Muv-Luv Altanaitibe トータル( ´艸`)クリップス   作:caose

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 あれから幾数日が経った。


演習にて

 あれから数日後のテストサイト18,第2演習区画、C-55演習場

 今日もユウヤ達は演習をしているがいつもとはメンバーが違っていた。

 「アルゴス1,間もなくチェックポイント3を通過する。

このままならば最短記録更新だな。」

 「了解ですアルゴス0.」

 ユウヤに向けて通信でそう言ったのは・・・イブラヒム中尉である。

 タリサが謹慎中とも相まって人数が不足しているためイブラヒム中尉が

タリサの代わりとなったのでありコールサインは『アルゴス0』となった。

 「【良かったなユウヤ。まあ、コンマ21程度で満足するような

タマじゃあねえだろうがな。】」

 エボルトはその結果に対して辛口評価していると吹雪に搭乗している

VGがユウヤに向けて通信してきた。

 『アルゴス1、悪いがこっちはイッパイイッパイダ。フォーメーションはそっちで維持してくれないか?』

 「了解、アルゴス3。」

 ユウヤはそう答えてスロットルを絞った。

 今回はタイムアタックではなく変則的(機体がてんでバラバラ)4機編成における連携の中において不知火・弐型の実践適性を測る事を目的としている。

 そんな中においてユウヤは機体の警告音と共にクランク状の・・・

ハイブ内部を想定されているであろうメインドリフトを抜けた先に

待ち構えていたのは壁一面に敷き詰められているタンク級であった。

 「うわ、気色悪い!」

 「【右に同じく】」

 エボルトも如何やら同じ気持であったそうだ。

 ユウヤはその光景を見るや否や120mm散弾を選択してこう言いながら

砲撃を行った。

 「汚物は消毒じゃーーーーー!!」

 怒鳴るかのようにユウヤは壁一面にいたタンク級を掃討しつつ飛行起動で移動し

じきに来るであろう仲間達を待っていると噂をすれば影の如く来たのだ。

 「こちらアルゴス1!援護を頼む!!」

 「了解した、アルゴス3は私と援護射撃、アルゴス4は支給された

長刀を使用して接近してくるタンク級を牽制せよ。」

 『『了解!』』

 2人はイブラヒム中尉の命令に答えるや否や即座に行動して対応していた。

 翌々考えたらユウヤがここに着任する前は彼らはイブラヒム中尉の下で

機体開発をしていたので息が合うのは不思議な事ではないなと

ユウヤはそう納得していた。

 するとエボルトが索敵レーダーを見るや否や無数にいるBETAを見て、

推進剤と砲弾の残量を確認してユウヤはこう進言した。

 「こちらアルゴス1,アルゴス0どうぞ!」

 『こちらアルゴス0、何か問題か?』

 「現在の推進剤の量と敵の総数を鑑みてスラスターを使った飛行ではなく

機体脚部を確実に使う走りを提案いたします!」

 『・・・分かった、各機聞いたな!ひとっ走りするぞ!‼』

 『『了解‼!』』

 イブラヒム中尉の言葉を聞いてVG達がそう答えると全機近くの隔壁に

向かってタンク級を掃討しつつアローヘッドワンの陣形で向かって行った。

 『畜生撃ち漏らしたか!‼』

 『フォローは任せて』

 『中尉!正面から敵‼!』

 『任せろ!‼』

 互いにエレメントを組んで対応しつつ前進していった。

 するとまた・・・警告音が鳴り響いた。

 するとエボルトが画面を見てこう呟いた。

 「【オイオイ、こいつはまた結構なお出迎えだな。】」

 そう言うには理由があった。

 何せ進路上にある中規模のホールと呼ばれる空間には軍団規模が

可愛く思える位に膨大な量のBETAがひしめき合っていたのだ。

 「くそ!スラスターは万が一を考えたら

このまま徒歩で向かうしかねえってかよ!!」

 ユウヤはそう毒づきながらBETAの壁を突き進んだ。

 そして出てきた先に待ち構えていたのは・・・地面が見えないほどのBETAが

そこにいた。

 するとイブラヒム中尉がこう進言した。

 『各機、周囲にいるBETAを薙ぎ払いしつつブーストジャンプ。

前面の壁を破壊して突破するぞ!』

 『『『了解‼!』』』

 それを聞いてユウヤ達は全機錐揉みしつつホライゾナルブーストして

前面の壁目掛けて集中砲撃して・・・BETAから出られる場所を作った。

 『このまま突貫!行くぞ!‼』

 『『『了解‼!!』』』

 そう言ってアルゴス試験小隊は更に向こうにへと向かって・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「それでは今回の試験は終了とする!ご苦労だったな。」

 「「「ありがとうございました!!!」」」

 全員がイブラヒム中尉に向けて敬礼した後に着替えるとユウヤがこう言った。

 「さてと、今日はどうする?」

 そう聞くとステラがこう答えた。

 「そうねえ、ナタリーの店に行かない?お金はVG持ちだし。」

 「いや、やめてくれよ!今月は特に色々とあったから迷惑料とか言って

結構搾り取られて金が無えんだぜ!!」

 VGは泣き顔寸前の表情でそう返した。

 前回の環境耐久試験の際にタリサと広報部のオルソン大尉・・・

いや、オルソン准尉が起こした問題に対する責任ということも相まって

酒を奢らされる羽目になったのだ。

 そのせいで減給で逼迫し始めたVGの財布が今や火の車状態である為正直な所

このままいけば自分は破産するとそう言うとユウヤがこう提案した。

 「それならこの街に確か金貸しがいただろ?そいつらに融通して貰えよ。」

 「そうか!金がないなら借りちまえばってお前ちょっと待て!!

それってマフィアとつながりがあるとかそう言うのじゃないよな!?

もしそうだったら俺内蔵売られるの!!?」

 「大丈夫だ、どちらかと言えば最もホットな最前線に歩兵装備で

送られるだけだ」

 「そうか~~、それなら安心・・・なわけねえだろうが!!

死ぬわそんなの!!」

 「そんじゃあナタリーの店でまたな。」

 「話聞けよ!今日はヤメテ」

 「あら、今月は誰が全額奢ってやるって言ってたかしら?」

 ステラはそう言ってVGの肩をギリギリと・・・締め付けるかのように

掴んでいた。

 それを見てVGは肩を落として・・・力なくこう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「・・・アイ。」(;´д`)トホホ

 泣くしかなかった。




 次回は唯依と巌谷との会話から。
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