」

 エボルトは唯依の行動を見てそう思っているとユウヤがこう聞いた。

 「それで、歩けれるか?」

 そう聞いて唯依はこう返した。

 「最初はそれほどでもなかったんだがな。だが歩いているうちに。」

 そう言うと唯依は申し訳なさそうな顔でユウヤに向けてこう聞いた。

 「・・・一人でも行けるか?」

 「?」

 ユウヤはそれを聞いて国を傾げると唯依はこう続けた。

 「貴様の疲労は相当になっているのは見て分かる。」

 「勝手を言って済まないがここから先は」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「俺がおぶるぞ?」

 「はあ!?」

 唯依はユウヤの言葉を聞いて目を見開いて驚くがユウヤはこう続けた。

 「ここまで来たんだ。こうなったら体力持つまでおぶってやるさ。」

 そう言うと唯依はこう反論した。

 「貴様は阿保か!今の体力じゃどう考えても無理だ!諦めて私を」

 「生憎だがアメリカじゃこう教わってんだ。」

 「?」

 「『仲間を決して見放さねえ』ってな。」

 「元々は海兵隊の教えだが衛士でも浸透していてな。何があっても仲間と一緒に戻るって言う願掛けだ。」

 「俺はあんたを絶対に見放さねえよ。」

 「ブリッジス少尉。」

 唯依はユウヤの言葉を聞いて唖然としていた。

 あそこ迄自分はユウヤを追いつめていた(倍返しされたが)のに何故と

そう思っているとユウヤはクリスカを降ろして・・・お姫様抱っこした。

 「!!//////」

 唯依はそれを見て自分ではないのに顔を真っ赤にするとユウヤは背中を

唯依の目の前に向けるとこう言った。

 「ほら、おぶってやるから来いよ。」

 「・・・・」

 「・・・ナニ敬遠しているのか分からねえけど何もしねえよ。」

 本当にとそう言うと唯依は仕方なくであるが・・・ユウヤの背中に摑まった。

 そしてユウヤが立ち上がって歩いて行くとユウヤの後姿を見てこう思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 「(ブリッジス少尉の背中・・・父様みたいで・・・暖かい。)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてユウヤはクリスカを寝かした後に唯依を洞窟の中で座れる場所に

座らせると・・・ぐてーと倒れてしまった。

 「やっぱ・・・キツイ。」

 「大丈夫か貴様は!!」

 唯依はユウヤに向けてそう聞くがユウヤはぐてーとしながらこう答えた。

 「ああ・・・ちょっと休憩すれば良くなります。」

 「(男の意地って奴だな。全くお前はどうしようもねえな。)」

 ネビュラスチームガンがないのによくもまあとエボルトからの呆れ言葉に対してユウヤは内心でこう返した。

 「【喧しいわ!男にはなさなけりゃあいけねえことぐらいあるんだよ!!】」

 「(それで限界超えちまえば話にならねえな。)」

 あーあー、恥ずかしいねとエボルトは挑発していた。

 するとユウヤは鞄の中から出している唯依に向けてこう聞いた。

 「GPS使えそうですか?」

 「駄目だ、完全に壊れているしキットは役立たずも良い所だな。」

 「・・・後はボートについているビーコンだよりですか。」

 あれも大丈夫なのかよとそう思っているとユウヤはこう言った。

 「取敢えず嵐が収まったら確認して燃やせるもん探して燃やして

キャンプファイヤー宜しくデしましょう。」

 「狼煙か・・・確かに古典的であるが煙の大きさ次第では気づくかも

しれんな。」

 唯依はユウヤの言葉を聞いて成程とそう言っているとユウヤはクリスカについて聞いた。

 「それでそいつは?」

 そう聞くと唯依はこう答えた。

 「取敢えずは呼吸は安定しているが素人判断だからどうなるか予測できん。」

 そう答えるとユウヤはこう言った。

 「取敢えず体力が戻ったらビーコン確認していきますんで交代で寝ましょう。」

 「確かにな、ならまずは貴様からブリッジス少尉。体力を回復しておけ。」

 「了解。」

 そう言うとユウヤは少しと言って寝た。

 それを見た唯依はユウヤに向けてこう言った。

 「取敢えずは・・・ありがとうな。ブリッジス少尉」




 次回はクリスカが目を覚ましてから。
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